UNDP駐日代表事務所のニュースレターです。本号では、UNDPと日本の様々なパートーナーシップ、ウクライナ関連支援、イベントの開催報告、採用情報などの情報をお届けします。
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日本とUNDPのパートナーシップ:
ウクライナ支援
UNDPは日本政府の協力を通じて、ウクライナにおけるエネルギーインフラと関連設備の復旧を支援するイニシアチブを立ち上げました。これにより熱電併給設備(CHP)への電力供給が復旧・強化され、キーウやオデーサ地域で少なくとも300万人に電気、熱、水の供給が可能になることが見込まれます。
岡井朝子 UNDP危機局長がウクライナを訪問
3月、岡井朝子UNDP危機局長がウクライナ・キーウを訪問し、エネルギー危機の回避、地雷除去やがれき撤去などが、戦争により荒廃したウクライナの復興に向けた重要な第一歩であると訴えました。
世界の現場から
カメルーン:
公共インフラの早期復旧へ
2016年から続いているカメルーン南西地域と北西地域での危機は多くの避難民を生み出し、また公共インフラが破壊されました。UNDPは日本と協働し、サヘル地域の復興を支援しています。
太平洋島嶼国:
立法機関の能力強化を支援
日本政府は、大洋州島嶼国6か国(フィジー、ミクロネシア連邦、キリバス、パラオ、ソロモン諸島、バヌアツ)における立法府の制度強化を支援しています。これらの国々の議会に対して技術支援、研修、能力開発支援を行うとともに、地域レベルでの議会間の協力と交流を推進する予定です。
気候の約束 (Climate Promise):
途上国の気候変動対策支援
UNDPが推進するパリ協定の目標達成に向けて各国が自国の目標や約束を実現するための世界最大のイニシアティブである「気候の約束(Climate Promise)」を通じて、様々な国でプロジェクトを行っています。昨年から日本政府からの資金提供を通して、エジプト、モルディブなどの地域で様々なセクターの新しいクリーン技術の導入を促進しています。
特集:
トルコ・シリア大地震
日本での取り組み
社会起業家・志望者向け日本語教材公開
社会起業家エコシステムづくりに取り組むプロジェクト、「Youth Co:Lab (ユースコーラボ)」では、起業家や起業志望者のために学習用プラットフォームを無料で提供しています。今回、社会事業の成長を支援する6つの無料オンライン教材の日本語版を公開しました。ぜひご利用下さい。
ビジネスと人権アカデミー
本年2月、3月に東京と大阪にてビジネスと人権アカデミーが開催されました。当イベントは、参加者がトレーニングを通して、企業が自社の事業による悪影響を評価、予防、軽減できるようにすることを目的としたものです。
採用情報
UNDP駐日代表事務所では、以下2つのUNボランティアのポジションを募集中です。
Procurement/ICT Office Support Assistant(バックオフィス業務)
応募締め切り:5月29日
Private Sector Partnership Associate(民間連携に係る業務)
応募締め切り:5月30日
ご応募お待ちしております。