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いつも当会をご支援いただき、ありがとうございます!

認定NPO法人地球市民の会のメールマガジンです。今月はタイ・奨学金担当の山路が担当します。今月は、本年度いっぱいで終了するタイ奨学金事業と、終了に伴い実施された「さとおやツアー」のご報告です!

◆「アジアを見ていない」批判を受け

地球市民の会は、2017年度の支給を持って、タイの奨学金事業を終了することになりました。タイ支援のきっかけは、タイのソーシャルワーカー・ジャナロン氏(故人)との出会いでした。

「日本人はバナナか!」

見かけは黄色人種だけど、中身は白人のように欧米ばかり見ている-。そんな批判をバナナになぞらえてされたものでした。その言葉を悔しく思った地球市民の会創設者の故・古賀武夫元会長らはタイ東北部を訪れ、貧しいながらも輝く笑顔に触れ、支援を決意。1990年から、経済的な理由で進学できない子どもたちを少しでも減らそうと、奨学金事業を始めたのでした。

初期のタイ支援でこんなエピソードを最近聞きました。中学校への進学率は当時8%。その進学率の低さの原因に「雨季には学校に通えないからだ」と思い、日本から大量の雨ガッパを届けました。子どもたちに渡してしばらくして再訪すると、子どもたちはカッパを使っていません。校長先生は「子どもたちは売ったに違いない」と思い、烈火のごとく怒ったと言います。しかし、実情は違いました。

「僕たちは学校に行けば濡れなくてすむ。でも、本当にカッパを必要とするのは、一日外で農作業をするお父さん。だからあげたんだ」

 「豊かさとは何だろうか?」―。私たちは支援を通じ、タイの子どもたちから逆に多くのことを学ばせてもらいました。

◆最後のさとおやツアーを実施

327、奨学金事業としては最後となる「さとおやツアー」を実施。現在支援しているタイ東北部ウドンタニ県・ノンハーン校と、2015年度まで支援してきたクーキャオ校を訪問しました。

ノンハーン校では、朝の全校集会に参加させていただき、2500人(!)の全校生徒の前で奨学金と、お土産を一人一人に手渡しました。担当の山路は、空手の型も披露させていただきました。

集会後は、奨学金事業を担当してくださったスラポン先生の授業を使い、日本文化を体験してもらいました。同行した当会副理事長の稲冨より、レクチャーゲームや書道体験のワークショップを実施しました。

クーキャオ校の訪問では、既に奨学生はいないので、学校の先生に感謝状を手渡してきました。残念ながら、1991年に寄贈したスクールバスは、2017年で使えなくなってしまったそうですが、1998年に寄贈した水道施設は、まだ現役で使われ、学校に上水道を届けているとのことでした。クーキャオ校の近くにはコンビニができるなど、タイ農村部の発展ぶりも目の当たりにすることができました。また、元奨学生が村に戻り、自らの私設の奨学金を送っている例なども耳にすることができました。

国際協力のゴールは、支援なしに現地の方々が持続可能な生活を送れるようになること。奨学金がなくなる寂しさはありますが、これもタイが支援なしに経済発展が遂げられるようになった証だと思います。

◆今後も続ける交流

タイ奨学金は終了しますが、現在、佐賀に住むタイ人ネットワーク「サワディー佐賀」を立ち上げるなど、タイとのつながりは保ち続けていきます。現地のスラポン先生からも「奨学金が終わったからと言って、関係が切れるわけではないから」との力強いお言葉もいただきました。

3月24日には、これまでの支援者さんにお集まりいただく「さとおやのつどい」も実施。ウドンタニで買い求めた緑茶やお菓子を食べながら、思い出話に花を咲かせました。

ぜひ今後も地球市民の会のタイ事業をぜひご注目ください!

※タイツアーの模様を写したムービーを作成しておりますので、ぜひともご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=ccuJ6CSbVPk

(youtube地球市民の会チャンネルの登録もよろしくお願いします)

◆タイ事業担当理事より、これまでの支援への感謝

長年のご支援を心よりお礼申し上げます。振り返ると延べ3000人の日本のさとおやさんとタイの子どもたちの出会いがあったことになります。タイの奨学金担当のスラポン先生にも大変な協力をいただきました。

一人ひとりの小さな善意を頂いて、タイ奨学金事業は息の長いプロジェクトとなりました。このことを忘れず、今後の糧として新たな事業に取り組んで参りたいと思います。本当に長年のタイ奨学金事業のご支援、ありがとうございました。 



タイ奨学金事業担当理事 西村尚子

2018年度さとおやさん募集

タイの奨学金は終了しますが、ミャンマー・スリランカの奨学金は継続します。まだまだ、両国には、優秀でありながらも経済的な理由で、進学をあきらめてしまう子どもたちが多くいます。

彼らのマナビタイに真心を。詳しくはリンク先へ。

https://peraichi.com/landing_pages/view/tpascholarship2018

◆【4月13日】オーガニック素材を使った化粧品づくりに参加しませんか?

4月に、ミャンマー駐在の鈴木が日本へ一時帰国します。佐賀来訪に合わせ、ミャンマーで当会事業によってオーガニックで育てたハトムギの化粧水と、奇跡の木として知られるモリンガのハンドクリームづくりを実施します。参加費500円、ミャンマーコーヒー付きのお得なイベントです。ぜひご参加ください! 詳しくはリンク先へ。

https://www.facebook.com/events/586422191698940/

◆佐賀本部ミャンマー事業担当正職員を募集中!(3月31日応募締切)

1月号でお届けしたように、ミャンマー・シャン州への事業拡大に伴い、佐賀本部で働くミャンマー事業担当正職員を募集します。新たな事業をつくりたい方、日本とミャンマーの懸け橋になりたい方、ぜひ多くの方の応募をお待ちしています! あなたのお近くの人材へのお声掛けもよろしくお願いします。

詳しくは、当会HPへ

http://terrapeople.or.jp/main/1191.html

【クレジットカード・ビットコインで500円から寄付できます!】

インターネット上で簡単に、ワンコインから地球市民の会に寄付していただけます!

https://syncable.biz/associate/terrapeople

【子どもたちのさとおやさんになりませんか?】

月々1,000円から、子どもたちの学びたい気持ちを応援!

ミャンマー、スリランカの子どもたちと手紙のやりとりもできます♪

詳しくは、 office@terrapeople.or.jp までお問合せ下さい。

【全国で佐賀県だけ!ふるさと納税でNPOを支援】

佐賀県には、ふるさと納税を通してNPOを支援できる仕組みがあります。

返礼品は、佐賀牛や有田焼など佐賀の特産品が目白押し!

https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/41001

* 地球市民の会は、国税庁から認定された認定NPO法人です。皆さまからいただいたすべてのご寄付は税額控除の対象となります。詳しくは当会ホームページ( http://terrapeople.or.jp/main/73.html)をご覧ください。

認定NPO法人地球市民の会 事務局

 

〒840-0822 佐賀県佐賀市高木町3-10

Tel: 0952-24-3334 FAX: 0952-26-4922

E-mail:  office@terrapoeple.or.jp

 

HP:  http://www.terrapeople.or.jp

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