本メールは、地球市民の会の会員の皆さま、ふるさと納税でご支援いただいた皆様、スタッフと名刺交換をされた方にお送りしています。配信解除を希望する方は最下部の「配信停止」ボタンよりお知らせください。

いつも当会をご支援いただき、ありがとうございます! 

 

認定NPO法人地球市民の会のメールマガジン2月号です。今月は、事務局長の岩永が担当します! 今回は、本年度から新たに始まった事業「SDGs Academy SAGA」についてご報告します。

◆世界で取り組む17の目標!

 皆さま、SDGsという言葉を聞いたことがありますか? 国連が定めた「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略称で、2030年までに、途上国・先進国関係なく達成しようという目標です。貧困や教育、エネルギー問題、消費やパートナーシップなど、世界中で抱える問題を17に分類し、その目標値を設定したものです。これまでのように途上国だけで貧困などに取り組むのではなく、先進国にも数値目標が設定されたということで、地球市民の会のようなNGOのみならず、企業も率先して「弊社は事業を通じてゴール○番を達成します!」などと取り組むようになりました。

 2019年で創設36年目を迎える認定NPO法人地球市民の会は、当会の理念である「世界中のすべてのものの幸せを自分の幸せと感じられる人で溢れる社会づくり=地球市民運動」に取り組んできました。SDGsは「誰一人取り残さない世界」を理念に掲げており、当会の地球市民運動と非常に親和性が高く、「SDGsの推進は当会の地球市民運動を推進することと同じ」であると考えています。

◆日中韓大学生がSDGsを学ぶ

そのSDGs推進を具現化するために、2018年度は活動を進めてきました。

 

 一つは、SDGsをテーマにした国際交流事業です。当会は毎年、日本語を話せる中国と韓国の大学生を対象に、佐賀でホームステイ事業「TOMODACHI100プロジェクト(通称・TOMO100)」を展開してきました。隣国同士、草の根交流を通して、相互理解をし、今後のアジアを牽引できる人材育成を目的とした事業でした。

 

 今年度からは、このTOMO100をさらに発展させ、日中韓の大学生がSDGsを学び、2030年にはSDGsを達成できる人材を育成することを目的とした事業「SDGs Academy SAGA」へとパワーアップさせました。期間は2019年1月26日~2月2日で、中国から6名、韓国から5名が来佐し、日本人大学生も試験前でもありましたが時間が空いた時に参加をしてくれました。前半部分は、SDGsを先進的に取り組む行政や企業からお話を聞き、後半部分は学んだことを深めるワークショップを展開しました。

◆日中韓大学生は男女で意識の差
 

参加した日中韓の大学生にSDGsの中でどの問題課題への意識があるかを聞いたところ、男女ではっきりと分かれたのも興味深いものでした。

男性はターゲット8番の「働きがいも経済成長も」や9番の「産業と技術革新の基盤をつくろう」への意識を持った人が多くより、仕事に直結する部分であったように思います。一方で、女性はターゲット4番の「質の高い教育をみんなに」、5番の「ジェンダー平等を実現しよう」への関心が多数を占めました。男女間でより意識の方向が違うことがわかったのです。

期間中、インプットやアウトプットしていくうちに「国を超えて一緒に活動できるのでは?」という話も出ていました。また、社会を変革するのは若い人たちの力でもできるはずということで、今後は行政や企業にもSDGsについての提案も行っていきたいという意見も出ました。まさに、ターゲット17番の「パートナーシップで目標を達成しよう」につながる機運を高めることができたと自負しています。

◆ALL佐賀でSDGsを推進

また、同事業中に実施したのが、一般の方々を対象にしたSDGsに関するシンポジウムです。こちらは、佐賀県内でSDGsを広げていくためにも、行政、企業人を対象にしたシンポジウムで、基調講演としてSDGs市民社会ネットワークの黒田代表にお越しいただき、行政では先進的な取り組みを行っている静岡市様、企業では株式会社リコー様にそれぞれお話いただきました。

「SDGsとはどういうものか?」から始まり、その後、具体的な活動などをそれぞれのNPO、行政、企業というそれぞれの立場よりお話をいただきました。印象に残った言葉では、「企業の大小は関係ない。今後、SDGsを取り組まなければ淘汰される時代が来る」ということで、既にSDGsに取り組まれている団体や企業だからこそ説得力のある言葉でした。

このシンポジウムをきっかけに今後、佐賀県内で官民連携した円卓フォーラムを定期的に実施していきます。よりSDGsを身近に感じ、自らの取り組みとして関連付けて活動していくように進めていきたいと考えています。また、高校などの教育機関へも積極的に推進を行っていき、2030年に向けて同じ志で行動できる人を増やしていきたいと考えています。こうして、目指すは「ALL佐賀でSDGsを推進できる体制」。そのかじ取り役を当会が担えればと思います。

◆まだまだあなたの支援を必要とする子どもたちがいます

 

当会では、2019年度もスリランカ、ミャンマーへの奨学金支援を継続致します。優秀でありながらも経済的に恵まれた子どもたちと、一緒に夢を叶えませんか? 

 

現在、現地で新しい奨学生の選考に向けた準備を進めています。 2019年度のさとおやさん募集期間は2019年9月末までです。お申込みはお早目にお願い致します。

 さとおやさんになっていただくと、支援する現地の子どもたちと手紙のやりとりができます。海を越えたアジアの子どもたちと、真心で繋がれる奨学金支援です。ご興味のある方は、当会までお問い合わせください。

ふるさと納税を通して国内外の社会課題解決の応援をしませんか?

 
地球市民の会では、ふるさと納税の「佐賀県NPO支援」を活用し、国内外の社会課題の解決に取り組んでいます。

 皆さまからいただいたご寄付は、例えば、困窮家庭などの子どもたちに対する学習支援や食事支援、居場所づくりに活用したり、日本の寮が閉鎖され、帰国を余儀なくされるタイ人留学生のホームステイ事業に充てたり…。「世界中のすべてのものの幸せを自分の幸せと感じられる社会」という当会の理念のもと、一つでも社会課題を乗り越えるために活用させていただいております。

 創設者である故・古賀武夫の言葉を借りれば、「世直しの会」である地球市民の会として、取り組みたい、いえ、取り組まなければいけない課題は数多く残されています。ふるさと納税を通じて、一緒により良い世界をつくっていきませんか?

 返礼品大幅リニューアル中!

【クレジットカード・ビットコインで500円から寄付できます!】

インターネット上で簡単に、ワンコインから地球市民の会に寄付していただけます!

人間の翼の製作秘話も載った古賀武夫伝記本発売!

40年前、異国との関わりが珍しかった時代に佐賀で先駆けて英語道場、そして地球市民の会を設立。異風者(いひゅうもん、佐賀弁で『変わり者』の意味)と揶揄されながらも、地球市民育成教育、国際交流、国際協力、怒涛のボランティア人生を全うした男、当会創設者「古賀武夫」の疾風の如く駆け抜けた60年の人生を収めた伝記本が発売となりました!

* 地球市民の会は、国税庁から認定された認定NPO法人です。皆さまからいただいたすべてのご寄付は税額控除の対象となります。詳しくは当会ホームページ(http://terrapeople.or.jp/main/73.html)をご覧ください。

 

認定NPO法人地球市民の会
〒840-0822 佐賀市高木町3-10
Tel:0952-24-3334
Fax:0952-26-4922
Mail: office@terrapeople.or.jp
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