本メールは、地球市民の会の会員の皆さま、ふるさと納税でご支援いただいた皆様、スタッフと名刺交換をされた方にお送りしています。配信解除を希望する方は最下部の「配信停止」ボタンよりお知らせください。

いつも当会をご支援いただき、ありがとうございます!

認定NPO法人地球市民の会のメールマガジン5月号です。今月は、ミャンマー事業担当の柴田、鈴木、神崎、諫山がお送りします♪

◆日本外務省・日本NGO連携無償協力事業「シャン州山岳少数民族地域における農業環境及び水環境整備による生活改善事業」落成式開催

この事業は2015年9月~2018年9月の3か年で実施しています。1年目は、シーサインという地域で飲料水・生活用水配水、2年目は同じ地域で農業堰・農業用水路の整備、農業用水の配水を実施しました。

1年目の実施で、シーサイン町6区と周辺5村の3,100世帯・15,500人への年間を通じた配水が可能になりました。2年目には周辺耕作地74haへの年間を通じた農業用水の配水が可能になりました(今後157haへの配水が可能になる予定)。合わせて、1,980名への循環型農業研修、2,446名への保健衛生研修も実施しました。

その2年間の事業の合同落成式が2018年3月3日に執り行われました。ゲストとして連邦議会・民族院議長、シャン州知事、パオ民族自治区代表、国境省大臣、教育省大臣、在ミャンマー日本国大使館書記官などそうそうたるメンバーにお越しいただきました。

ミャンマーの国営紙の一面でも紹介されました!

何よりも嬉しかったのは、地元の人が2,500人も式典に来てくれたことです!
民族の踊りあり(パオ族、リス族、シャン族などを始め、小学校で習ったのかチア的なポンポンをもった踊りも)、特産品のお土産ありの、地域色の強い素敵な落成式でした。

実はこの落成式は、地域住民の企画、手配によって実施されるものです。今回の落成式は本事業を通して組織された「給水施設維持管理委員会」と「農業堰維持管理委員会」が中心となって企画をしてくれました。この式典を通して地域住民の喜び、そして感謝の気持ちをしっかりと感じることができました。地域の皆さんの気持ちとしてありがたく受け止め、今後施設や研修で伝えたことを大切に使ってくれることを期待したいと思います。

↑記念植樹の様子

◆タンボジ青少年育成寮の入寮試験を行いました!

5月11日にタンボジ青少年育成寮の入寮試験を実施しました。毎年8名の9年生(高校1年生)を受け入れているタンボジ寮。5月11日に入寮試験を実施しました。卒寮後、農村リーダーになって活躍してもらうことを目標に、1999年より運営してきました。寮生たちは、循環型農業を学びながら勉学に励むという2年間を過ごします。

 タンボジ寮に入ると、2年間の学費や生活費がかかりません。農業をしっかり学べるし、日本の支援者やスタディーツアーの参加者との交流など、普通ではできない経験ができます。そのため、たった8名の枠に60名以上が応募することもあり、狭き門となっています。

 入寮試験は、ミャンマー語(国語)、数学、英語、一般常識の4科目の筆記試験と、面接で合否を決定します。選考基準は「優秀だが、経済的な理由で進学を断念せざるをえない子供」。家から通える範囲に高校があるか、家庭の経済状況はどうか、農業や集団生活に適応できそうか、申請書や面接で判断します。必要な場合は、家まで訪ねる場合もあります。この試験でその子の人生が変わるかと思うと、気が抜けません。

 今回は、60名の応募がありました。「日本の寮だから贅沢できる」「日本流のレベルの高い勉強ができる」と勘違いしてくる生徒もいるので、面接前にタンボジセンターの目的や規則について説明したところ、面接辞退者も何名か出ました。

面接は一人あたり5分ほど。日本人スタッフ、タンボジ寮長、農業スタッフ、国境省のお役人さんから質問を受けます。子供たちにとってはとても緊張する場面ですが、例年に比べてしっかり受け答えできる子が多い印象でした。

 選ばれた生徒は、家と高校が遠くて通えない、お父さんが亡くなってお母さんは日雇いなのでお金がない、兄弟が11人もいる、両親が離婚しておばあちゃんと生活しているなど、本当に大変な境遇にある子たちです。面接の途中で生徒が泣き出してしまったり、あまりにも悲惨な境遇に面接官が何も言えなくなってしまったり、涙をこらえきれず退席するような場面も。本当は8人と言わず、もっと多くの子を受け入れたかったのですが、施設の関係で断念せざるをえませんでした。合格した8名には、選ばれなかった子たちの分も頑張って、充実した2年間を過ごしてもらいたいと思います。

 このタンボジ寮の運営は、里親の皆さまからのご寄附で成り立っています。子供と手紙のやりとりをしたり、実際に訪問して会えるのが人気の里親制度です。もちろん、お金だけの支援でも大丈夫です。月1,000×24か月(2年間)のご支援です。ご興味がある方はお問い合わせください。
◆新しいスタッフを迎えました!
 5月から地球市民の会のミャンマー事業を担当することになりました、諫山由紀子(いさやまゆきこ)と申します。出身は東京都で、大学時代には途上国の農村開発を学びました。卒業後は地域おこし協力隊として国内で活動し、その後は国際NGOにて国内外の災害支援に2年間従事しました。
地域と人とに直接関わる仕事をする中で、すべてのことは、人と人が繋がることから生まれるのだと気づきました。地球市民の会は、そんな人の繋がりを大切にし、人と自然と共生しながら杝に足をつけて歩んでいる団体だと感じました。
周囲への感謝を忘れず務めていきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

◆バースデードネーションのお礼について

スタッフ鈴木の誕生日にご寄付頂いた皆様、本当にありがとうございました!
頂いたお金は、チン州の教育支援に使用させていただきます。

【クレジットカード・ビットコインで500円から寄付できます!】

インターネット上で簡単に、ワンコインから地球市民の会に寄付していただけます!

 

【子どもたちのさとおやさんになりませんか?】

月々1,000円から、子どもたちの学びたい気持ちを応援! ミャンマー、スリランカの子どもたちと手紙のやりとりもできます♪ 詳しくは、office@terrapeople.or.jp までお問合せ下さい。

【全国で佐賀県だけ!ふるさと納税でNPOを支援】

佐賀県には、ふるさと納税を通してNPOを支援できる仕組みがあります。返礼品は、佐賀牛や有田焼など佐賀の特産品が目白押し!

* 地球市民の会は、国税庁から認定された認定NPO法人です。皆さまからいただいたすべてのご寄付は税額控除の対象となります。詳しくは当会ホームページ(http://terrapeople.or.jp/main/73.html)をご覧ください。

 

認定NPO法人地球市民の会
〒840-0822 佐賀市高木町3-10
Tel:0952-24-3334
Fax:0952-26-4922
Mail: office@terrapeople.or.jp
メールが正しく表示されない場合は こちらWebページ版をクリック
このメールは、地球市民の会からのメール配信をご希望された方に送信しております。今後も引き続きメールの受信を希望される方は こちらをクリック してください。 今後メールの受信をご希望されない方は、こちらから 購読停止手続きが行えます

佐賀県佐賀市高木町3-10, 佐賀市, 佐賀県 840-0822, Japan


配信停止