「MAMEHICO神戸・御影」は、手間暇をかけてお店を作りましたが、そもそも井川さんが作るお店は、手間暇をかけて作ることが多いです。
みんなの手で、手間暇をかけることで作ったものは、既製品からみれば、どこかしらは、いびつですが、そのいびつさが大切なことだと考えています。
手間暇をかけて作ったお店のなかで過ごすうちに、子どももしくは大人にも、自分の中で眠っているいびつなものを受け入れるというメッセージが届くのではないでしょうか。
だから、MAMEHICOの中で大切にしている「手間暇を厭わない」というメッセージは、相手を肯定すること、自分という人間そのものを肯定することでもあるのです。それは「MAMEHICO神戸・御影」のお店作りでも貫いた考えです。
このタイミングで、ぜひ「手間暇をかける」のラジオ、聞いてみてください。

【編集者より】MAMEHICO神戸・御影は、無事９月８日に産まれるんだろうか・・・。土日にみんなで作業をすすめながらも、しばしばよぎる不安。でも、やれることはやるっきゃない！と、朝から晩まで作業を続けました。現地でご協力いただいた方々、クラファンでご支援いただいた方々、温かく見守ってくださった方々、本当にありがとうございました。
井川さんが「出産予定日は、予定日なんであって、その日、産まれる保証などないように、このお店も産まれる気配がついこの間までしなかった」と言っていたのですが、予定日に無事産まれそうです。産声をあげたばかりのお店は、至らぬ点も多々あるかとは思いますが、ぜひお立ち寄りくださいね。お客さんあってのお店です。お待ちしてます！