こんちはー。
MAMEHICOの井川です。
カフェばかり取材され、カフェの本もたくさん出しておられる川口葉子さんとお会いしたときにも、
「もう、(店主の思いが強いとか個性ある)カフェとか喫茶店って、必要とされてない気がします」
というような話が出ました。
ボクが手助けしてるクルミドコーヒーの、その店主の影山くんも、似たようなことをぼやいています。
必要とされてない。
それは違うと思う。むしろいまこそ、必要とされてるとボクは思う。
ただ。お金のはなしをすれば、珈琲とか軽食、お菓子なんかを提供し、そのあがり(粗利)だけで、家賃も光熱費も払い、スタッフを雇い社会保険も払い、さらに開店時の借金を利息も含め返済していく。
そんな風にしてはカフェは続けられない。
というのは、ホントそうです。
無理なゲーム。無理ゲーってやつです。
世の中のカフェの中には、家賃は払わなくていいんだよ、うちのビルだからねとか、ほかの仕事で稼いでるよ、うちのパパ石油王なんだとか、そういうのもいますから、ヒトの財布の中は計り知れませんが。
とにかく。
個人の器量でカフェをやるのは、いよいよ難しくなってきたぞ。
ふむ。
ボクが「カフエマメヒコ」を続けるにあたり、大切にしてきたことは、
□ 本物の素材を使うこと
□ 心地よい空間を保つこと
□ 変化し続けること
□ いつでも、面白おかしくやること
どうやってお金を回していくのか。
最近は、寝ても覚めても、そればかり考えています。
だって、だって。
お客さんもみんな巻き込みながら、お金の問題を解決していくこと。
それがカフェに限らず新しい社会への道標になると、確信しているからです。
思い過ごしかしらね。
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