年明けからお店はそこそこ賑わっている。
メンバーシップ制のイベントカフェとして、
1月から始動したので、
メンバーが詰めかけて賑わっていると言いたいところだけれど、
本当のところは、檸檬ケーキ、相変わらず不動の人気で、
それによっての影響が大きい。
さて。MAMEHICOのメンバーシップ制について、
いままでこう説明してきました。
「わたしたちマメヒコは2005年、三軒茶屋でオープンし、
いままではいつでも誰でも自由に利用できるカフェとしてやってきました。
ですが、再開発やコロナなど、度重なる街が様変わりする経験を通して、
我々スタッフと顔の知ったお客さんとがともに、
この場所を長く維持していける仕組みを考えようと、
銀座と神戸にMAMEHICOとしてオープンしました。
1月より、本格的にメンバーシップ制をスタートさせましたので、
毎月1,000円の会費で是非ともメンバーになってください。云々カンヌン」
再開発やコロナなど、度重なる街が様変わりする経験を通して〜のところを、
いままであまり説明してこなかったので、年明けから積極的に説明することにした。
マメヒコの食べ物や飲み物は、良質の素材で、すべて手間暇かけて作ってます。
それが、再開発やコロナで、お客さんの客足が極端に不安定になると、
せっかく作ったものを捨てることが多くなったり、
ドサッとお客さんが来て足りなくなったりと色々と困ったわけですね。
レトルトや冷凍商品を使ったり、なるべく人を使わないようにするとか、
そういう企業努力を選択することもできたわけだけど、
それはどうしても、今まで信用してくれたお客さんやスタッフの信用を、
失ってしまうことになるのでしたくないから、
それからは、よく来る常連さんに、なるべく来店を予約してもらったり、
受注を受けてからテイクアウトのクッキーやグラノーラを作ったり、
ときには誕生日ケーキを作ってあげたり。
働いてる会社にケータリングサービスを注文してもらったりということを、
ここ5年間してきたわけです。
それがボクたちのやりたいスタイルとしてしっくりきたので、
メンバーシップという形を取るようになったのであって、
コミュニティを作りたいとかそういう動機より、
きちんと美味しいものを届けたい、スタッフの目に見えない努力を評価してもらいたい、という動機がなにより、
メンバーシップ制につながっているんだと、これからも説明していくようにします。 |