銀座のメンバーからこんなお便りが届きました。
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昨日のイベント、自分を識る茶会に参加しました。感想。
恒例の自己紹介を、多分20人くらいやって、
主催の静さんきっかけでここに来た人とか、
いろんな人がいて、その経緯を聞くだけでも面白かったのですが、
参加者の中に「自分を識るということは、
彫刻みたいに削っていくことだと思う」と話されていた方がいて、
なるほどなあと思って聞いていました。
彫刻。素材を彫って、形をつくる。
…わたしはどちらかというと、雪像の方が馴染み深い。
故郷・北海道は、冬になるとさっぽろ雪まつりをはじめとして、
雪まつりが各地で行われます。
わが町・紋別も「流氷祭り」と題して、
雪で作った氷のキャラクター像や、
氷の滑り台、氷の迷路など、
とにかく有り余る雪を活用したものが、
自衛隊の皆さんの手によって作られます。
調べてみましたが、今年は60回目の記念ということで、
姫路城の彫刻をメインに作ったみたいです。どういう繋がり。
そういう作品が大人たちの手によって作られる一方、
子どもたちはというと、自分の家の前などで、
雪だるまをせっせと作るんですよ。
あれもコツが必要で、北海道の雪はパウダースノーすぎて、
普通に握っても雪玉はできないので、ちょっと水を使って、
わざとベタ雪状態にして、核をしっかりと作り
(これをしないと大きくした時に崩れる)
どんどんと大きくしていく。
2個とかできたら、二つ重ね合わせる。
大きくしすぎると上に乗せるのもひと苦労なのですが、
大きい方がカッコ良いから頑張ってのせる。
そんで、雪に埋もれた小石を掘り出して、目にしたり、
その辺に落ちてる枝を拾って、腕にして、
デコレーションして、雪だるまの出来上がり。
素材を集めて、形を作る。
彫刻とは反対のこと。
出来上がったはいいけど、次の日、突然ドカ雪が降ってしまって、
埋もれたりとか風に煽られて頭が転げ落ちてたりとかするので、
救済しつつですね。キープするわけです。
ただ、春が来てしまえば、絶対に溶けて無くなります。
彫刻みたいに、永遠に残ることはありません。
わたしはこっちの方がしっくりくるんですよ。
…いまだに自分がどんな人なんかわかりませんが、
人の話を聞いたり、自分の話をすると
分かりそうな気がしそうと思い、
こうやってなんとなくイベントに参加したり、
書いたりしています。
なんとなくといいつつ、
「あー、こんなに投稿してウザがられてないかなー」とか
「あー、突然恥ずかしくなってくるなー」とか
「あー、こんなに店に行ってるけど、突然来なくなったら笑えるなー」とか
色々考えちゃう臆病者状態にもなりますが。
普通に色々考えちゃいますが、それも自分かあと思いつつ。
一歩一歩ですね。東京の桜を見ながら、やっていきたいと思います。 |