8月に徳島県の神山町で開かれた「講座」の再演です。
この集いの企画者であり、当日聞き手も務めてくださる西村佳哲さんに「ランドスケープ・デザインに関わる人には全員に聞いてもらいたい」と言わしめた神山での講座。
「聞きたかった!」というご希望も多く、東京での開催が実現しました。
廣瀬さんはご自身の仕事について「〝風景のなかの豊かな過去を、地域の未来に生かすこと〟をめざしている」と語っています。
そして、神山のレクチャーでは、ランドスケープ・デザインの仕事について
「生活者が主体となって風土をかたちづくることを支える技術」ともお話されていらっしゃいました。
時間をかけて丹念に調査をし、地元の人にお話を聞き、スケッチを重ねる、廣瀬さんの仕事の在り方は廣瀬さんにしかないものではないか、と思います。
デザインというと、表に現れた形や色を思いがちですが、廣瀬さんのお仕事を見ていると、相手にしているのは水や風で、決して造形的ではないことを感じます。
もちろん、美しさもまた大切にされているのは間違いありませんが。
「設計」とか「デザイン」、そうした仕事が持つ厚みや広がりに気づかされるお話です。
西村さんからのコメントです。
「この人の存在が励みになる人は、ランドスケープデザインを学んだりたずさわっている人に限らず、たくさんいるんじゃないかと思う」
ぜひ、たくさんの方に聞いていただきたいレクチャーです。 |