小泉誠+平塚智恵美+村田一樹+大雪木工が、 モノづくりを続けるために大切なコトを探求し続ける 「大雪の大切プロジェクト」よりニュースレターをお届けいたします。
このニュースレターは、購読をご希望された方々のほか、弊社のスタッフと名刺交換させていただいた方々、関係各社の方々へお送りさせていただいております。購読停止をご希望の方は、大変お手数をお掛けいたしますが本メール下部の配信停止ボタンよりお手続きをお願いいたします。 |
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Taisetsu no Taisetsu Project News Letter Vol.3
January 22, 2021 |
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2020年のコロナ禍において、なかなか直接お会いできないみなさまに「会いに行く」ような気持ちで始めた、大雪の大切プロジェクトニュースレター。2021年に入りましたが、まだまだその状況は続いているように感じます。
しかしながら、出来ることを、少しずつ、前向きに。大雪の大切プロジェクトは、2021年も元気に活動をしてまいります。そして、そんな私たちの活動の様子をこのニュースレターを通じてお伝えさせていただけたらと思っておりますので、今年も何卒よろしくお願いいたします! |
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CONTENTS
1. 社長より新年のごあいさつ
2. オフィス改装プロジェクトの途中を公開!
3. JIDデザインアワード2020の授賞式に出席してきました!
4. 綺麗にする道具を、綺麗にしまう箱のお話。
5. 今号のメンバーの声コーナーは福地源一郎です! |
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昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。日本海側を中心に各地で、大雪への警戒がつづいていますが、被害にあわれている地域の方々にはお見舞い申し上げます。
新型コロナウィルス感染症の影響から、昨年は6月の旭川デザインウィーク(ADW)と10月のIFFTインテリアライフスタイルリビングが中止となり、皆さまにお会いする機会がなくなってしまいました。
しかしながら、その間も出来る範囲で進めてまいりました「大雪の大切プロジェクト」の取組みを皆さまに見て触れて感じていただけるよう、6月16日(水)~20日(日)に予定しております旭川デザインウィーク2021に向けた準備を始めています。
春の訪れと共に移動制限も緩和され、みなさまにとってすこやかな年となりますように。そして、お互いに実り多き一年となりますよう願うばかりです。まだまだ、寒い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
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2018年から設計を始め、プロジェクトで幾度となく対話を重ねながら少しずつ少しずつ進めてきたオフィス改装プロジェクト。コロナを受けて改めての設計変更を経て、いよいよ昨年の10月から工事がスタートしました。
まずは、社長室の壁を取り払うことで広い空間を確保。そこに、プロジェクトから生まれ、昨年JIDデザインアワードもいただいた入る箱シリーズの「働箱」を主役に、オフィスに合わせて設計した壁面収納などを配置していきます。
さらに、エントランス部分もこの機会にリニューアルをし、新生活様式に合ったエントランスとなりました。その他、新たにミーティングルームを設けるなど、改装範囲が1階オフィス部分の大半を占める力の入った改装となっております。
…とは言え、あくまでもまだまだ改装の「途中」。6月にADWが開催された暁には、もっと整った形でみなさまにご覧いただけることを楽しみに、引き続き改装を頑張ってまいります。そんな改装の途中を動画にまとめました。ぜひ、ご覧ください! |
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JIDデザインアワード2020の授賞式に出席し
トロフィーを授与いただきました! |
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昨年、入る箱シリーズで受賞させていただいたJIDデザインアワード2020(受賞内容の詳細はこちら)の授賞式が開催され、プロジェクトを代表し家具デザイナーの小泉誠さんと一緒に社長の長谷川が出席してまいりました。
コロナ禍での開催ということで、オンラインを交えた例年とは異なるスタイルでの開催ではございましたが、記念となるトロフィーもいただくことができ、プロジェクトメンバー皆で心から喜びを感じております。
トロフィーをいただけたことが嬉しく、これまた動画で記録をいたしました。プロジェクトメンバーのビデオグラファー、畠山拓さんが美しく記録してくれています。こちらもぜひ、ご覧ください! |
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大切プロジェクトは、デザイナーとメーカーによるただの製品開発ではないというスタンスを皆でじっくり共有し合いながら活動をしてきました。そんな活動を通じて、工場にも様々な変化が自発的に生まれてきています。
その一つの事例となるのが、「掃除道具箱」のお話。まず、プロジェクトをきっかけにトイレ掃除の体制に変化が生まれます。それに伴い、掃除道具の収納場所や収納方法をより良く改善していこうという機運が生まれたことから、工場を長年牽引してきた部長陣が率先して掃除道具を収納するための箱を制作しました。
これを受け、「掃除がしやすくなった!」「綺麗に片付いていて見栄えが良い!」と皆の評判も上々の様子。決して目立つものではありませんが、「モノづくりを続けるための大切なコト」を探求する大切プロジェクトとして、こうした小さな変化のひとつひとつがとても「大切なコト」なのだと、掃除道具箱は今日も工場の隅っこで静かに佇みながら、そう私たちに教えてくれているように感じています。 |
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\ メンバーの声 / Vol.3 by 福地源一郎
このコーナーは、メンバーによるミニコラムコーナー。毎号、メンバーの誰かからミニコラムが届きます。第3弾は、「えびぞーさん」の愛称で親しまれているプロジェクトのムードメーカー、福地源一郎によるミニコラムです!
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明けましておめでとう御座います。年初めのコラムという事で、正月休み中の話をしたいと思います。
お正月は当然の事ながら外出自粛で、買い物、子供と外遊び以外は基本的に家で過ごす事がほとんどだったので、この機会にと家心地を良くするために大掛かりな模様替えをし、御節料理食べて、それぞれ好きな事をやる時間には好きな音楽を聴きながら読みたい本を読む、とかなり例年より正月っぽい過ごし方をしていました。
そこで、休み中読んだ本の中で特に印象に残った本を紹介したいと思います。
1冊目は「狼の群れと暮らした男 ショーン・エリス」。元来嫌われ者の狼を野生動物に興味がある著者が単独で野生の狼の群れに接触し、時間をかけて群れに受け入れられ群れを離れた後もその経験を元に狼と関わっていく姿を描いた話でした。
2冊目は「私のように黒い夜 ジョン ハワード グリフィン」。白人ジャーナリストの著者が、1959年、公民権運動が盛んになる前、肌の色を黒くして南部に入り込み、黒人として2ヶ月を過ごした日記です。
2冊は、全くの未知の世界に入って冒険し新しい知見を得るという意味では共通しているように感じました。今、世界中が新型コロナの渦中に居て僕自身が思った事は、僕も含めて未知の事への人の恐怖の大きさでした。
全く違う話ですが、未知の事に恐怖しながらも未知の中に深く入り込む著者2人は只々カッコいいな〜と思ながら家でぬくぬくしながら本を読み進める正月でした。それでは、本年も宜しくお願いいたします。
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