サイトに活かせる写真撮影のコツ
コンデジでプロ級の写真撮影!~人物編~
日が沈むのが少しずつ早くなり、なんだか急に涼しくなってきました。
もうすぐ行楽の季節がやってきますね。そこで写真撮影のコツ。
WEBサイトをご活用中の皆様におかれましても、スタッフ紹介やお客様の紹介、サービスの紹介などで人物写真を使うことは多々あると思います。
そこで過去の「料理編」や「風景編」に引き続き、今回は「人物編」。
人物撮影の基本は『どの位置にどの大きさで人を写すか』ということ。
そしてそれはコンパクトデジカメ(コンデジ)でも十分変わります。
今回の記事を参考にしていただき、周りの方に差を付けちゃいましょう!
人物写真の基本!どの位置にどの大きさで人を写すか

基本は縦、多人数のときは横
人のカタチはもちろん、縦長です。
ということは、写真の向きももちろん縦が理想ですよね。縦向きの方がスタイルも良く写りますし、無駄な背景もできません。
全身を写す際は縦向き、これ鉄則です。

背景が主役の場合や、人と一緒に写したいものが横にある場合など、特別な意図がある場合は横向きでもかまいません。
座っているなど、ポーズにもよります。
まずは「縦長のものを写すときは縦向きで撮る」という写真の基本を抑えておきましょう。

ですが、三人以上を写す際は話は別です。
今度は横向きの写真がふさわしいでしょう。
写したいもの全体が縦長なのか横向きなのか、そこに意識を向けてカメラを傾けましょう。

時には上から、時には下から
いつもと違う雰囲気を出したいなら、真上から撮影してみましょう。
芝生の上に寝転がる子供の笑顔、写真にストーリー性が出るので、後で見返してもおもしろい写真になります。
特に女性を写す場合は効果的です。
結婚式の前撮り写真などでも、見上げる花嫁を階段の上から写した写真などを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
実は「上から写真」には女性をキレイに見せる効果があるんです。

下からあおるように撮った写真もスタイルをよく見せます。
精悍な印象を出すこともできますね。
真下じゃなくてもかまいません。腰の位置から撮影するだけでも、違った雰囲気の写真に早変わりです。
ただ、鼻の穴が写り過ぎては台無し(汗)
少しの注意が必要ですね。

画面3分割、背景はシンプルに
写真に写っている範囲をまずは頭の中で3分割にしてみましょう。
例えば右の写真、女性の写真がなんだかドラマチックではないでしょうか?
同じ構図でただ女性が真ん中にいるだけでは、左右に無駄な余白の写真になってしまいます。
そのような場合は、上で書いたように縦向きの写真がふさわしくなるでしょう。
ですが、あえて左側に余白を持たせることで写真にストーリー性を与えることができます。

また、人物を際立たせたい場合には背景はできるだけシンプルなものにしましょう。
時と場合によりますが、ゴチャゴチャした背景だと肝心の人物が埋もれてしまいます。

斜めを向くと…印象アップ!
ほんの少しでもかまいません、斜めを向くのも印象を良くする効果があります。
スタイルもすっきりしますし、爽やかで頼りがいのある印象になります。
それに写真に立体感も出るのでオススメ。

比較用の画像を用意しましたので、左の写真をご覧ください。
モデルさんみたいで少し照れそうですが、こんなにも雰囲気が変わるんです。
大手企業の貫禄ある社長さんや、美人で有名なお医者さんの写真なんかを思い出してみてください。そういえば皆さん斜めにポーズをとっていませんか?
思い切って斜めを向いてみると、グンと印象の良い写真になるかもしれませんよ。


今回の『写真撮影のコツ-人物編-』は、ポーズをとっている(動かずに止まっている)人物の写真撮影について解説してみました。
WEBサイトで使用する人物写真の撮影時にお役立ていただきたいと思います。ネットでは顔が見えないので、不安に思うユーザーもいらっしゃいます。ですので、勇気は必要ですが「顔を出す」ことでサイトに訪れたユーザーに安心感を与えることができます。
ご新規のユーザーにとっては、WEBサイトが初めて様と対面する場となります。その際には、せっかくですから頼りがいのある爽やかな写真でユーザーの方にお会いしましょう。
次回の写真撮影のコツでは、動いている人物を写す『人物編2』をお届けしようと考えています。ご期待ください!