Progress
コロナを超えて、とうとうジョーマイヤーがやってきました。彼とは、1998年に初めてアメリカの学会に参加したときに、会場であったインディアナ大学の体育学部の学部長だったら彼は、会ったこともない、英語もほとんど喋れない私に、インディアナ大学の野外の施設をガイドしてくれたり、彼の授業に参加させたりしてくれました。それから私の野外のゴールの一つは日本の大学の野外もアメリカのようになることとなりました。それから何度かカンファレンスでお会いしたもの、彼が引退した2000年前半からは、ほとんど会うことも連絡を取り合うことなく、20年あまり経ちましたが、今回はWEAJからのオファーを快く引き受けてくれたり、コロナ禍における複雑な手続きを嫌な顔一つせずやってくれたり。そしてカンファレンス前の立山登山で、初めて、二人で長い時間を過ごし、たくさん話して、改めて器の大きさを実感しました。アメリカの野外の指導者と会うと、いつも野外指導者として自分が進むべき道を示してくれます。日本の野外指導者も次の世代や、他の国の指導者に対して、そんな目標とされる、器の大きな人間になっていければと思います。