今回のWEAの会場がアーカンソー州のベントンビルという西部の街、そしてアメリカの我がメンター、クリス・キャセルの住む、お隣オクラホマ州のスティルウォーターは、その東部ということもあり、ちょこっと車を走らせて(300km)、クリスを訪問しました。クリスの功績は、「
目指すべきWEA指導者たち」でも紹介しましたが、彼女の存在なくしてWEAJの設立は考えられません。1998年にアメリカの学会で彼女と出会い、当時学生としての野外教育観とWEAのそれがドンピシャではまり、その指導者養成システムに魅了されました。2002年に奈良教育大学に彼女を招聘し、日本で初めてWEAカリキュラムを紹介しました。2003年には、WEA発祥の地グランドティトンにて日本の学生とともにWEAアウトドアリーダーコースを開始しました。そして、2004年には、今度は北信にて、日本の学生を対象にWEAワークショップを共に開催しました。その後時は流れましたが、WEAが現在の柔軟なカリキュラムに変更したことをきっかけに2012年に東京YWCA野尻キャンプにて、大学、民間を対象としたWEAワークショップを開始し、公に初めてWEA、LNT、WMの概念を紹介することとなりました。そしてこの時の参加者がコアメンバーとなり、2013年にWEAJは設立し、彼女が初代のアウトスタンディングウィルダネスエデュケーターのウィナーとなりました。彼女から受け取ったトーチを、より大きな炎に変えて手渡す手渡す番です。