野外指導者のためのメールマガジン
Outdoor Leaders
Vol. 23-5
Breaking topic
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LNTでつながれアジアのアウトドアプロフェッショナリズム

6月3−4日に開催れるアウトドアリーダーシップカンファレンスに、念願の夢であったアジアのLNT指導者たちを、中国、台湾、フィリピン、マレーシアからお招きすることができました。そこで私にとって未知の国であるフィリピンとマレーシアのゲストを訪ね、LNTやアウトドア産業の現状をしっかり見てきました。
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フィリピンのLNT
目覚ましい経済発展や脱プラとは裏腹に、まだまだゴミのポイ捨てや、スラムなどの2面性を持つフィリピン。アメリカとの関係が強いだけあり、LNTも早くから導入。
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マレーシアのLNT
ガイド、リテイラー、大学など、野外を取り巻く環境は準備万端。国立公園のシステムも確立されており、世界中からのインバウンドを受け入れてきた実力は本物。
Call for Conference 
第11回アウトドアリーダーシップカンファレンス(3-4 June)

WEAJカンファレンスが、LNTJカンファレンスとドッキングし、新たに「アウトドアリーダーシップカンファレンス」と名称変更しました。海外ゲスト、ワークショップ、エクスカーションもでそろい、みなさんのご参加をお待ちしております。

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Conference pre & post excursion
カンファレンスの開催地名護は、世界遺産に登録されたやんばるの玄関口、個人旅行ではなかなか体験することのできないツアーが企画されていますので、せっかく機会ですの長めに日程を取ってはいかがでしょか?
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Confence Workshop
今回も、目からの鱗のワークショップが目白押しです。普段なかなかコラボする機会のない沖縄の野外指導者の方々のプレゼンテーションもお見逃しなく。
Professional Development
ハイブリッドWFRブリッジつくばコース(11-14 July)

WFA取得者の皆様お待たせいたしました。WFAからWFRにステップアップできるブリッジコースが国内で開催できるようになりました。今回コロナ禍でWFAコースを開催できなかったため、コロナ禍(2020.3-2023.7)の間に更新期限を過ぎた人も特別に対象とします。

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ハイブリッドWFAやんばるコース(5-6 June)
カンファレンスのポストコースとして行われます。カンファレンス参加者、参加費がほぼタダ同然のお得なコースです。
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ハイブリッドWFAあきる野コース(13-14 June)
LNTがバズっている西多摩エリアで初となるる野外救急法コースで、定員オーバー必至。お申し込みはお早めに。
2023WEAアウトドアリーダーコースやっちゃおう!

今年もWEAの真骨頂、2週間にわたるアウトドアリーダーフルコースを栗駒の大自然の中で行います。せっかく資格を取るのならやっぱりフルコースで。

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LNTJカンファレンス海外ゲストと一緒に富士山に登ろう!(8 June)
カンファレンス海外ゲストと一緒に富士山に登ります。海外ゲストとネットワークを広げたい方、残雪の富士登山にチャレンジしたい方、お気軽にご参加ください。
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LNTトレーナー群馬桐生コース(27-28 May)
群馬県の皆様お待たせしました。LNTコース単独では初となるコースです。私の実家の近くの桐生市での開催となります。一緒に群馬のアウトドアを盛り上げていきましょう。
Editor note
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Progress
近くて遠かった国々、東南アジア。民族も、文化も、言語も、宗教も、国ごとに違うし、国の中でも違う。フィリピンでは島ごとに言語が異なったり、マレーシアでも、イスラム、仏教、ヒンズーが混在する国。それでいて、それぞれを認め合う、まさに多様性が融合した国。そんな中でも感じた共通点をいくつか。まずは女性の活躍。もはやジェンダーという概念もある必要がない。女性が活躍して、未だ出生率も高い。日本が見習うことがきっとあるはず。そしてリベラル。ジェンダーフリーにもつながりますが、社会的階層、地域に関わらずみな平等で、個人を尊重する姿勢を感じました。日本の内集団思考とは大違い。そして何と言ってもホスピタリティー。自宅に招いたり、泊めてくれたり、食事をご馳走してくれたり、本当にあたたかく迎えてくれます。日本のお金を払った人に対するおもてなしではなく、アメリカの自己責任が根底にあるホスピタリーでもなく、共に幸せを求めようとする精神を感じました。加えて言えば、フィリピンもマレーシアも英語はほぼ公用語。両国ともこれから人口ボーナス。こういう国がこれから伸びるんだろうなと感じる東南アジア訪問でした。

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