皆さん、はじめまして!
いつも蔵コラムを担当している蔵人の山田に変わりまして、小売担当の加藤です。
今月号では、蔵の外に出て、販売スペースでの出来事をお伝えしようと思います。
と言いますのも、なんと大ニュースがあるのです!!
唐突ですが、皆さんは竹に花があるのをご存知ですか?
白扇酒造では、今販売スペースでお客様がより快適にお過ごしいただけるように日々改造・改善計画真っ只中。
その中でも、「自然」とういうものを大事にしていこうと思っています。
つまり、改造するときも昔ながらの「自然」な状態を残すこと。植物や花など季節を感じる「自然」をなるべく多く取り入れること。など、蔵という空間づくりをしています。
その中で、和の植物として親しみのある「竹」を移植したのですが、なんと花が咲いたのです!!(写真参照:黄色い垂れているものが花です)
何が大ニュースなのかというと、この花、120年に1度と言われるほど珍しい開花なんだとか!「わー!すごーい!」と皆で喜び合ったのもつかの間、調べてみると「竹の花 不吉の象徴」というワードが…。
恐る恐る調べ進めてみると、どうやら花が咲くと竹林が枯れてしまう、と言われていることから不吉の象徴とも言われているそうです。
自分が枯れる前に花を咲かせるとはなんとも健気な竹たちよ…!
蔵に移植した竹たちの開花という出来事から、人生の儚ささえも感じた一日でした。
このとても珍しい出来事、せっかくなのでこれからもじっくり観察していこうと思っています。皆さんも是非一緒に観察しませんか?
「白扇酒造」は製造や買い物だけをする場でなく、これからも皆さんと時間(とき)を共有する蔵でありたい、そう願っています。