こんにちは。
夏を思わせるかのような、暖かい(暑い?)日、肌寒い雨の日との繰り返しの日々、体調崩してはおられませんかぁ?
蔵の中では、味醂の春仕込みも終わり、白麹による焼酎の仕込みへと変わろうとしております。
少し専門的な話になりますが、「白麹」とは清酒や味醂を造るための黄麹とは別物で、お米を分解する酵素だけではなく、クエン酸と言う有機酸を造り出す麹でもあります。
このクエンのおかげで夏の暑いこれからの時期でも、雑菌汚染などから醪をまもってくれて、安心して焼酎造りができるのです。
麹造りでは、完成した麹を室から出す『出麹』の作業のときに、出来を見るのに麹を少し手に取って味を見るのも大事な仕事。黄麹は甘くて美味しいのですが、白麹はとっても酸っぱい‼あまりの酸っぱさに初めて味を見たときは驚いた記憶があります。
しかし、焼酎造りは白麹が酸っぱいなら、失敗(酸っぱい)なし!!
今年の焼酎の出来上がりもぜひご期待ください♪
今月号も最後まで読んでいただきありがとうございました。