皆さんこんにちは。

たまに夏の顔が見え隠れする梅雨の晴れ間、いかがお過ごしでしょうか。

つい最近蔵の中では、梅雨の時期恒例の『梅酒』と『梅味醂』の仕込みが先日行われました。

毎年思うことですが、梅の箱を開けたときのあの香りは、とても甘くて美味しそうだなあと感じます。

甘みも酸味も感じる魅惑的な香りは、今年も美味しく出来上がること間違いなし！という自信をもらえます。

蔵の外に目をやりますと、ひと月ほど前に田植えが終わった田んぼが、稲が根を張って見違えるように茂ってきています。梅雨が明けて、夏も盛んになれば、背丈もグングン高くなって、気がつけば穂が実ってあっという間に稲刈り…自然が季節の移ろいを教えてくれます。

田植えのときには、小さな葉っぱだった苗が、秋には背も高くなり稲穂を豊かに実らせてくれ、それを日本酒や本みりんに生まれ変わらせる。そして今回のようにさらに季節の果実と共に醸していく。

美味しい自然と共に働けることに感謝と喜びを感じる今日この頃です。