vol.4自分の源泉を探し当てる

おはようございます。

 

中元 礼子です。

 

 

このメルマガを書いている時に、

白馬村のスキー場で花火が上がっていました。

 

(この回からメルマガを読み始めた方のために

ご説明しておきますと、鹿児島在住の中元はただ今

長野県の白馬村におります。

いきさつはこちらに。)

 

 

一緒にお仕事をしているベトナム人のアンちゃんは、

この花火をとても楽しみにしていました。

寮から観たかな?

 

花火って 純粋に人を楽しませることを目的とした、粋な文化ですね。

 

 

 

さて今回は、

「これを出来るようなりたいな」と心に描いたことを

現実にするため歩き続けるには、

 

自分の「行動を起こす源泉」を探し当てるといい

というお話をします。

 

 

自分の源泉を探し当てると、

 

それにまつわる手間や

めんどくさいことでも

頑張れるし、

 

目の前のことに囚われてエネルギーを消耗した時でも、

また力が湧いてくるからです。

 

 

たとえば私は、

 

人にスイッチが入っていく様子を傍らで拝見している時。

 

その時が好きです。

 

 

 

それを自分の中では

 

”魂が開く”と言ったり

”2歳の頃の好奇心が蘇る”

と言ったりしています。

 

 

2歳児って、

どんなに私たちからダメと言われても

自分の好奇心が止められず

 

袋から中身を全部出してみたり、

水をこぼしながらコップについでみたりしますよね。

 

 

そこには「どうなっているんだろう?」という

この世界への信頼や、生きる事への期待があるからだ、と思うのです。

 

 

人は本来、

自分で歩き続ける力をもっている。

 

だから、

その心を全開にする環境を調えるだけでいい。

・・という信念をもっております。

 

 

 

だから気がつけば、私は日々出会う人の

2歳児の領域”に向かって話をしているフシがあります。

 

 

おそらくそのきっかけは、

 

自らの2歳児を思い出せないぐらい

意識の奥深くにしまい込んでしまった母からの

「あれはダメ。これもダメ。」という制約の多い子ども時代への不満が

原体験となっています。

 

 

母があれダメ、これダメ、といっていた理由を深掘りすると、母は

 

「夫から渡される家計の中だけで一切を切り盛りしていかなくてはならない。

外に働きに出たら、自分は器用じゃないので家事と仕事を両立できないだろう。

 

だから、自分の許容量を超えることは一切受け入れられない」

 

というマイルールを死守していたからだと思います。

 

 

子どもって、

そういう大人の価値観を

ひっかきまわして、荒療治で成長させてくれる存在だと思いますが

 

母の「育てている者(親)こそ一番優先されるべき」

という在り方は鉄壁でした。

 

 

子どもの頃の天真爛漫な話をする時の母は

とても活き活きとしていましたが、

 

嫁いでから経済的、精神的自立という柱を持っていなかった母は、

 

姑や小姑からの監視のなか

(という自分の世界観のなか)で、

あれこれと些末なことに気をもみ続け、

 

愚痴でしか

自分の精神的安定を保つ方法を知りませんでした。

 

 

 

 

 

もしどこかのタイミングで

母が自分の世界観をぐっと広げるものに出会えていたら、

 

もっと自分の足で立って、

毎日を納得しながら生きたのではないだろうか。

 

私はそう考えるようになりました。

 

 

私たちは何と出会うか。

そしてそれをどう自分の糧とするか。

 

 

この2つで、

人生は大きく変わると思います。

 

 

できるだけ早いうちに、

自分の世界を広げてくれるものと出会う方がいい。

 

 

この想いがいつまでも湧き続ける

私のエネルギーの源泉であり、

世界観を広げるきっかけをつくることが私の志です。

 

 

何げなく誰かと話す時でも、

仕事として人と話す時でも、

なんらかの活動をしている時でも。

自分の活動はすべてここにつながっています。

  

 

自分の中の、汲んでも汲んでも湧きあがる力の源。

ここが掘り当てられると、

力を投下すべきところへ投下している、

とバシッとはまった感覚をもって行動できます。

 

 

 

もしあなた様もご自分の源泉を知りたいなと思ったら、

 

自分が葛藤したことを深掘りしていくと

見つけやすいかもしれません。

 

 

順風満帆であったことよりも、

「なぜだろう?」とずっと悔しく思ってきたことや

「もっとこうなったらいいのに。(でもそうできない・・)」と

もがいた経験はありますか。

 

 

つらかった事のように見えるその経験は、

「どうすればそれをいい状態にできる?」という視点で見た時に

ガラリと反転します。

 

苦しんだ分だけ

そこに向き合う力が溜まっているからです。

 

 

それが、汲んでもつきないエネルギーの源泉である可能性は高いです。

 

 

もしあなた様に

ずっと抱えている思いがあるのなら、

 

それはきっと

同じ思いを抱えている誰かの世界観を変え、

人生を変えるチャンスとなりますよ。

 

 

それでは、

今日もよい一日にしましょう。

 

 

中元 礼子

 

 

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