おはようございます、

中元 礼子です。

鹿児島には温泉がたくさんあります。

なかには秘湯と呼ばれるものもあって、

そういったお湯は柔らかく、

浸かっていると地球のエネルギーを感じられて

本当に薬湯だなあ・・

と心身が芯からほぐれるのですが、

先日浸かった温泉がまさにそれでした。

・・といっても　先日の一番の目的はその温泉に浸かることではなく、

その温泉の一角のお部屋で有志とともに「マヤ歴」というものに取り組み

人生の航海図を紐解いていくことでしたので、

濃密な2日間を過ごしておりました。

今週はじつは書いていたメルマガがあったのですが

どうも考えがまとまらずに3回ほど書き直してボツにし、

寝かせてました。

でもようやくすっきりしてきたので、

またまたパソコンに向かっております。

テーマは「子宮系スピリチュアルにハマる女性たちと、

それを批判する社会についての考察」という新聞記事を読んで

面白いなと思ったことに端を発します。

・・あれこれ考えてみましたが、

「子宮系スピリチュアル」は

たんに「スピリチュアル」に置き換えてもよい話だなと思いました。

そしてつまりは、

「自分の信じているもの」に心の安寧を求める人と

「その姿が滑稽に見える人」との分断についての考察であり、

そうするとこれは

いたるところで起きている、

分かりあえなさの構図だなと思いました。

AさんとBさんが居て、

Bさんに見えているAさんの言動が、

「自分だったらその選択はしない」と思う事であっても

Aさんの言動に至るまでの経緯を知ると もしかしたら、

Bさんにも共感する部分があるかもしれない。

そして、

Bさんからそのような意識が相手から自分に向けられていると感じるだけで

Aさんの心に潤う部分があるかもしれない。

Aさんの出会ってきたもの、それに対して感じたことの

ほとんどを私は知りません。

そして、Aさんに言葉をかけ、育ててきた親の経験も、

その親の経験も知りません。

でもそのどこかにはおそらく　理解、共感できる部分もあったと思います。

「Aさんのなかの要素は、自分の中にもある。」

その感覚が起きるだけで

個人間の分断だけでなく

社会におきている分断も意識に変化が起きるように思うのです。

私が子どもの頃に

無差別に人を刺してまわった人のニュースをみて祖父が

「そんな気違いは牢屋に入れておけ！」と呟いていたことを覚えているのですが

ああいったことは、私たちが周りに意識を向けようとしてきたか？の集大成となって現れていることのような気がしていて、

「臭いものには蓋」の反応ではまたいつか同じ事がおきてしまうと思います。

私たちは　ただ先人の獲得してきたものを踏襲するのではなく、

どこかで次のステップに上がるといい。

私たちがこれまでのうまくいかなかった事から学んで成長していくには、

「なんでこの人はこういう言動を・・」と

やるせなさを感じた時に、その環境をつくってきた何世代もに渡る人たちの存在に

意識を向けてみると始めやすいし、

それだけでだいぶ変わる気がします。

マヤ歴の視点を少しだけ知って

そのような考えを持てたので、いい機会でした。

＋＋＋＋＋

思いがけずメルマガ配信が止まったことで

現在取り組んでいることの見直しをする機会になりました。

自分の人生のかじ取りをしていくには

選択と集中が大切ですので、

メルマガ配信を少し減らして

現在私がお役に立てそうなことをコンテンツ化することに集中します。

すこしメルマガ配信の回数は減りますが、引き続きお付き合いいただければ嬉しいです。

それでは、よい週末を。

+++—————————————————————————————+++

発行責任者　中元 礼子

＊これまでの配信はこちら


＊本日のメルマガに対してのご意見・ご感想はこちらからお待ちしています。

＊選択と集中する先を明確にするお手伝い、いたします。⇒「話して整理整頓」


＊配信停止は下記からできます