こんにちは、中元 礼子です。
テレビを観なくなって久しいので
最近テレビに出ている人のことはよく知らないのですが、
年に一度 漫才王座を決める「M-1」グランプリが始まってからの
10年ぐらい、お笑い芸人に通じている時期がありました。
その時に出会ったのが、「笑い飯」という漫才師。
2002年のことです。
尖った風貌で「パン工場見学」や「忍者屋敷」などの
可愛らしいネタをする彼らに、
私たち夫婦は心を鷲づかみにされました。
笑い飯にやられてしまった私たちは
どうしたらあの妙な二人組の漫才をみられるのか?と
衛星放送スカパーで「ファンダンゴTV」という
若手よしもと芸人のマニアックな有料チャンネルを契約しまして。
「ハエ」という彼らのネタを観たいけど
録画予約出来ないので
夜中の3時放映に合わせて目覚ましをかけ、
家庭用ホームビデオを手に待ち構えて
放映される「ハエ」ネタをテレビごと録り、
途中でおかしさのあまり手が震えるため
あとから見返すと撮った映像がガタガタ揺れているというアホっぷりでした。
先日鹿児島に来たので行ってみたところ、
観客1,500人で大きなホールが埋まっていました。
ステージには冒頭のようなふざけたパネルが立てかけてあります。
おもしろかっこいいプロモーションビデオが流れたのち
出囃子にのって観客からの熱い拍手のなか登場してきた彼らからは、
ずっとこの道を歩んできた厚みやオーラを感じました。
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1本目の漫才の冒頭で、
笑い飯の「哲夫」という方が
ネタが飛んでしまったんですね。
「えーと、なんやったっけなー」と何度もいいながら
笑わせ、相方の「西田」も「まだ思い出さんのか。」など適当に調子を合わせながら
なんとなくいつもの漫才に戻っていった具合が、
それ自体が当意即妙な掛け合いの面白さで、
名人芸の漫才でした。
これって何度もやってきて、
いろんなバリエーションを経験したからこそ
身体が覚えてて、自然とリカバリー出来たんだろうなーと思ったんです。
まだ若手でベースよしもとの芸人だった頃から
何十回、何百回といろんなお客さんを相手に喋ってきた経験値って
彼らの漫才の質量になったのですね。
とにかく「やる」を重ねることって大事だなと思ったのです。
ここが、励みになりました。
というアウトプットで。
本日も私も経験を積んでいきます。
それではまた!
よい週末を。
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発行責任者 中元 礼子
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