こんにちは

中元礼子です。

私たち家族を時々キャンプに誘ってくれる、

歳の頃30ぐらいの若い夫婦がいます。

私たち家族は彼らのことをそれぞれ

「ひらみー」

「ミカチュウ」

と、呼んでいます。

ひらみーとミカチュウは一年半ほど前

「2家族入れるぐらいの大きさのテントを買ったので、

「一緒にキャンプしませんか？」と私たち家族に声をかけてくれました。

ひらみーたちのテントは広々として

建てると とても気持ちのよい空間が生まれます。

その空間で

ガリガリと挽いたコーヒーを淹れたり、

釣った魚でキムチ鍋を作ったりして遊ぶ私たち。

若いのにコテコテの鹿児島弁で話すひらみーは

「っかー！よか晩じゃ〜」なんて言いながら

私たちに“八千代伝“というお気に入りの芋焼酎を振舞ってくれ、

皆でふくよかなお湯割り焼酎を呑みながら

椅子にもたれかかって 降ってくるような星空を眺め

気づいたら眠ってしまってる…という、

そんな時間を一緒に過ごせて

有り難い限りです。

キャンプって、

子どもが熱中する「ままごと」の延長にあるんだなあと思います。

何もない地面に落ち着ける場所を作って、

料理をする。

そして、寝る。

これだけのことが、こんなにも楽しいなんて。

しかしこれがさらに進み多機能にシステム化されていくと、

住まいになり、維持になる。

そうすると不思議と、

楽しくなくなってくるものなんだな。

子どもたちとお父さんがボール遊びに興じている脇で、

システムキッチンかと見紛うほど大掛かりなバーベキュー機材を使って

家族の夕食を一人で作っている無表情のお母さんを見て、思いました。

どの辺りかにそれぞれの

遊びと義務の境界があるのでしょうね。

ところで

コロナ禍でキャンプの需要も増えたようで、

ひと昔前に比べると　テントやキャンプ用品も

おしゃれで機能的になっていますねー。

「ほーー、この脚も折りたためるんだ、

めっちゃコンパクトに片付くんだね！」とか、

「ああ、ここに別売りの鉄板を嵌め込むとバーベキューができるのか…。

プラレール（電車を走らせるおもちゃ）みたいに、自分好みの空間を作っていくことが出来るんだね！」など、

感心することばかり。

誰がやっても組み立てられて

安全に使えて

片付けることができる。

しかも、楽しくなる！

キャンプ用品の機能はとても考え抜かれているので

設計者の想いや思考の結晶に触れる、そんな楽しみもあります。

この、「考え抜いて本質まで削ぎ落とすこと」って、

とても大切だなと思います。

なぜなら、

本質はどの世界においても核となるからです。

かつ、

それさえあれば他のものを手放せるシンプルさも生むからです。

私は、

本質を掴む力を身につけたい。

そして、

同じように志向する方達と

善い状態を生み出すために

本質を掴む学びの場を開きたいと考えています。

そんな想いから

昨年は読書会を開いていました。

正確には、

そういった状態をイメージして

読書会を開いていたのだけど

まだここまで言語化できるほど

明確になっていませんでした。

安心して、気軽にアイディアを出せ

自分の想いを出せる場。

相手の違う考えも受け入れ、

つまりは相手の存在も大切にし、

共にアイディアを組み立てていける場。

そんな場をつくれるのではないかと考え、

読書会を開いていました。

やってみると、

もっとより良くするには？と思うところも出てきまして。

私たちが成長、変容していくためには

新しい気づきや善いことが楽にできるようになるまで

反復する期間も必要なので、

そこをどうすれば？

ついやってしまうような、

つまりは楽しくやってしまうような、

そんな読書会にするにはどうすればいいかな。

そんなことも考えながら

読書会を開いていました。

その点について最近、

あることに出会ったおかげでグンと考えが明確になりまして。

まだまだ型になるまでには遠い道のりですが、

できるところからやってみようと思います。

関わる家族や

職場の人や。

出会う方にとっていい場をつくりたい。

そう考えている全ての方を対象に

「共に学びあいながら、本質を掴む力をつけていく場」を開きたい。

という

エネルギー状態の言語化をしてみました。

それでは、素敵なゴールデンウィークを。

追伸

「話して整理整頓」をやってみたい方の募集も引き続き行っております。

既に手を上げてくださっている方にも、

心より感謝申し上げます。

不明瞭だった部分が明瞭になると、

スッキリしますよね。

そのお手伝いができるといいなと思って

開いています。

ゴールデンウィークが明けると、

「気がつけばお盆休み…」に突入してしまいかねません。

それはいやだな。

今年やろうと思っていたことを

ちゃんとやり遂げたいと思われている方。

この機会をご活用いただければ。

（どんな企画なのか？は前回、前々回などのメルマガでお伝えしておりますので、

ご興味を持たれた方は下記の「これまでの配信」をお読みいただければ幸いです。）