おはようございます、中元です。


 

私の母の家には、実のなる木があったそうです。

 

長崎の田舎で、まだ現在ほど小ぜわしくなかった頃に子ども時代を過ごした母。

 

学校から帰ると ランドセルを玄関に放り投げて一目散に木によじ登り、

びわをもぎとってかぶりついては種をプー!っとそこらへんに飛ばす開放感。

 

びわ、柿、すももなど、季節によってそれぞれの実がつく頃には

それをおやつに食べるのが楽しみで、

一目散に帰っていたと言います。

 

 

家族は兄弟が多くてお金もなく、

習字道具を入れる手提げ鞄がほしいなと

思っても買ってもらえなかったので、

家にある物を工夫して作ったこと。

 

作った鞄の取っ手に父親の下駄の緒を切り取って付けたら、

こっぴどく叱られたことなど。

 

そんな話をする時の母はとても活き活きとしています。

 

 

私はこの話を聞くのが、好きでした。

そんな時の母は、生きる喜びにあふれているからです。


 

私が母と過ごしたのは

そんな彼女が大人になってからですが(当然ですが・・)、

 

いつの間にか彼女は

「それはするな」

「もうそんな面倒なことを言うのはやめてくれ」

「親の死に目にも会えないような所に住むなんて、とんでもない。

私たちの世話は誰がしてくれるの?」

など、人を意気消沈させることばかり口にする

自分を守ることが精一杯の人になっていました。

 

 

こんな母とずいぶん衝突したものですが、

そんなぶつかりから長らく時を経た今、母の人生を俯瞰してみると 

おそらく彼女は歳を重ねるにつれ何かに失望し、

いろいろな事を諦めていったのではないかな と思うようになりました。

 

問題を解決する方法を見つけられず

余計なことはするまいと心に決め、

ただ愚痴をいって不満をまぎらすだけの毎日。

 

 

なんだかもったいないなーと思うのです。

そんな事に時間を使うために、私たちは生まれてきたのだろうか。


2~3歳くらいの子どもはみな好奇心旺盛で、

やめろと言われてもやめないぐらい興味を持ったものにチャレンジしますね。

 

あのエネルギー源がきっと全ての人に  

どれだけ歳を重ねても潜んでいるはずだと私は思っていて。

そして、その力を活かして人生をまっとうすることが出来たら、

人は幸せなんじゃないかなと。

 
どこか心が晴れない時には


母のような言動になるのはさておいて、心のどこかで
”思うように生きられていない”と感じている方は多いですよね。

あるいは心のモヤモヤしたものが、
「自分の軸がほしい」とか
「ブレない自分になりたい」といった
表現になる方もおられます。

 私もかつて、おおよその方向性はあったものの、
何かの壁にぶつかると自分がそこからどうしたいのか、
分からなくなる時がありました。



生きる目的を、つくる。


最近ようやくわかってきたことがあります。


私たちは、自分の生きる目的をつくればいい。

 

探すのではなく、「創ってしまう」んです。

仮決めでいいからつくってしまう。


 

そうするだけで、毎日の目にうつる光景が、

今までと違って見えるようになってきます。

 

なぜなら、起こす行動、口にすることがすべて

「自分の生きる目的につながっている」と思えると、

言動の一つひとつに充実感が出るからです。

 

 

たとえば、

「あさっては、あのイベントに行こう」とか

「今度の連休に、あそこに旅行に行こう」と決めたら、
思考、計画、準備など・・意識と行動がそこへ向けられるので
迷いがなくなりますよね。

 

それを、もっと大きな視点で設定した感じです。

「私はこれを成し遂げるために、生きている」と。

 

 

このような考え方をするようになってから、

私の生活の充実度は がぜん増しはじめました。

 

 

生きる目的をつくる。

(それも、視点を高くするのがコツです)

 

これだけです。

 

ですので これを読まれているあなたにもし、
生きる指針がほしいと思われるような時があったら

とりあえず仮決めでいいので、「生きる目的をつくる」ことをおすすめします。

 

 

目的を創るきっかけに、おすすめ

 

・・と、とつぜん言われても、
目的をつくる取っ掛かりがないかもしれませんね。

 

そんな方のために、

武学はいいツールだなーと、私は思っています。

 

これは、ものすごくざっくり言うと「私たちが豊かに生きるための奥義」を、

普段の生活に落とし込んで使えるようにしたものです。

 


乱れたな、崩れたなと思ったらすぐに姿勢を整えて、

心身を平常運転にする。

高い視野を持つ言葉を使い続けるだけで、

無意識レベルから変化が起き、身体がスムーズに動くようになる。



そんなふうに簡単な所作や技を使いながら、

自分の生きる目的を決めて行動するだけで

「自分自身でこれをやっている」

と感じられるようになり、段々と

「私は、自分が生きたい人生を歩んでいる」と

胸を張って思えるようになってきます。



日常がどんどん充実するようになる、

自分は何のために生きているのか?が

分かるようになってくるツールとして

これを活用しない手はないなと思い、

毎月 武学の体験会を開くことにしました。



今月は、11日((木))に鹿児島市内で行います



鹿児島の近隣にお住まいでない方は、

まず「レノン・リー」で検索してみてください。


動画などを見て興味を持たれたら、私に返信して下さい。


全国に武学をやっている人達がいるので、

お近くで武学を体験したり、稽古したり出来るかもしれません。

全国各地の稽古会の告知が見られるフェイスブックグループが立ち上がっていますので、それをご紹介いたします。



鹿児島に来ることの出来る方は、

ぜひ、じかに体験してみてください。
体験なしにこの、心身が整う感じを理解することは、
難しいからです。



体験会の詳細は、こちらに記載しています。

武学体験会」←クリックすると、詳細ページが開きます。





<追伸>鹿児島、近隣にお住まいの方限定のご案内。


このメルマガをいったん書き終えた後に、来週のスケジュールに変更が出ましたので

緊急にお知らせいたします。



直近ですが7月8日(月)13:30〜15:30に、

武術を稽古してみたい方は直接このメールに返信して下さい。

(稽古場所は、鹿児島県姶良市の蒲生町です)


この日は本来、武学を知っている人と稽古をする日なのですが、

メンバーが急用で来られなくなったと先ほど連絡が来たので、

いまこのメールをお読みで参加可能な方がいれば

丁寧にお教えしながら稽古会を開きます。

(通常稽古会では、初めての方向けに丁寧な説明は致しません。
また、稽古会は体験会と同じ内容ではありません。)

稽古会の参加費は、500円です。


武学に興味はあったけど、なんとなく腰が上がらなかった・・

という方には、ほぼマンツーマンで2時間、

武術を稽古しながら体験出来るチャンスです。

この機会を、お見逃しなくー。


お返事下さった方には、場所などの詳細お伝えいたします。




それでは。







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鹿児島県姶良市蒲生町


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