KOTARO NEWSLETTER アーカイブホーム
KOTARO NEWSLETTER アーカイブホーム
こちらは KOTARO NEWSLETTER アーカイブページです。2024年に配信したニュースレターを閲覧出来ます。


1/6配信 新年のご挨拶 (Jan 2025)
あけましておめでとうございます 本年もどうぞよろしくお願いいたします 皆さま、お正月休みはいかがおすごしだったでしょうか。 私は毎年恒例、岐阜→下呂→鹿児島 あけましておめでとうございます 本年もどうぞよろしくお願いいたします   皆さま、お正月休みはいかがお過ごしだったでしょうか。 私は毎年恒例、岐阜→下呂→鹿児島と3ヶ所に帰省しました。   昔は地元に残る子が羨ましいと思っていましたが 今は帰るところがあるというのは嬉しいことだなと思っています。   さて、今回の鹿児島帰省で面白いところへ行ってきました。   鹿児島県薩摩川内市にある 「甲冑工房丸武」です。   ▼ホームページはこちら http://yoroi.co.jp   丸武は、ドラマや映画の甲冑を数多く制作している会社です。大谷選手の兜もこちらで制作されています。   実際に職人さんたちが作業しているところをガラス越しに見ることができます。 私は12月31日の大晦日に行ったんですが数人の職人さんが作業されていて  

12/28 年末のご挨拶と夏限定集中講座のお知らせ (Dec 2024)
こんにちは、若松美紀です。12月26日で年内の業務を終えました。 今年もたくさんの方にニュースレターを読んでいただき、ありがとうございました。 今 こんにちは、若松美紀です。   12月26日で年内の業務を終えました。 今年もたくさんの方にニュースレターを読んでいただき、ありがとうございました。   今年一番反響の大きかったニュースレターは「直垂」の回でした。 たくさんの方から返信をいただいたり、実際に会った時に直垂のお話をしてくださったり、とても嬉しかったです。   直垂のニュースレターの時に「縫い糸」について質問をいただいたので、ここでお返事します。   私が縫った直垂は、ポリエステルの手縫糸を使っています。 本来は「太白の糸」を使うそうです。 太くてとても滑りの良い絹糸です。   歌舞伎の「引き抜き」の時には必須の糸のようです。舞台上でなぜ衣装がスルッと抜けるのか疑問でしたがこの糸を縫いていたんだと思うと納得です。   実際の糸を見せていただいたので写真を載せておきます。

12/14配信 赤い胴裏の着物・1/10夏限定集中講座募集開始のご連絡 (Dec 2024)
こんにちは、若松美紀です。 今年も残すところ数週間となりました。 年の瀬の気分とまではいきませんが、なんとなく年末が近づいていることを感じています。 さ こんにちは、若松美紀です。   今年も残すところ数週間となりました。 年の瀬の気分とまではいきませんが、なんとなく年末が近づいていることを感じています。   さて、今年一番楽しみにしていた 赤い胴裏の着物を仕立て上げたので ぜひ紹介させてください。   胴裏が染められることは随分前から知っていたんですが、実際に染めたのは今回が初めてです。   きっかけは胴裏も八掛も表地と同じ色で染めて仕立てて欲しいと言うご依頼。私の胴裏も一緒に染めてみることにしました。   現代の着物で白以外の胴裏は見たことがないので、何色にしたいかなんていう希望は浮かばず、分かりやすく紅絹の色でお願いしました。 ただ興味で染めた胴裏を形にするために、表地を探すことが始まりました。 条件は、赤い胴裏が似合う表地です。   赤い胴裏をつけると言うことは、、、 八

11/5配信 群ようこ「着物が欲しい」を読んで (Nov 2024)
こんにちは、若松美紀です。 三連休いかがお過ごしだったでしょうか。 私は久しぶりにゆっくり本が読める休日 を過ごすことができました。 こんにちは、若松美紀です。   三連休いかがお過ごしだったでしょうか。 私は久しぶりにゆっくり本が読める休日を過ごすことができました。   読んだ本は、 群ようこさんの「着物が欲しい!」 読んだことのある方も多いかと思いますが 2002年初版発行 “使ったお金で家が建つ⁈ 群ようこ、三十年のきもの遍歴エッセイ” です。   第一章に出てくる黄八丈のエピソードから 笑ってしまいました。   あんなに気に入って購入した黄八丈なのに いざ着ようと思った時、似合わなくなっていて “がーん。・・・似合わない” この一文で笑ってしまいました。   私の場合反物の状態で置いておくことが多いのですが、“がーん”となる前にさっさと仕立てて着ようと思ったところです。   さて、今回のニュースレターですが この本で特に私が共感した一文を 紹介したいと思います。  &nbs

10/17配信 直垂を縫いました (Oct 2024)
こんにちは、若松美紀です。 11月に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。 実は今年の春から時代衣装の縫い方を習いに東京へ通っています。 月に1回東京へ行   こんにちは、若松美紀です。 あっという間に10月中旬になりましたがいかがお過ごしでしょうか。   実は今年の春から時代衣装の縫い方を習いに東京へ通っています。月に1回東京へ行き、今回は「直垂(ひたたれ)」という衣装が完成しました。   歴史が苦手で時代衣装もほとんど無知の状態ですがテレビや映画、神社、お寺で見る衣類は、どのように出来上がっているのか、いつか縫い方が知りたいと思っていたところ、とても良い機会に巡り会えました。   このメールでは今回私が仕上げた「直垂」を紹介したいと思います。   上衣です。衿は、現代の着物と同じような「垂り頸(たりくび)」の形になっています。脇縫いはされていません。袖巾・袖丈ともにかなり長く大きな物になっています。 お袖部分です。袖口に紐が通してあります。実際は生地に切り込みを

7/20配信 道行コートのシルエットを考える (Jul 2024)
こんにちは、若松美紀です。 暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。 先日お客様からのご依頼で道行コートの仮縫いをしました。 本仕立ての前に仮縫いを こんにちは、若松美紀です。 暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。   先日お客様からのご依頼で道行コートの仮縫いをしました。 本仕立ての前に仮縫いをして欲しいとのご依頼だったのですが、この仮縫いが、かなり良い感じに仕上がったことと、新しい発見があったので、   ここでは、このご依頼を機に縫い直した道行コートについてと、新しい発見について紹介したいと思います。   下の写真が縫い直す前と後の道行コートです。 左:縫い直す前 右:縫い直した後 この道行コートは2022年に仕立て着用していた物ですが 今後、見本として使えるように仕立て直しました。 着用して外を歩くことはできない仕立てになっています。   ===== 縫い直す前の道行コートについて ===== ①裾周りに布がたくさん余っていること ②胸周りに斜めのシワがたくさん入っているこ

5/5配信 きりばめの講習会に参加してきました。 (May 2024)
こんにちは、若松美紀です。 先月、前々から習いたいと思っていた「きりばめ」の講習会に参加してきました。 きりばめと言えばこの先生、という先生にもお会いで こんにちは、若松美紀です。 ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。   今回は、ずっと習いたいと思っていた「切嵌(きりばめ)」の講習会に参加してきので、その様子を少し紹介したいと思います。   きりばめとは、 布に別布を繋ぎ合わせて一枚の布にする技術です。この技術を使うと、直線に繋ぎ合わせるだけでなく、曲線に繋ぎ合わせることやモチーフのような形を布の中心部にハメ込むことも可能です。   きりばめのポイントは、 繋ぎ合わせたところは必ず縫い割ってあるところです。   布の中央部にハメ込んだ場合でも必ず縫い割り、土台になっている布はハメ込まれた部分が切り取られています。アップリケの様に土台の上に乗せているのでは無いというのがポイントです。 きりばめの技術講習はもちろん素晴らしいものだったのですが、私が感動したのは、50枚はあるであろう、色々なコートや羽織を実際に見

3/20配信 繰越の解説と次回寸法講座@東京のご案内 (Mar 2024)
こんにちは、若松美紀です。 今回は、繰越の解説と、次回寸法講座 東京開催 先行予約受付のご案内をさせていただきます。 ======== 繰越の解説 こんにちは、若松美紀です。   今回は、繰越の解説と、次回寸法講座 東京開催 先行予約受付のご案内をさせていただきます。     ======== 繰越の解説 ========   2023年は「長襦袢」をテーマに過ごしてきました。 先日9枚目の長襦袢を仕立てたのでその寸法について解説したいと思います。   下の写真が今回仕立てた長襦袢です。 今回のポイントは、「繰越1寸5分」です。 一般的には繰越7分程度が平均値だど思いますが、約2倍の寸法で仕立てました。   繰越寸法の基本は、体型がふくよかにになるほど寸法を大きくします。また、標準体型でも衣紋をたくさん抜いて着たい時は寸法を大きくします。   着用時、標準体型で衣紋の抜き具合が標準程度の場合、繰越寸法が大きいと、着付けで衣紋を抜かなくとも、衣紋が抜けた状態になります。

1/3 KOTARO和裁教室 新年のご挨拶 (Jan 2024)
あけましておめでとうございます。 昨年中はたくさんの楽しい時間をありがとうございました。 今年も皆さんと一緒に、着物を縫ったり、着たり、お出かけしたり 楽し あけましておめでとうございます。   昨年中はたくさんの楽しい時間をありがとうございました。 今年も皆さんと一緒に、着物を縫ったり、着たり、お出かけしたり 楽しい時間を過ごせたらと思っています。   本年もどうぞよろしくお願いいたします。   2024年 初春      KOTARO 若松美紀 ========== ■お知らせ ==========   和裁教室 予約サイトを鍵付きにしました。 合言葉を入力して予約サイトを開き、ご予約をお願いいたします。   《予約サイトはこちら》 https://reserva.be/kotarokimono   《合言葉》 こたろう   《予約ができない場合》 予約件数が100件を超えると上限に達し、予約受付ができなくなりますが 毎月23日に上限が解除され、




KOTARO KIMONO ACADEMY

Higashi-ku
Nagoya 4610001
Aichi Japan
ニュースレターに登録