【ヘブロン近郊でテロ未遂】(Y,P,H)
ヘブロン近郊の入植地アドラに3人のテロリストが柵を破って侵入、パトロール中の兵士が発砲に遭い負傷、テロリストたちは射殺された。テロリストたちは未成年だがライフル銃や手榴弾・斧・ナイフなどを持っており、軍は「大規模なテロを防いだ」との談話を出している。(1/12)
【イスラエルがガザ・エジプト国境部を制圧か】(Y)
エジプトに対してイスラエルが、近いうちにガザ・エジプト国境部の緩衝地帯「フィラデルフィア回廊」を制圧する意向を伝えたと、米WSJが報道。2005年以降同回廊の地下に掘削されたトンネルが、ハマスなどによる武器密輸やテロリストの出入りなどに使用されており、開戦後からイスラエルはエジプトに対し警備強化を要請していた。(1/13)
【ヒズボラによるミサイルで親子2人が死亡】(Y,P,H)
レバノン国境近くの自治体にヒズボラの対戦車ミサイルによる攻撃があり、40代男性と76歳の母が死亡した。数時間前には3人のテロリストが越境攻撃しようとしたところイスラエル兵により阻止・射殺されており、それへの報復攻撃の模様。ヒズボラは軍事標的に向けたものと、発表している。(1/14)
【新たな人質のビデオが公開】(Y,P,H)
ハマスが3人の拉致被害者の映像を新しく公開した。10月7日から100日が経った追悼イベントが国中で行われた直後というタイミングに、地元メディアでは「心理的テロ」と報道。ハマスはその中の2人はイスラエルの空爆により死亡と主張も、翌日に軍報道官は否定。しかし2人の命に関しては深刻な危機感があることを認め、もう1人の女性に関しては生存の情報を手にしているとした。(1/14-15)
【中央部ラアナナでテロ:1人が死亡、18人が負傷】(Y,P,H)
中央部の都市ラアナナで車両で歩行者をひき、その後刺傷するというテロが発生。70代女性が死亡し、18人が負傷した。バス停を含む複数の場所で歩行者に突っ込んだようで、負傷者のうち約半数は子供たち。警察は現場でヘブロン在住のパレスチナ人2人を逮捕した。2人は不法滞在者だが近くの洗車場で働いていたもようで、その経営者も逮捕され取り調べを受けている。(1/15)
【ガザから主力部隊が引き揚げ】(Y,P)
国防軍は第36機甲師団のガザからの引き揚げを開始した。軍は休養と訓練・戦闘能力の強化のためでありガザへの再配備については未定ということだが、同師団は軍内の主力機甲師団であることから同師団の撤退は、ガザでの戦闘が次のフェーズに入ったことの証左だと現地メディア。(1/15)
【撤退した場所から数十発のロケット弾が飛来】(Y,P)
約50発のロケット弾が南部の町ネティボットとその周辺に飛来、そのうち1発は商店に着弾した。怪我人はいなかった。ハマスが犯行声明を出しており、ロケット弾は前日に第36機甲師団が撤退した場所から発射されたことが分かっている。(1/16)
【イスラエルによる検査後、人質への薬品がガザへ】(Y, P, H)
カタール・仏の仲裁によりイスラエルとハマスが、ガザへの医薬品を条件にした人質への医薬品供給に合意した。ネタニヤフ首相はガザ搬入時に検査を行わないことを了承していたが、国内で批判の声が。すると政府は「合意内容について首相は関与しておらず、軍部によるもの」と発言し、軍に対して急きょトラックをチェックするよう指示した。イスラエルのチェック後医薬品はガザに搬入されたが、実際に医薬品が被害者のイスラエル人に届いたかの確認について、国際赤十字は関与しないとの声明を発表しており、カタールが行うことになっている。(1/16-18) |