ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)

【ハマス最高位幹部殺害】(Y,P)
ハマスはテロ組織の総軍事評議会のメンバーで軍事部門中央ガザ旅団長がイスラエルの空爆によって死亡したと発表。同氏は戦争開始以来殺害されたハマス最高位の人物で、今までも暗殺作戦が行われていた。(10/17)

 

【ガザでの戦闘準備へ】(Y)
7日にテロリストとの戦闘に参加した戦闘工兵大隊指揮官は、ガザ地上攻撃の可能性に向けて最終準備を進めていると述べた。大隊は数日前から準備を整えており、出撃命令を待っているとのこと。(10/17)

 

【人質の奪還を懇願】(Y)
フランス系イスラエル人の母親は、娘がハマスに人質に取られており世界の指導者に対し娘の奪還を懇願した。16日に、10日頃に録画されたとみえるハマスの動画が公表され、娘はヘブライ語でカメラに向かって喋っていたという。(10/17)

 

【親パレスチナ歌手逮捕】(P)
警察によると、有名歌手でインフルエンサーがソーシャルメディアを通じてヘイトスピーチや公衆の扇動を助長した容疑で16日に逮捕された。容疑者はアラブ人コミュニティ内で著名で、パレスチナ支持とイスラエルを標的にした投稿を繰り返していた。(10/17)

 

【対無人機装備搭載か】(P)
米大手紙によると、ガザ郊外に集結しているイスラエル軍戦車には、ロシア・ウクライナ戦争で使用されたものと同様の対ドローンカバーが装備されている。(10/18)

 

【西岸地区でも対立が激化】(P)
パレスチナ当局によると18日に、ガザ地区爆撃に対する抗議活動を受けてIDFがヨルダン川西岸地区ラマラ近郊でパレスチナ人の10代の若者2人を射殺した。イスラエル・パレスチナ間で対立が激化しており、その影響で殺害された人はヨルダン川西岸地区で最低でも64人となった。(10/18)

 

【テロ容疑者逮捕】(Y)
IDFは19日、ラマラでテロ容疑者80人(うちハマスの工作員約63人)を逮捕。ハマス攻撃以来拘留された容疑者の数は524人になったと発表。(10/19)

 

【ハマス司令官死亡か】(P)
19日のパレスチナ報道によると、ハマス国家治安部隊の司令官がIDFの空爆により殺害されたとのこと。IDFは彼の死亡を確認していない。(10/19)

 

【ヒズボラ拠点を攻撃】(P)
IDFは19日、レバノン南部のヒズボラに属する拠点を攻撃。レバノンのハマス旅団がIDFに30発ロケット弾を発射していた。(10/19)

内政

【米大統領がイスラエル訪問へ】(Y,P,H)
ブリンケン米国務長官は、バイデン米大統領が18日にイスラエルを訪問する予定だと述べた。同氏は同大統領が米国とイスラエルの団結を再確認し、イスラエルにはハマスから国民を守る権利と義務があることを明確にするだろうと述べた。また同大統領はエジプトのシシ大統領とも16日に電話会談している。(10/17)

 

【ドイツ首相がテルアビブで演説】(Y)
ドイツのショルツ首相がイスラエルを訪問。17日夜にテルアビブで演説した。ホロコーストの歴史を鑑み同国がイスラエルの安全と存在維持に努める必要があると述べ、またイスラエルの自国防衛権についても強調した。(10/17)

 

【戦時下の支払い延長法案承認】(P)
国会の法制委員会は、戦時下における兵士や避難民の支払い期限延長を認めるレビン法相の提案を承認。養育費の支払い延期や従業員への給与支払い延期は含まれていないが、戦争が長期化した場合でもこの保護を継続できるよう、来月さらに法案を制定する予定。(10/17)

 

【大手ハンバーガーチェーンが支援】(P)
マクドナルド・イスラエル社は先週、IDF関係者に数千食の食事を無料で提供したと発表。 同社は15日、病院や周辺地域の防衛に携わるすべての人々に食事を寄付すると改めて表明した。これに対しアラブ諸国のマクドナルド社は関係を否定。(10/17)

 

【病院爆発はイスラム聖戦に責任】(Y,P,H)
IDF報道官のハガリ准将は17日夜国際メディアに対し、ガザのテロ組織の録音を所有しており、これはイスラム聖戦がガザの病院爆発の責任を負っていることを裏付けると伝えた。またIDFは空撮映像も所有しており、爆発は病院の建物ではなく駐車場で発生したとのこと。(10/18)

 

【米大統領が訪問】(Y,P)
バイデン米大統領がイスラエルを訪問。ネタニヤフ首相とヘルツォグ大統領、緊急戦争内閣と会談した。ガザ病院爆発については責任はイスラエルではなく「他のチームによって行われた」と述べた。(10/18)

 

【トルコ在住イスラエル人に警告】(Y)
国家安全保障会議は17日夜に警告を発し、テロの脅威が高まっているためトルコに滞在するすべてのイスラエル人に即時国外退去を促した。トルコへの渡航は最高警戒レベル4に、モロッコへの渡航はレベル2に引き上げられた。(10/18)

 

【エルアル航空が土曜日に運航】(P)
エルアル航空は今まで安息日である土曜日の運航を控えてきたが、予備役兵や帰国を要する人々のため2便の運航を実施。航空便はエルアルと米国の大手金融機関からの共同融資を受け、原価で運航された。(10/18)

 

【議員を停職処分に】(P)
国会倫理委員会は18日、ハダシュタール党カシフ議員を2週間の無給停職処分に下したと発表。同議員は外国メディアの取材に対しイスラエルは暴力を望んでいたなどの発言を2回ほど繰り返していた。(10/18)

 

【政府がホテル協会と協力】(P)
政府は18日午後、レバノン国境から5km程離れている入植地住民に避難勧告を出した。観光省と内務省がホテル協会の協力を得て避難民の受け入れを開始。(10/18)

 

【被害現場の工場再稼働】(P)
7日にハマスによって虐殺が行われたキブツ・べーリで印刷工場が稼働を再開した。従業員の多くが家族や友人を失っている。印刷工場は幸いなことに襲撃を受けていなかった。(10/18)

 

【カタールメディアの制限か】(Y)
アミラ司法長官とカルヒ通信相はカタールのアルジャジーラ通信のイスラエル事務所閉鎖を求める提案を安全保障内閣に提出することに合意。(10/18)

 

【市民が自主警戒開始】(Y)
多くの市民が地元の警戒部隊にボランティアとして参加しており、多くの民間人がIDF国内戦線軍に徴兵され、銃器を受け取り訓練とパトロールを開始した。(10/18)

 

【英首相が訪問】(Y,P,H)
スナク英首相は19日朝イスラエルに到着し、英国の支持を表明した。また、家族がハマスに拉致された人々の一部と面会した。(10/19)

 

【アスリートも捕虜解放支援】(Y)
イスラエルのアスリートたちは、ハマスに拘束された捕虜の解放を主張するキャンペーンを支持し、捕虜と自らの写真を並べて投稿した。(10/19)

 

【NY州知事がイスラエル訪問】(P)
米NY州知事がイスラエルを訪問。駐米イスラエル大使がテルアビブで同氏に会い、この困難な時期にイスラエルに団結を示したことに感謝した。また同氏はハマスに家族を誘拐された人々とも面会した。(10/19)

国際情勢

【英大手報道に抗議】(Y)
英国がハマスを2021年にテロ組織と認定したにもかかわらず、BBCがハマス組織員をテロリストと呼ぶことを拒否したことに対して、16日に数千人がロンドンのBBC本社前で抗議した。(10/17)

 

【イランはガザ空爆を大量虐殺と批判】(Y)
イランの最高指導者ハメネイ師は、イスラエルによるガザ地区でのパレスチナ人の大量虐殺は直ちに中止されるべきだと述べた。イラン政府はハマスに武器供給を行っているという非難は否定しているが、精神的および財政的支援を提供していると述べている。(10/17)

 

【病院空爆にアラブ諸国非難続出】(P)
ガザ地区のアル・アハリ病院に空爆があり、アラブ諸国がイスラエルを非難する公式声明を発表。IDFは責任を否定し、イスラム聖戦が責任を負っており複数の情報を持っていると述べた。(10/17)

 

【カナダで寄付金5千万ドル集まる】(Y)
カナダのトロントユダヤ人連盟は、1週間で5千万ドルを集めることに成功。できるだけ早くイスラエルに送金される予定。多くの寄付はユダヤ人実業家によって行われた。(10/18)

 

【欧州議会がイスラエル支持】(Y)
欧州議会は投票の結果ハマスを強く非難し、イスラエルと国民への支持を表明。「テロ組織ハマスを排除」する必要があると強調した。(10/19)

 

【イランが攻撃示唆か】(Y)
イランメディアは政権のイスラエル攻撃計画を描き、シーア派やヒズボラと共にイスラエルを包囲するためミサイル発射や攻撃用無人機を含む連携攻撃を開始する計画があると述べた。(10/19)

 

【長期的ガザ避難民は雲行き怪しいか】(Y)
エジプトのシシ大統領は18日、ドイツのショルツ首相との会談後の会見で、パレスチナ人の立ち退きを拒否すると宣言。同大統領はバイデン米大統領とネタニヤフ首相とのガザ地区避難民の一時受け入れに合意している。(10/19)

 

【病院爆発の死者数に誤差か】(P)
独立情報筋によると、ガザ病院爆発の死者数が地元報道によって大幅な誤差で報道されていたという。ガザの地元情報筋は病院で471人が死亡したと主張しているが、 外国の情報筋は10から50人に近いと主張した。(10/19)

◯ 文化

【ボランティアで兵士を応援】(P)
18日にエルサレム寛容博物館と非営利団体が共催した大規模キャンペーンで、約100人のボランティアが前線のIDF兵士のために数千個の荷物を梱包した。荷物には下着、衛生用品、栄養補給食品、基本的な応急処置用品などが含まれている。(10/18)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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