ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
★前号にて「ガザ病院空爆」と表記しましたが、正しくは「ガザ病院爆発」です。 誤表記についてお詫び申し上げます。
◯ 治安

【最初から誘拐計画していたか】(Y)
米報道誌によると、イスラエルに侵入したハマス組織員が指示書を所有しており、子供の誘拐が計画されていたことが判明。指示書の内容は今週ヘルツォグ大統領が公表したものと同様だった。(10/20)

 

【人質の米国人母娘解放】(Y,P)
当局はハマスに捕らわれていた米国人の母娘2人が解放され、イスラエルに無事帰還したことを確認したと述べた。ハマス報道官はカタールの調停による人道的理由で解放したと述べた。(10/20)

 

【支援物資ガザに搬入される】(Y)
エジプトのラファ検問所から、人道支援物資を乗せた20台のトラックがガザ地区に入った。物資は水、食料、医療機器などの支援物資のみで、すべての物資が検査された。(10/22)

 

【ジェニンのモスクを空爆】(Y,P)
22日早朝、IDFはヨルダン川西岸地区のジェニン難民キャンプにあるモスク地下施設を攻撃。IDFはテロ組織が利用していたと述べた。パレスチナ衛生兵は1人が死亡したと発表。イスラエルのヨルダン川西岸地区への空爆は2回目。(10/22)

 

【第3戦線の可能性か】(Y,P)
シリアは22日にダマスカスとアレッポの空港を攻撃したとしてイスラエルを非難。ダマスカス国際空港で民間人2名が死亡したと述べた。14日にはシリアからロケット弾がイスラエル領土に向け2発発射されている。(10/22)

 

【組織兵に薬物与えたか】(P)
7日の攻撃の際、テロ組織ハマスが組織兵に対しカプタゴン錠剤を与えていたことが判明。IDFによって殺害された兵の荷物に錠剤が見つかった。カプタゴンは戦闘麻薬とも呼ばれ、怒りの感情を促進する薬物。(10/22)

 

【北部から避難増加】(P)
イスラエルはヒズボラによる脅威の増大に対応して、22日に北部国境近くの14集落の人々を追加で避難させた。ヒズボラは2週に渡り対戦車ミサイル、ロケット弾、迫撃砲、小型火器による攻撃を行っている。(10/22)

 

【高齢女性2人解放】(Y,P,H)
ハマスは人質に取っていた80代の女性2人を解放。配偶者はまだ人質に取られている。女性らは赤十字に引き渡され、エジプトを通過してイスラエルに帰国した。(10/23)

 

【人質に対し報酬か】(Y,P)
IDFは22日、7日のイスラエル人虐殺に関与したテロリストに対する取り調べの一部を発表。6人のテロリストは、ハマスが捕虜1人につき1万ドルとアパート一室を与えると述べた。彼らは高齢者、女性、子供を誘拐し、できるだけ多くの捕虜を取るよう命じられたと述べた。(10/23)

 

【320ヶ所を攻撃】(P)
IDFは22日にガザ地区のテロ標的320カ所を攻撃し、同時にレバノン領土内のテロ標的も破壊。標的には地下トンネルや作戦支部も含まれていた。(10/23)

 

【化学兵器使用も見据えていたか】(Y)
ヘルツォグ大統領は22日、取材に対しハマステロ組織兵の遺体から発見されたフラッシュドライブに化学兵器の製造や民間人攻撃への配備指示が含まれていたと述べた。同氏は、この文書は2003年のアルカイダの指示書に由来しており、ハマスの化学兵器使用への意図とのつながりを示していると加えた。(10/23)

内政

【多くの超正統派教徒が兵役志願】(Y)
ハマスの攻撃以来、3000人を超える超正統派教徒男性が兵役を志願しており、既に2100人が書類記入を終えている。軍は志願兵を軍事訓練に通さず、葬儀や物流における役割を課す予定とのこと。(10/20)

 

【軍事計画発表】(Y,P)
ガラント防衛相は20日に軍事計画を発表。3つの段階を挙げ、テロ組織や組織インフラの破壊、一部の抵抗勢力の排除、そしてガザ地区への新たな安全保障の確立と責任の終結を目指すと述べた。(10/20)

 

【中東メディア支部の閉鎖承認へ】(Y,P)
政府は国家の安全を損なう外国放送局の閉鎖を可能にする緊急規制を承認。カタールを拠点とする中東メディアがイスラエルへの暴力を奨励しているとして、シュロモ通信相がイスラエル支部の閉鎖を求めていた。(10/20)

 

【ビザ免除適用へ】(P,H)
米国土安全保障省は、イスラエル人の短期訪問に際しビザ免除が適用されると発表。電子渡航認証システムを使用して最長90日間の渡航が可能に。(10/21)

 

【北部への作戦展開は慎重に】(Y)
米大手報道によるとバイデン米大統領はネタニヤフ首相に、レバノンのテロ組織ヒズボラに対する大規模攻撃を控えるよう求めた。北部ではヒズボラによる攻撃が相次いでおり、政権内の極右議員から攻撃への圧力がかかる懸念があるのではとのこと。(10/21)

 

【ガザ人道危機を否定か】(Y)
IDF高官は21日、戦時下においてガザ地区に厳しい封鎖が課されたにもかかわらず、ガザ地区には人道危機は存在していないと述べた。同高官は民間人70万人が南部に避難したと述べたが、ガザ市と周辺の難民キャンプには約35万人の民間人が残っている。同高官はまた、ハマスが民間人を北部に留め置こうとしていると述べた。(10/21)

 

【最新迫撃砲初めて使用】(Y,P)
IDFはハマスのロケットランチャーを標的に、精密迫撃砲「アイアン・スティング」を初めて使用したと発表。GPS とレーザー誘導を使用し射程距離は1-12kmで、二重鉄筋コンクリートの貫通も可能。(10/22)

 

【21人が孤児に】(Y,P)
厚生省は7日のハマス攻撃により、21人のイスラエル人の子供が孤児になったと発表。そのうち1人は4歳児でハマスに人質に取られている。(10/22)

 

【政府への信頼下がる】(P)
民主主義研究所が23日に発表した世論調査によると、政府を信頼すると答えた人は20%で6月時点より8%下がり、20年間で最低となった。また戦争開始時のネタニヤフ首相に対する信頼は22%で政府全体は14%と、全体的に低い結果となった。(10/23)

国際情勢

【英メディア報道内容に誤り認める】(Y)
英大手メディアは、ガザ地区の病院がイスラエルの空爆で爆撃されたと生放送で報道したのは間違いだったと認める声明を発表。急速に変化する状況において、このような憶測をするのは誤りだったと声明で述べた。(10/20)

 

【米大手コーヒー社が労働組合を告訴】(Y)
米大手コーヒーチェーンのスターバックス社は同社労働組合に対しイスラエルを攻撃する投稿について多くの顧客から苦情が届き、評判を傷つけたとして告訴した。同社は商標権の侵害も訴えており、名称変更とロゴ使用中止を求めている。(10/20)

 

【エジプト首脳とヨルダン首脳が会談】(Y,P,H)
エジプトのシシ大統領とヨルダンのアブドラ国王は、21日にカイロで会談を行った。両氏は会談の中でイスラエルのガザ地区への攻撃を非難し、中東和平合意に達するための新たな努力を要求した。(10/21)

 

【パレスチナ人キリスト教徒が西欧に抗議】(P)
パレスチナ人キリスト教団体が西欧諸国の神学者や牧師に対し公開書簡を発表し、イスラエルのパレスチナに対する犯罪における神学的・政治的共謀の責任があると述べた。ケニア在住の専門家はこの書簡を非聖書的で聖戦主義を支持していると批判。(10/21)

 

【大使館も警戒強まる】(Y)
キプロスのメディアによると、同島のイスラエル大使館付近で爆発が発生。1人が逮捕され、3人が拘留された。戦争勃発以来大使館の警戒が強まり、外交官の帰国などが相次いでいる。(10/21)

 

【カタールとイスラエルに謝意】(Y)
バイデン米大統領はハマスに拉致された米国人母娘の返還を受けて、カタールとイスラエルに謝意を表明。同大統領はまた、ガザへの支援物資についてもEU首脳と会談している。(10/21)

 

【米国が中東に軍備追加】(Y,P)
オースティン米国防長官は21日夜、イスラエル支援と中東における米国の防衛強化のため、中東にさらに多くの軍事資産を派遣すると述べた。同氏はアイゼンハワー空母打撃群を追加で配備すると述べた。(10/22)

 

【ロンドンでイスラム主義団体が集会】(Y,P)
21日にイギリスのロンドンで、イスラム主義団体が集会を開いた。この団体はドイツ、サウジアラビア、パキスタンで活動を禁止されており、公式にはハマスに反対しているが、10月7日を「良い日」だと評した。(10/22)

 

【ヒズボラ指導者沈黙】(Y)
イスラエルとヒズボラの緊張が高まっている中、ヒズボラ指導者のナスルッラーフ死は依然として沈黙を保っている。IDFはヒズボラ組織兵の死亡者数を推定40人としている。(10/23)

 

【環境活動家が反イスラエル主張】(Y,P)
教育省は環境活動家のグレタ・トゥーンベリ氏がソーシャルメディアに「ガザとともに立つ」というスローガンを掲げる写真を投稿したことを受けて、同氏への言及を撤廃した。同氏の投稿には多くの抗議が上がっており、100人以上の署名とともに公開書簡も発表された。(10/23)

◯ 文化

【展示で人質の解放を呼びかけ】(P)
20日にテルアビブ美術館前で、200席のテーブルが用意され、ハマスに捕らえられている人質を象徴する展示が行われた。白で統一されたセッティングの中には子供用のものも。(10/21)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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