ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【南部に警報、イエメンの組織が攻撃か】(Y,P)
IDFは31日朝、南部のリゾート地であるエイラットに初めて空襲警報が出たと発表。IDFは空中目標を撃墜したと発表した。これを受けてイエメンのイラン支援組織フーシ派は31日、イスラエルに向けて多数の無人機と弾道ミサイルを発射したと発表。(10/31)

 

【IDF兵2名が戦死】(Y,P,H)
IDFはガザ地区作戦で2名のIDF兵が死亡、2名が重傷を負ったと発表。ガザ地上作戦での戦死者は16名に。IDFはガザ地区での地上作戦を続けている。(10/31)

 

【ハマス司令官暗殺】(Y,P)
IDFとシンベトは31日、7日に行われたハマスの虐殺を指揮した司令官を暗殺したと発表。同司令官は航空部隊を指揮し、無人機の武器開発に携わっていた。(10/31)

 

【ハマス燃料搾取の証拠か】(Y,P)
IDFは11日夜、傍受されたハマス司令官とガザ地区の病院長、ガザ住民との通話録音を公表。司令官は病院の燃料をハマスに提供する旨を仄めかしており、住民は病院が政府機関として国のために動くべきと強調していた。(11/1)

 

【7日攻撃の目的は無差別殺害か】(Y,P)
シンベトはハマス組織兵が7日の様子を説明する映像を公表。兵は任務が誘拐ではなく殺害することだったと述べ、目に入る人は無差別に殺すように指示されていたと述べた。入植者は全員がテロリストだと言われていたという。(11/1)

 

【歩兵部隊がガザ地区で作戦実行】(Y)
IDFゴラニ旅団第13大隊は、2日夜ガザ地区で作戦を実行し、テロ組織員20人を殺害。同大隊は7日のハマス攻撃で41人の兵を失っている。(11/2)

 

【西岸地区でイスラエル人死亡】(Y)
2日にヨルダン川西岸地区の入植地付近で、走行していたイスラエル人男性の車両に発砲があり男性が死亡。IDFはテロリストの捜索を実施し、テロリストは自首。ハマスの攻撃以来、多くのパレスチナ人は入植者からの暴言が増えていると主張している。(11/2)

 

【ロケット弾により家屋破壊】(P)
イスラエル中部の村と北部の都市に、南北からロケット弾が発射され2軒の家屋が破壊され、2人が負傷。レバノンから発射された12発のロケット弾についてはレバノンのハマスが責任を発表。(11/2)

 

【ヒズボラとの応酬続く】(P)
レバノンのヒズボラは2日、爆発物を積んだ無人機を使用して国境にあるイスラエル軍司令部を攻撃したと発表。IDFはこの攻撃が標的に命中したと認めた。この攻撃に応じIDFはレバノン南部ヒズボラの標的を攻撃。(11/2)

内政

【国内でアラブ人との緊張が】(Y,P)
ハマスとの戦争開始時から、国内のアラブ人とイスラエル人の緊張が高まっている。医療現場でもイスラエル人患者の家族がアラブ人医療者の治療を拒否するなどの事例が発生。(10/31)

 

【国連大使が黄色い星をつけて安保理会議に出席】(Y,P,H)
31日夜の国連安全保障理事会にイスラエル国連大使が胸に黄色い星をつけて出席し、物議を醸している。ホロコースト記念館館長はこの行動を批判し、黄色い星は他人の恩恵に従うユダヤ人の無力さを表していると述べた。(10/31)

 

【ガザ地区への支援増額へ】(Y)
ネタニヤフ首相とバイデン米大統領は30日、ガザ地区への支援額を大幅に増額し、食糧や水、医薬品を積んだトラック100台がラファ国境を通過できるようにすることで合意。しかし燃料支援についてはハマスに渡される可能性を考慮し合意に至らなかった。(10/31)

 

【難民の受け入れ先難航】(Y)
イスラエル政府は国際関係者に接触し、エジプトのシシ大統領がガザ地区難民のシナイ入国を許可するよう求めている。しかし同大統領はこれを拒否し、イスラエルのネゲブへの収容を提案。(10/31)

 

【極右議員を西岸地区の委員長に】(P,H)
ネタニヤフ首相は1日、極右の宗教シオニスト党議員を外交安保委員会ユダヤ・サマリア小委員会の委員長に任命。同議員は入植地在住で、パレスチナ人へのテロ容疑が浮上している。この任命を受けて予備役兵団体や野党指導者から批判の声が上がっている。(11/1)

 

【人質解放のため一時停戦を】(Y,P,H)
米当局によると、ブリンケン米国務長官はイスラエルに対し、人質解放と人道支援物資配布を進めるためガザでの軍事作戦を一時停止するよう要請すると米報道。バイデン米大統領は完全停戦ではなく、一時停止することで人質解放の時間が発生すると見解を示した。(11/2)

国際情勢

【NYで親パレスチナ運動に抗議】(Y)
米NY警察はブルックリン橋で7000人規模の親パレスチナ運動に対峙した女性に対し、ヘイトクライムの容疑を検討していたことが判明。女性は抗議者の男性と口論し頬を叩いたという。(10/31)

 

【南米3ヶ国が国交遮断】(Y,P,H)
ボリビア、チリ、コロンビアの3ヶ国はイスラエルのガザ攻撃に抗議して同国との国交を停止した。同3ヶ国は駐イスラエル大使を各国に呼び戻した。(11/1)

 

【ハマス幹部が虐殺を正当化か】(Y,P,H)
1日に発表された中東メディア研究所の報告書と翻訳によると、ハマス幹部は今週「イスラエルは我が国の土地に居場所のない国だ」とレバノンの報道機関に語った。また同氏はイスラエルを「排除しなければならない」と述べ、「我々が占領の被害者だ」と述べたという。(11/1)

 

【外国籍保持者第一団がエジプトへ】(Y,P,H)
1日にカタールやエジプトの仲介により、外国籍保持者と数十人のパレスチナ人負傷者がエジプト側に移送された。国境付近のハマス当局者らによると、これまでにヨルダン人281人、日本、フィンランド、オーストラリア、オーストリア、ブルガリア、インドネシア出身者のほか、赤十字職員7人、人権団体メンバー35人が移送されたという。(11/1)

 

【ワグネルとヒズボラが協力可能性か】(Y,P)
米報道は2日、米諜報機関によるとロシアの傭兵組織ワグネルがヒズボラに防空システムを提供する可能性があると報じた。現在ワグネルの部隊がシリアに滞在しており、ヒズボラの部隊も同様とのこと。(11/2)

 

【フランスで反ユダヤ主義増加か】(Y)
フランス首都パリの地下鉄で乗客が反ユダヤ的シュプレヒコールを叫ぶ様子がソーシャルメディアに投稿された。乗客らは「パレスチナ万歳」「我々はナチスだ」などと叫んでいた。同国では7日以来、857件の反ユダヤ主義事件が確認されており、3週間で昨年の全件数を超えたという。(11/2)

◯ 文化

【被害者子供のためクラウドファンディング】(P)
7日のハマス虐殺により両親が被害に遭った子どものためクラウドファンディングが行われた。母親は殺害され父親は誘拐されており、消息は不明。寄付金は住む場所や衣服、教育費、医療費に充てられる。(10/31)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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