ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【フワラでパレスチナ人死亡】(P)
パレスチナ保健省によると6日早朝、フワラでの衝突でパレスチナ人1人がIDFに銃撃され死亡。IDFによるとパレスチナ人とイスラエル民間人が投石しあい、軍用車にもブロック石を投げてきたため発砲する事態となった。投石によりイスラエル人4人が負傷したとのこと。(10/6)

 

【ヘブロンで内輪もめか】(P)
ヘブロンでの作戦活動中、2人のIDF兵が互いに暴行を加えていたことが判明。IDFはこの行動は容認できず、軍の価値観に反すると述べた。兵士らの身元は捜査中。(10/6)

 

【コカイン密輸阻止】(P)
警察は6日、コロンビアから数十キロのコカイン密輸を阻止したと発表。出国直前にコロンビア警察が摘発し、国際的な捜査の末複数の容疑者が逮捕された。(10/6)

 

【音楽祭が悲劇に一変】(Y,P)
7日朝に南部の砂漠地帯で音楽祭に出席していた人々はハマスの奇襲ミサイル攻撃や銃撃に晒された。現場に居た人からは多くの人が倒れ負傷したという声や、友人が行方不明という声も。(10/7)

 

【ガザから大規模奇襲攻撃】(P)
テロ組織ハマスはガザ地区から6時30分頃に大規模な攻撃を開始。地上の国境フェンスを突破し、約5000発のロケット弾を発射し、水陸両用車での侵入、電動パラグライダーとドローンによる侵入に成功した。現時点で約300人のイスラエル人が死亡し、1800人以上が負傷。また民間人を含む約100人がガザに誘拐され人質に取られている。(10/7)

 

【戦争状態にあると宣言】(Y)
ネタニヤフ首相は7日夜、イスラエルが戦争状態にあると宣言。ハマスの奇襲攻撃から5時間後に公式映像が公開され、首相は国民に軍の指示に従うよう要請した。(10/7)

 

【イスラエルが迎撃】(Y)
IDFはイスラエル南部とガザ地区に対しロケット弾を発射し迎撃した。ハマスは計150発が発射されたと報告。また、ガザ保健当局はイスラエル国内での戦闘で少なくとも198人が死亡、約1600人が負傷したと発表した。(10/7)

 

【献血希望者多数】(P)
イスラエル国際緊急医療サービス(MDA)の献血要請に応え、数千人が献血センターに集まった。予想外に多くの人数が集まったことを受けてMDAは献血の募集を一時停止。再度必要になった際には呼びかけると発表した。(10/7)

 

【死者700人超え】(Y)
当局の推計によると、7日のハマス侵攻から約700人のイスラエル人が死亡、負傷者は2,243人になり、そのうち350人以上が重篤な状態にあると発表された。(10/8)

 

【レバノン国境からも攻撃が】(Y)
ヒズボラがイスラエル軍拠点3カ所を攻撃したことを受け、イスラエルは7日にレバノン南部に砲撃を行った。レバノンとの国境に近い村落の住民は、南へ避難するよう指示された。(10/8)

 

【国内で多くの支援】(Y,P)
南部での必要に応じて国内で多くの支援物資が集まっている。市民が設置した即席の支援物資回収センターには、乳児用品や毛布、衣類、食料などの必需品を持ち込むために数千人が集まった。(10/9)

 

【死者800人に】(P)
IDFは9日朝の時点で1,149発のロケット弾をガザに向けて発射している。またガザ地区では6ヶ所で戦闘が続いている。イスラエルは7日の攻撃から800人が死亡、少なくとも700人のパレスチナ人が死亡した。また負傷したイスラエル人は2,500人以上、ガザ地区では2,300人以上が負傷している。(10/9)

 

【死者は900人に】(Y)
当局は9日の時点でイスラエルの死者が900人以上と推測され、1000人に達する恐れもあると報道。エルサレム地域にもロケット弾が落下している。(10/9)

内政

【司法改革抗議デモは中止】(P)
テロ攻撃を受け抗議団体は、7日夜にテルアビブで予定されていた司法改革抗議デモの中止を発表した。また野党からもIDFの全面的支援を表明。(10/7)

 

【軍部への責任追及か】(Y)
7日遅くに行われた安全保障閣僚会議で閣僚らは、軍の諜報活動失敗についての回答を求めた。しかしネタニヤフ首相とガラント国防省は軍司令官がいつでも連絡できる状態にないと述べている。会議ではハマスとイスラム聖戦の全ての軍事能力を破壊することが決定された。(10/8)

 

【外国航空便がイスラエルから一時退避】(Y)
ハマス侵攻の翌日から殆どの外国航空会社がイスラエルへの航空便をキャンセル。エルアル航空やアルキア航空はフライトスケジュールを変更して対応した。(10/8)

 

【ガザへの供給停止へ】(P)
政府はガザへの電力供給や燃料・物資供給を一時停止することを決定。首相官邸は発表時に「今後何年にもわたってイスラエル国民を脅迫し、危害を加えようとする彼らの能力と願望」を阻止するだろうと述べた。(10/8)

 

【株価に大打撃】(P)
8日には多くの企業が休業し、イスラエルの株価と債券価格は大きく下落。テルアビブの主要株価指数は7%下落して終了した。(10/8)

 

【緊急便運行に奔走】(P)
アルキア航空とエルアル航空は多くの海外航空企業がフライトをキャンセルしている中、出入国者に対応するため緊急便を運行している。主な発着場所はキプロス、アテネ、エジプト、スペインなど。(10/8)

国際情勢

【西側からの支持次々と】(Y)
西欧諸国政府は7日に起きたハマスの奇襲攻撃を非難する声明を次々と発表。一方ロシアは外交官を通して「自制を求めている」と述べた。(10/7)

 

【米の全面的支援表明】(Y,H)
ネタニヤフ首相は、バイデン米大統領との電話会談で米国がイスラエルの自衛権を全面的に支持していると伝えられたと述べた。またオースティン米国防長官は、米国はイスラエルが自国を守るために必要なものを確保できるよう努力すると述べた。(10/7)

 

【名所が青と白にライトアップ】(Y)
米ニューヨーク州知事は、イスラエルのハマス侵攻を受けて州の各名所でイスラエルとの団結を示すよう指示。ワールドトレードセンタービルやエンパイアステートビルが青と白でライトアップされた。またイタリアなど欧州でもライトアップが。(10/8)

 

【エジプトで観光客が死亡】(Y,P)
エジプトでイスラエル人観光客が襲撃され、少なくとも2人が死亡。 地元報道はグループがツアーバスに乗っていたところ、警備のために雇われたエジプト人警官がアレクサンドリアで彼らに向けて発砲したと報じた。 エジプト人のツアーガイド1人も死亡したとのこと。外務省は観光客の迅速な帰国を支援していると述べた。(10/8)

 

【複数戦線見据え米動くか】(P)
オースティン米国防長官は8日、米国はフォード空母と艦艇を含む空母群をイスラエルに近づけるつもりだと述べた。米国防総省は東地中海地域にも戦闘機を追加する予定。(10/8)

 

【イランが背後にあるか】(Y)
米メディアは8日遅く、イランがハマスの奇襲攻撃を支援していたと報道。同メディアはハマスとヒズボラ高官の情報を入手しており、この計画はベイルートで行われた数回の会合で議論されたと述べた。この報道を受けて米当局は「現時点でこの説明を裏付ける情報はない」と述べた。(10/9)

 

【各地のユダヤ人も注視】(Y,P)
離散(ディアスポラ)のユダヤ人コミュニティは国内の状況を注視しており、礼拝を中止する人々もいる。また北米ユダヤ人連盟は断固としてイスラエルへの支援を予定している。(10/9)

【カタールの調停調整始まる】(Y)
イスラエル当局は9日、ハマスとの捕虜交換のための交渉報道を否定。これを受けてカタールの調停委員は、ハマス当局と緊急電話を行いイスラエルの刑務所からパレスチナ人女性と子ども36人を釈放することと引き換えに、ガザで拘束されているイスラエル人の女性と子どもの自由を交渉しようとしているとの報道が。(10/9)

 

【米国が自国民犠牲者調査に】(P)
ブリンケン米国務長官は8日の報道番組で、数は確認していないが犠牲者の中に米国人が含まれているという報告を受けたと述べた。奇襲攻撃で最初の標的となった野外音楽祭で、行方不明とされている人々の中に米国人の若者も含まれているという情報も。(10/9)

 

【パレスチナへの資金援助見直し始まる】(P)
国連やドイツ、オーストリアがパレスチナ自治政府への資金援助の一時凍結を発表。国連委員は6億9,100万ユーロ相当の資金援助を見直しているとSNSに投稿した。(10/9)

◯ 文化

【キリスト教徒とユダヤ人が共に植樹】(P)
700人以上のキリスト教徒がネゲブ砂漠西部に赴き、ユダヤ人国民基金団体とともに植樹を行った。この地域はガザ地区からの攻撃により荒れ果てていた。(10/6)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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