ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【ガザ地区高校内にも軍事装備】(Y)
IDFはガザ地区北部での作戦を拡大したと発表。IDFは高校内でもハマスのテロ組織兵と交戦し、大量の軍事装備や武器を発見したという。(11/18)

 

【ナブルスでテロリスト死亡】(Y,P)
IDFとシンベトは18日早朝、ヨルダン川西岸地区ナブルスにあるバラタ難民キャンプでテロリスト5人を殺害。爆発物製造のための実験室を発見し、破壊した。(11/18)

 

【高級住宅街に地下トンネル】(Y,P)
IDFは19日、ガザ地区のリマルでハマスの地下トンネル網と司令センターにつながる35本のトンネルと大量の武器を発見したと発表。リマルは高級住宅街で、ハマス幹部の住居があるとされる。(11/19)

 

【病院内に人質の証拠】(Y,H)
IDFは19日、ハマスがガザ地区のシファ病院内に人質を収容していた証拠を発表。公開された映像にはネパールとタイの民間人がハマス組織兵に連行されている様子が記録されていた。(11/19)

 

【医療スタッフ装い活動】(Y)
IDFがガザ地区の作戦で拘束したハマス組織兵の尋問によると、映像の中で、同地区シファ病院ではハマスだけでなくパレスチナ・イスラム聖戦の組織兵も活動していた。また院内で何人かの組織兵が医療スタッフに扮して活動しており、病院スタッフは憤慨していたが阻止はしなかったと述べた。(11/20)

内政

【内閣がガザ地区に燃料搬入を許可】(Y,P)
戦時内閣は17日に軍の勧告とバイデン政権の要請を受け入れ、ガザ地区に燃料トラック2台分の搬入を全会一致で可決。燃料は国連による使用と海水の淡水化プラントなどの稼働に使用される予定。(11/17)

 

【より多くの人質解放を強調】(Y,P)
政府は17日遅くにカタールの調停委員に対し、ガザで拘束されている人質50人の釈放を含むハマスとの協定を完全に拒否すると通告。家族で人質にとられている人々を引き離すべきではないとし、70-80人の人質解放についてまだ議論の余地があると述べた。(11/17)

 

【音楽祭での死亡者は340人と推定】(Y)
国民保険協会は7日音楽祭での虐殺で殺害された人々の身元確認を行い、民間人の死亡者は少なくとも340人だと発表。当初発表された数字を大幅に上回った。身元確認は進行中で、最終的な死者は350人を超える可能性も。(11/18)

 

【病院内の武器再配置を否定】(Y)
IDF報道官のハガリ少将は、英報道と米報道のIDFがシファ病院で発見された武器等を再配置していたという報道を否定。同少将はメディア陣に現場を直接見てもらうことを許可したと述べ、安全のために地雷や爆薬を撤去する必要があったと述べた。(11/18)

 

【ドゥルーズ人待遇改善へ】(Y,P)
連立政権は今回のドゥルーズ人兵士の戦功を認め、同族に特別な地位を与える基本法の制定を進めると発表。同族は国家から差別を受けていると長年議論されていた。(11/19)

 

【イスラエルは停戦合意否定】(Y)
ハマスはヨルダン報道に対し、20日から停戦期間が始まると述べていたが、イスラエル政府はこれを否定。停戦と人質解放の交渉は未だ続いており、ハマスは4−5日間の停戦と150人の刑務所に収容されているパレスチナ人母子の解放に対し、計50人の人質を開放する用意があると述べた。しかし子どもの人質らの居場所が特定できていないため、停戦初期に彼らを集める時間が必要だという。(11/20)

 

【非常時に超正統派学生も兵役へ】(P)
超正統派大学の発表によると、超正統派教徒の同大学生徒約400人がIDF予備役兵として活動していることが分かった。また同大学の学生寮にも避難民約400人が滞在しているという。(11/20)

 

【10月の失業率が約10%に】(P)
中央統計局によると、戦争開始以来42万8000人以上が一時的にも失業の影響を受け、10月の失業率は10%近くに達した。建設業界が最も大きな影響を受けており、62%以上の企業が事業停止に追い込まれている。反対にハイテク業界での事業停止率は4%にとどまった。(11/20)

国際情勢

【ローマ教皇が人質親族と面会へ】(P)
関係者によると、ローマ教皇フランシスコがガザ地区で人質に取られている人々の親族と来週面会を予定している。親族は先月イタリアの指導者らとも面会している。(11/17)

 

【ハマス殲滅に疑問】(Y)
ヨルダン外相は18日、イスラエルが掲げているハマス殲滅という目標の達成に疑問を表明。ハマスはイデオロギーであり、武器で排除することはできないと述べた。(11/18)

 

【イラン指導者がイスラム諸国に圧力】(Y)
イランメディアは19日、最高指導者ハメネイ氏がイスラエルと政治的関係を持つイスラム諸国に対し、一定期間関係を断つよう訴えたと報じた。同氏は以前にも石油や食品の禁輸も訴えていた。(11/19)

 

【フーシ派が紅海で貨物船ハイジャック】(Y,P)
サウジアラビア報道が19日に、イエメンの反政府組織であるフーシ派がイスラエル企業が貸し出した貨物船と乗組員22人を紅海でハイジャックしたと報じた。イスラエル人は乗っておらず、日本郵船が運行していた。(11/19)

 

【停戦合意間近か】(Y,P)
米大手報道は19日早朝、イスラエルとハマスが米国とカタールの仲介で少なくとも50人の人質の解放と、少なくとも5日間の一時停戦を含む合意に近づいていると報じた。人質は少人数ごとに開放され、停戦の間はハマスの活動が空から監視されるという。(11/19)

 

【米政府は過激入植者に対し厳しい姿勢】(P)
米政府は過激派入植者に対し入国拒否などの厳しい姿勢を取ろうとしている。バイデン米大統領はヨルダン川西岸地区で民間人を攻撃する過激派に対するビザ発給停止を含め、独自の措置を講じる用意があると強調。(11/19)

 

【パレスチナ自治政府が虐殺否定】(Y,P)
パレスチナ自治政府は19日の公式声明で、10月7日のハマス虐殺を否定し、イスラエルのヘリコプターが350人の虐殺を引き起こしたと主張。ハマスも声明に加わり、イスラエル戦闘機がガザ国境を攻撃したと述べた。(11/19)

 

【パレスチナ政府が声明削除】(Y)
パレスチナ自治政府は19日に発表した公式声明をウェブサイトから削除したことが判明。7日の虐殺をイスラエルのヘリコプターによる攻撃だと主張していたが、訂正の発表はなかった。米政府は、同政府が声明を公式の立場ではないと述べ削除したと述べた。(11/20)

 

【米ユダヤ人学生危機感募る】(P)
ユダヤ人機関の調査によると米国のユダヤ人学生のうち37%が、安全上の理由からユダヤ人であることを隠す必要があると感じていることが判明。さらに3分の1の学生が学内で反ユダヤ主義の感情や暴力行為を目撃、または経験したことがあると判明。(11/20)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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