ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【400以上のトンネル発見】(Y,P)
IDFはガザ地区で400抗を超えるハマスのトンネルを発見し破壊したと報告。トンネルは住宅街や大学、農地の下に作られており、民間資産が悪用されていたことが見受けられる。(11/22)

 

【ヨルダン川西岸地区やベツレヘムで逮捕続出】(P)
IDFとシンベトは22日にヨルダン川西岸地区で6人の銃兵を殺害し、29人を逮捕。そのうち3人はハマス組織兵だった。またベツレヘム南部の難民キャンプではハマスの武器や爆発物が押収され、9人が逮捕された。(11/22)

内政

【南部の集落に帰還許可】(Y)
IDFは南部の集落40個の住民に対し、戦闘の進展と作戦状況の変化をふまえ帰還を許可すると発表。これらの集落はガザ地区から4-7kmほどの距離に位置している。(11/21)

 

【工科大学生が軍事品開発】(P)
工科大学生らがIDFや警察、消防のために軍事装備品を開発。銃のホルスターや手榴弾などをIDFの公式運用要件に従って開発している。(11/21)

 

【ハマスとの停戦合意】(Y,P)
戦時内閣は人質53人の解放と引き換えに、4日間の停戦に合意。もしハマスが更に20人を解放すれば、停戦期間を最大2日間延長するとのこと。開放される人質のリストには母親や子どもが含まれており、イスラエル国籍保持者ではない人々は含まれていない。(11/21)

 

【人質解放・停戦協定合意へ】(Y,P)
政府は7時間による議論の後、人質解放協定に合意。4日間で少なくとも50人の女性や子ども人質が解放される。また4日間の停戦となり、イスラエルに収容されているパレスチナ人最低150人が開放される予定。(11/22)

 

【解放される囚人のリスト公開】(P)
法務省は22日、ハマスとの合意により釈放される囚人のリストを発表。囚人の多くは東エルサレム出身のハマスやファタハに属する人々で、18歳未満の未成年か女性がほとんどとのこと。(11/22)

 

【初めて車両が埋葬される】(P)
ボランティア団体ZAKAは南部で殺害された人々の遺体を完全体で発見できないため、現地で損傷した車両を埋葬し死者への尊厳を守ると決定。車両内で惨殺された人々の血痕が残る車両など、通常の方法で処理できない車が数百台ユダヤ人墓地に埋葬される予定。(11/22)

 

【避難民に雇用機会】(P)
エルサレムの寛容博物館で職業フェアが開催され、南北からの避難民が数百人出席。即時雇用の職が紹介された。(11/23)

国際情勢

【南アフリカとの緊張続く】(Y)
南アフリカ政府当局のイスラエルがガザ地区で大量虐殺を行っているという発言を受け、外務省は在南アフリカイスラエル大使を協議のため召喚したと発表。ラマポーザ大統領はイスラエルが戦争犯罪を行っていると述べ国際裁判所に提訴したとも発表している。(11/21)

 

【大手航空会社が操縦士解雇】(Y,P)
米ユナイテッド航空はハマスを称賛する内容の投稿をした操縦士を停職処分にしたと発表。同社はこの投稿について調査中であり給与は支払っているという。(11/22)

 

【女性被害について明言せず】(Y,P)
国連女性差別撤廃委員会はイスラエル・パレスチナ間の紛争の男女別の側面に付いて漠然としか説明せず、イスラエル人女性の受けた性暴力に付いて明言を避けた形となった。(11/23)

 

【英報道でイスラエル批判】(Y,P)
英報道でイスラエルが人質50人に対しパレスチナ囚人150人を解放する合意について、イスラエルがパレスチナ人の命を軽く見ているという発言が。専門家はキャスターの発言に対し、イスラエルには選択の余地がなく、手に血がついた人々を開放することを選択しているわけではないと反論。(11/23)

◯ 文化

【祈りとトーラーの奉献】(P)
21日に嘆きの壁で、イスラエルの将来と戦争で被害を受けた人々のためにトーラーの巻物が読まれ、一部が作成される式典が行われた。式典ではトーラーの巻物が2巻奉献され、完成後にはガザ地区付近やIDF基地などに保管される可能性も。(11/21)

 

【戦時中にも音楽を】(P)
戦争の影にもかかわらず、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が87回目のコンサート期間を開始。初回コンサートは26日に開催。(11/23)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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