ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【シファ病院地下トンネル破壊】(Y)
IDFは24日、ガザ地区のトンネルとシファ病院敷地内にある基地を破壊したと発表。トンネル内には台所やトイレなどが設置されており、同病院の電力をハマスが使用していたことも判明。(11/24)

 

【イスラエル人質13人解放】(Y,H)
ハマスは48日間の拘束を経て、13人のイスラエル人と12人のタイ人を解放。彼らはエジプトを通過しイスラエルに帰還した。IDFは子ども達のためヘリコプターにおもちゃなどを用意して迎えた。(11/24)

 

【人質半日遅れて解放】(P)
ハマスはガザ地区で拘束していたイスラエル人13人と外国人4人を解放。当初の約束より7時間遅れての解放となった。人質はエジプト国境で赤十字に引き渡され、そこからイスラエルに移送された。(11/25)

 

【14人の人質解放】(Y,P)
14人の人質が解放され、イスラエルに帰還。ガザ地区には178人の人質が残されている。主に女性や子どもが帰還したが、その家族は10月7日にハマスに虐殺されていたり、未だ同地区に囚われていたりと、出迎える境遇は厳しい。(11/26)

 

【人質がガザ地区での様子証言】(Y,P)
24日にガザ地区から帰還した13人の人質が拘束中の様子について証言。拷問や虐待は受けなかったものの、便所に行く許可を得るまで1時間半から2時間待たされたり、食事を与えられない日があったりと不便な生活を強いられていたという。(11/26)

 

【拘束中に爆撃と逃走劇が】(P)
先日解放された25歳のイスラエル系ロシア人男性によると、彼はガザ地区で爆撃を受けた建物に隠れた後、4日間の逃走の末ガザの民間人に発見され、ハマスに再度捕らえられたという。彼はロシア政府の介入により解放されイスラエルに帰還した。(11/27)

 

【ハマス指導者が人質と会話】(Y,P)
解放された人質の証言によると、ハマスの指導者であるシンワール氏が、ガザ地区で人質と面会しヘブライ語で会話していた。彼は地下トンネルで人質と面会し、流暢なヘブライ語で危害は加えられないと述べたという。(11/27)

内政

【人質優先も戦後の展望には期待薄いか】(P)
24日の世論調査によると、国内のユダヤ人とアラブ人が両方人質の返還が最優先と捉えているが、他の分野については意見の相違が見られる。戦後の政府の計画については、大多数が計画されていないと考えていると答えた。(11/25)

 

【防衛相がガザ地区訪問】(Y)
ガラント防衛相がガザ地区に入り、IDF諸部隊と面会。防衛相が同地区に入ったのは2005年以来。同相は声明で捕虜全員が返還されるまでガザを離れないと述べ、人質交渉を強調した。(11/25)

 

【人質解放集会に10万人集う】(P,H)
ガザ地区に人質が囚われてから50日が経ち、25日夜に約10万人がテルアビブに集結して人質の解放を訴える集会が行われた。集会ではドゥルーズ派コミュニティの指導者も声を上げた。(11/26)

 

【首相がガザ地区訪問】(Y,P)
ネタニヤフ首相がガザ地区を訪問。司令官や兵士と会談を行い、ハマスのトンネルの一部を訪れた。訪問の中で同首相は勝利するまで(戦うことを)続けると述べ、ハマスの排除や人質の返還、ガザ地区がイスラエルに脅威となる可能性の抑止を強調した。(11/26)

 

【マスク氏イスラエル訪問】(Y,P)
スペースX社のイーロン・マスク氏がイスラエルを訪問し、ハマス虐殺の記録を視聴。またネタニヤフ首相とキブツを訪れ、ハマスの誘拐現場を訪問した。(11/27)

 

【停戦延長、更に20人解放へ】(Y,P)
カタールと米国当局はイスラエル人の人質11人と外国人6人が帰還したことを受けて、28日に期限となる停戦期間を2日間延長すると発表。この延長により24時間ごとに10人、合計20人の人質解放が予定される。(11/27)

 

【戦時中の予算会議揺れる】(P)
戦時連立内閣では国家補正予算会議で年内の予算案のうち連立政権の資金を一部戦争費に充てると予定しているが、野党からは戦時中に連立政権資金を利用するのではなくすべて戦争費に充てるべきだと反対。国家補正予算案に一石を投じている。(11/27)

国際情勢

【カナダで反ユダヤ主義事件急増】(Y,P)
カナダのトロント警察は10月7日以来反ユダヤ主義関連の事件が大幅に急増したと発表。11月20日までの反ユダヤ主義事件数は昨年の同期間と比べて約2倍に。(11/24)

 

【ハマスとの戦争めぐりイランが警告】(P)
7日のハマス虐殺とイスラエルの反撃を受け、イラン当局者は代理人を通じて紛争をさらなる戦線に拡大すると繰り返し主張してきた。10月中旬にもイランのアミラブドラヒアン外相は、中東各地でイランの代理勢力が発足する可能性があると警告した。(11/24)

 

【パレスチナ人がスパイ容疑で処刑か】(Y,P)
24日にパレスチナ人2人がヨルダン川西岸地区のトゥルカルム市でイスラエルへのスパイ容疑で殺害され、ジェニンでも1人が殺害された。殺害現場は人々に公開され、映像記録の中では群衆が裏切り者と叫んでいたという。(11/25)

 

【イスラエル人所有の船がイランに攻撃されるか】(Y,H)
米国防当局が25日、インド洋でイスラエルの富豪が所有するコンテナ船が、イランのものとみられる無人機による攻撃を受けたと発表。乗組員に怪我はなかった。当局者は今後も注意深く監視していくと述べた。(11/25)

 

【アイルランド首相、人質が見つかったと誤投稿】(Y,P)
アイルランドのバラッカー首相は25日夜、人質として捕らわれていたイスラエル人少女が解放されたことを称賛したが、少女が「失われていたのが見つかった」と表して捕らわれていたという表現をしなかった。これに対し怒りの反応が集まり、イスラエル報道官も批判のコメントを述べた。(11/26)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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