ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【拘束されていた兵士らが死亡と判明】(Y,P)
IDFは28日夕方、兵士3名が10月7日にハマスに殺害され遺体が拘束されていると判明したと発表。兵士は19-20歳で、IDFの発見した証拠に基づき死亡が宣告された。(11/28)

 

【人質10名が解放】(Y,P)
28日に10名の人質が52日間の拘束を経て開放され、イスラエルに帰還。ガザ地区には146人の人質が残されている。(11/28)

 

【計16人の人質が解放、停戦延長なるか】(Y,P,H)
29日に12人のイスラエル人と4人のタイ人が解放されイスラエルに帰還。30日に停戦期間が終了するためカタールは停戦延長とさらなる人質の解放の交渉を続けているという。(11/29)

 

【ロッドで妊婦刺殺される】(Y)
ロッド中心部で、20代前半の後期妊婦が刺殺される事件が発生。女性は救急車で病院に運ばれ、緊急帝王切開が行われたが胎児の死亡も確認された。(11/30)

 

【エルサレムで銃撃テロ】(Y,P,H)
30日朝にエルサレムのバス停で銃撃があり、24歳の女性、60歳の女性、70歳の男性を含む3人が死亡。少なくとも11人が負傷した。テロリスト2人のうち1人はM-16ライフルで武装しており、現場で無力化された。後にハマスが攻撃の声明を発表。(11/30)

内政

【虐殺の様子を人質の子供に見せていたと判明】(Y,P)
人質に取られていた12歳の少年が当時の様子を叔母に証言。彼は10月7日の虐殺の様子を映像で見せられ、泣く度に銃で脅されたという。彼の父親は未だハマスに捕らわれている。(11/28)

 

【拘束時の様子を証言】(Y)
解放された人質が当時の様子を証言。彼らは地下5階のトンネル内に拘束されており、飲料水は与えられていたが、一日の食事は缶詰の豆やフムス、ピタパンが数枚だった。また約50日間風呂に入れず、衛生に気を使っていたという。(11/28)

 

【軍情報総局長官が辞意】(P)
IDF軍事情報総局ハリバ長官は少なくとも戦後には辞任の意思を表明している。10月7日の攻撃により数時間後には作戦会議が開かれたが、長官は参加を許可されずその後の情報共有に参加。参謀本部でのこの行為は軍部コミュニケーションの状態に疑問を投じている。(11/29)

 

【南部の一部都市で首相と面会ボイコット】(Y,P,H)
29日にネタニヤフ首相がガザ国境近くの都市を訪問したが、一部の指導者はスケジュールの都合により面会を拒否。当初首相官邸はガザ国境から7キロ圏内にあるコミュニティを訪問すると述べていたが、訪問は4キロ圏内にとどまった。(11/29)

 

【ハマスとの停戦延長へ】(Y,P)
IDFは30日早朝に人質解放を継続しようとする調停者の努力を考慮し、合意条件に従って停戦を継続すると発表。ハマスは停戦期限の18分前に当初の約束より2名少ない8名の人質を解放。(11/30)

 

【UNRWA教師に拘束されたと証言】(P)
解放された人質の証言によると、彼はUNRWAの教師によって屋根裏部屋で拘束されていたことが明らかになった。教師には10人の子供がおり、人質は食事や医療もろくに与えられなかったという。UNRWA運営の学校では教師がハマスを称賛したり、100人以上のハマステロ組織兵がUNRWA運営の学校を卒業していたりと関係がある。(11/30)

国際情勢

【「ハマスの息子」が警告】(P)
ハマス共同創設者の息子がSNSに声明を発表。イスラエルが残りの人質を解放し、できなかった場合は自分の父親を含む指導者を殺害すると条件を設けるよう求めた。同氏はハマスが停戦の延長を試みて人質交渉を続けるだろうと警告し、イスラエルは妥協してはならないと述べた。(11/28)

 

【国連女性機関が差別か】(Y)
国連女性機関が10月7日に発生したイスラエル人女性への性暴行について言及しないとして、イスラエル政府は批判と外交戦を続けている。同機関がSNSに投稿した内容にはガザ地区への言及はあったがイスラエル人女性への言及はなかった。(11/28)

 

【国連パレスチナ展示にイスラエル人子供被害者の写真が】(P)
国連パレスチナ代表団はガザ地区でIDFにより殺害されたと主張する子供たちの展示を行ったが、そのうち1枚が2021年にハマスのロケット弾により殺害されたイスラエル人の子供の写真だったことが判明。国連イスラエル代表は不快感を示し、事務局長に展示の撤去を求めた。(11/29)

 

【被害者遺族が抗議の標的に】(P,H)
10月7日の虐殺で被害を受けた人々の遺族代表団は、滞在していたオーストラリアのホテルで親パレスチナ抗議デモにより入室を妨害される事態に遭遇。代表団は地元警察の協力を仰ぎ、ホテル内の捜索も行われた。(11/29)

 

【ユダヤ文献の国際捜索プロジェクト始動】(Y)
ナチスによって盗まれたユダヤ高等研究所の書籍を捜索する国際プロジェクトが始動。ユダヤ人の歴史や文化に関する何万冊もの書籍がホロコースト中に略奪され、その後世界中に散らばっている。(11/29)

 

【人質死亡発表も証拠出さず】(Y,P,H)
ハマスは29日、人質にとられている女性と二人の子供が死亡したと主張しているが証拠を出しておらず、IDFは情報の正確性を評価していると述べた。IDFは今週、家族がハマスによって誘拐されたが、南部で別のテロ組織に拘束されていると発表。(11/29)

 

【国王がガザ地区への援助要請】(P)
ヨルダン当局によると、アブドラ国王が30日に国連援助関係者や国際NGOに対し、ガザ地区への追加援助のためイスラエルに圧力をかけるよう要請した。(11/30)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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