【フーシ派がタンカー攻撃】(Y)
イスラエルのアシュドッド港に向かっていたノルウェーの商業タンカーが12日、フーシ派の巡航ミサイルに攻撃される事件が発生。同港は声明で通常運用に問題はないが、フーシ派の攻撃は政治・経済的に大きな影響を与えると述べた。(12/12)
【米大統領がイスラエルの立場危惧】(Y,P,H)
バイデン米大統領はネタニヤフ首相の戦争継続の意向を受けて、イスラエルは厳しい立場にあり、一部の閣僚とは意見の相違があると述べた。またイスラエルが国際的支持を失い始めていると危機感をあらわにした。(12/12)
【ラファに人口流入】(Y)
ガザ地区最南端のラファ人口は通常28万人だったが、戦争を受けて47万人の難民が移住。200万人いるガザ人口の半数が移住するとの推測も。住宅の賃料は値上がりし、空き地にテントを張る人も増加した。(12/12)
【フーシ派の船舶攻撃増加】(P,H)
過去2週間でフーシ派の紅海での船舶攻撃は増加しており、国際社会は警戒を強めている。世界の石油の10%は紅海に続くバブ・エル・マンデブ海峡を経由して輸送されており、フーシ派の格好の標的となっている。(12/13)
【パレスチナ人は約7割がハマス攻撃正しいと回答】(P,H)
パレスチナセンターが発表した世論調査によると、ヨルダン川西岸地区とガザ地区のパレスチナ人合わせて70%以上がハマスの10月7日の攻撃を支持しており、虐殺だと認識していないことが分かった。ヨルダン川西岸地区では82%はハマスの攻撃開始は正しかったと答えてガザ地区では57%が同様の回答となり、地区での意見の相違が見られた。(12/13)
【国連が人道的即時停戦の要求を可決】(Y)
国連総会は12日夜、ガザ地区での人道的即時停戦を求める決議案を賛成多数で可決した。 約153カ国が停戦に賛成票を投じ、10カ国が反対、23カ国が棄権または欠席した。(12/13)
【戦後ハマスが自治政府に介入の意向か】(Y)
ハマス指導部に近い関係者によると、次回の人質解放交渉ではイスラエルに投獄されている要人の釈放を含めると主張している。ハマスはパレスチナ自治政府の存続を臨んでおり、要人の一人をアッバス議長の後任に推薦する意向があるとのこと。(12/14)
【ドイツとオランダでハマス組織員逮捕】(Y,P)
ドイツの検察は14日、ヨーロッパのユダヤ人施設への攻撃を計画した疑いでハマス組織員4人が拘束されたと発表した。容疑者のうち3人はベルリンで逮捕され、もう1人はオランダで逮捕されたという。当局によると容疑者らは長く組織に属しており、軍事部門上層部とも密接な関係があるという。(12/14)
【トルコ議員がイスラエル批判演説中に発作】(Y,P)
トルコの野党議員が政府の対イスラエル政策を批判する演説を終えた際に心臓発作を起こし、国会で倒れた2日後の14日に死亡した。同氏は54歳で、イスラム連合研究センターの会長を務め以前はイスラム系非政府組織で働いていたという。(12/14)
【デンマークでハマス関連のテロ計画か】(Y,P)
デンマーク諜報機関とコペンハーゲン警察は14日、テロ攻撃の疑いで数名を逮捕。イスラエル当局は容疑者らがハマスに代わってヨーロッパの地で民間人の殺害を計画していると述べた。(12/14) |