ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【悲劇的な同士討ち発生】(Y)
15日にIDFは、部隊がガザ地区で3人に発砲したが、後にそれがイスラエル人人質であることが判明したと発表。3人の人質は死亡が確認された。IDFはこの件について調査を開始している。(12/15)

 

【ハマスが子どもの泣き声を囮に使用】(Y)
IDFは15日、ガザ地区ジャバリヤでハマスの待ち伏せ攻撃未遂の様子を公開。スピーカーが内蔵された人形やリュックに子どもの泣き声を流していた。(12/15)

 

【同士討ち事件に軍規則違反が】(Y,P)
IDF兵がガザ地区で敵と見誤り人質3人を射殺した件について、部隊が発砲した際にIDF規則に違反していたことが明らかになった。人質らは白旗を掲げており、3人は軍に危険が及ばないことを示すためにシャツを脱いでいた。(12/16)

 

【武器が保育器から発見される】(Y)
IDFは16日、ガザ地区の部隊がハマスの武器を病院内の保育器の中に発見したと報告。IDFはガザ地区シャバリアでハマスが指揮統制部として利用していた病院の制圧を完了し、10月7日以降900人のハマス組織兵を拘束したと述べた。(12/16)

 

【空爆により兵士死亡】(P)
IDFは16日、レバノンからの無人機空爆によりIDF兵1名が死亡、2名の兵が負傷したと発表。無人機は2機確認され、1機は撃墜されたがもう1機は落下し付近に火災が発生したとのこと。IDFはこの報復攻撃としてレバノン領にあるヒズボラ標的を攻撃。(12/16)

 

【東エルサレムで警備隊と記者が衝突】(P)
15日に東エルサレムでトルコ記者が国境警備隊員に殴打された事件が発生。記録された動画では隊員が記者を突き飛ばす様子が記録されていたが、警察は記者らが妨害活動を行い隊員と衝突したと述べた。現在警察は調査を行っており、警備隊員2名は捜査が完了するまで停職処分とされた。(12/16)

 

【ガザ地区ハーンユニス制圧】(Y)
IDFは17日にハーンユニスに進軍し、中心部の広場を制圧。多数のテロリストを排除し、約30のトンネル抗を発見したと報告。また手榴弾などの武器やコンピュータなど諜報資料を押収したとのこと。(12/17)

 

【人質が現場にSOS残す】(P)
15日にガザ地区で発生した同士討ち事件についてハレヴィ参謀長が状況評価を実施。人質3人はシャツを脱いでIDF兵に近づいたが射殺された。IDFは後に彼らが発見された時のためSOSと「助けて」という文字を布に書いて残していたのを発見した。(12/17)

 

【福音派キリスト教徒のIDF兵戦死】(Y,P,H)
IDFはドイツ系イスラエル人IDF兵が14日にガザ地区で受けた傷により死亡したと発表。彼の祖父母はホロコースト生存者の支援のためにドイツからイスラエルに移住しており、彼自身も福音派キリスト教徒だった。(12/18)

 

【ハマスが人質の動画公開】(Y,P)
ハマスは人質にとられている高齢のイスラエル人男性3人の動画を公開。男性らは79歳から85歳で、動画の中で「我々をここで老いさせないでくれ」と懇願するコメントを述べた。(12/18)

 

【ハマス幹部宅に大量の現金発見】(Y,P)
IDFによると、ガザ地区シャバリアでハマス幹部の自宅を捜索していた部隊が、現金約500万シェケルを発見。ガザ地区作戦開始以来最高額となった。現場ではイラクやヨルダン、米国通貨も発見された。(12/18)

内政

【国際企業の姿勢、困難に】(Y)
ガザ地区での戦争は国際企業、特にテクノロジー企業に大きな痛手を与えている。イスラエルにあるアマゾン社の研究開発工場で勤務していた女性はハマスに人質に取られており、家族にも被害者が出ているが、同社は彼女について未だ声明を出していない。(12/15)

 

【勝利のため軍事的圧力維持】(Y)
ネタニヤフ首相は16日夜、人質返還を確実にしハマスに対する決定的な勝利を達成するために最大限の軍事的圧力を維持すると、戦時連立内閣の共同会見で述べた。(12/16)

国際情勢

【モサド長官が米安保担当補佐官と会談】(P)
首相官邸は15日、モサド長官がサリバン米国家安全保障問題担当補佐官と会談したと発表。会談では広く戦略的な問題やイランによる核兵器等の三重の脅威について議論したとのこと。(12/15)

 

【米大統領、ハマスへの追求に慎重】(Y)
バイデン米大統領は14日、IDFはハマスへの追及を止めず、より慎重になるべきだと演説で述べた。ネタニヤフ首相の人質解放とハマス撲滅を目指しIDFの強度な作戦を進める意向を受けての発言。(12/15)

 

【モサド長官がカタール首相と会談】(Y,H)
米大手紙によると、モサド長官がカタール首相と会談した。会談ではハマス内部での交渉条件に対する意見の相違など、人質交渉の再開を妨げる障害が確認されたとのこと。長官は会談後、エジプト高官とも会談を行った。(12/16)

 

【ハマスの莫大な資産調査済か】(Y)
米大手紙によると、イスラエル治安当局が2018年に、ハマスが活動資金にしていた未公開株ファンドを詳細に詳述した秘密文書を含む重大な諜報活動を発見していたことが判明。台帳には数億ドル相当の資産が記録されていたという。(12/17)

 

【再度の停戦交渉続く】(Y,P)
エジプト当局は17日、イスラエルとハマスはいずれも新たな停戦と人質解放に前向きだが、実行方法については意見の相違が残っていると述べた。ハマスは解放する人質リストを一方的に設定することを主張し、IDFが撤退するよう要求。イスラエルはリストの設定には合意したが、停戦の期間を定めリストを参照することを要求し、撤退に関しては拒否したという。(12/17)

 

【シリアがダマスカス近郊で迎撃と報道】(Y,P)
シリア国営報道が17日夜、イスラエルの侵略行為に対応しダマスカス近郊で目標を迎撃したと報道。詳細については触れられなかった。(12/17)

 

【イラン女性利用し情報収集か】(Y,P)
イラン国際機関は、若いイラン人女性の身元と写真を公開し、IDF兵士の情報収集を試みたイスラム革命防衛隊の工作員であると主張。同機関は革命防衛隊が国内で女性に被害を与えながらもイスラエルに対し若い女性を利用していると批判。(12/17)

 

【フランスで帰還申請4倍以上に】(P)
ユダヤ機関と帰還省によると、10月7日以来フランスで提出された帰還申請の数は昨年の430%に上った。戦争開始以来1200件が申請されたが、昨年の同時期は220件だったという。またユダヤ機関の開催する情報共有の会に全土で1300世帯が参加しており、関心の高まりがうかがえる。(12/17)

 

【CIA長官が人質交渉に参加】(P,H)
CIA長官はポーランドのワルシャワでカタール首相とモサド長官と会談し、人質解放の合意について話し合う予定。外交筋は長く困難な交渉になると推測を述べた。(12/18)

 

【イランのガソリンスタンドにハッキング被害】(Y,H)
イランの石油大臣は、国内のガソリンスタンドの約70%が機能停止したと発表。その後イスラエルのハッカー集団が犯行声明を発表した。(12/18)

 

【米国防長官がイラン牽制】(P,H)
オースティン米国防長官は18日にテルアビブでネタニヤフ首相と会談し、イランは紅海でのフーシ派の攻撃への支援をやめるべきだと述べた。また会談ではイスラエルへの軍事支援継続も約束した。(12/18)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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