ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【ガザからシナゴグに空爆】(Y)
ガザ地区国境地帯にあるシナゴグに、同地区からのロケット弾が落下。建物の内部は大きな損害を受けたが、礼拝者らは外に集まり祈りを捧げた。26日には6回程同地帯に警報が鳴り響いた。(12/26)

 

【ヒズボラがキリスト教会攻撃】(Y,P)
26日に西ガリラヤ地方イクリット村のキリスト教会に、ヒズボラにより対戦車ミサイルが発射され民間人1人が重傷を負った。IDFと現場隊員が治療を行ったが、部隊が到着した際にもミサイルが発射され銃撃戦となった。(12/26)

 

【感染症によりIDF兵死亡】(P,H)
IDF兵がガザ地区で危険な菌に感染し死亡したことが判明。ガザ地区より退避後、2つの異なる真菌感染症により手足に重傷を負い、傷と感染症により死亡したという。ガザ地区では少なくとも10人のIDF兵が感染症と診断されている。IDFはこの感染症がハマスのトンネルに由来するか調査を行う予定。(12/27)

 

【アメリカ国籍保持の人質死亡】(Y,P,H)
キブツ・ニル・オズによると、ハマスに人質に取られていたアメリカ系イスラエル人女性の死亡が確認された。夫も死亡が確認されたが、遺体はまだガザ地区にあるという。彼らには4人の子供と9人の孫がいた。(12/28)

 

【イスラエルがシリア空爆か】(Y,P)
シリア報道によると、イスラエルが28日夜にダマスカスとシリア南部を空爆しレーダ施設に物的損害が発生した。標的となった拠点はすべて防空システムを保有していたという。(12/28)

 

【エルサレム付近で刺傷テロ】(P,H)
エルサレム近郊のマズムリア検問所で28日夜、刺傷事件が発生し2人が負傷した。犯人はアラブ系で、イスラエル側から検問所に近づき2人を刺したという。(12/28)

内政

【予備役兵の支援配備】(P)
ガラント防衛相とスモトリッチ財相は予備役兵対象の支援プログラムを発表。毎月1,400シェケル相当の補助金が戦闘兵に、800シェケルが非戦闘部隊に支給される。また自営業や雇用主には家族への補助金、学生のための奨学金、産休時の補助金などが含まれている。(12/26)

 

【初の良心的兵役拒否者に実刑】(P,H)
18歳の男性が良心的兵役拒否を理由にIDFへの入隊を拒否し、裁判により30日間の軍事刑務所での勾留が言い渡された。同男性は、開戦以来投獄された初のイスラエル人の良心的兵役拒否者となった。(12/27)

 

【刑務長官解任に批判相次ぐ】(P,H)
ベングビル国家治安相がイスラエル刑務局長官の任期を来月末までとする決定を強行。戦時連立内閣ではガンツ氏率いる国民統一党の閣僚から戦時連立内閣合意に反すると批判が相次いだ。(12/27)

 

【戦時中の司法改革草案決議が漏洩】(P,H)
高等裁に27日に提出された判決草案の中で、夏に司法改革の関係で可決された合理性基準を取り消す法律を拒否する草案が。草案裁定書の漏洩については各所から批判の声が上がった。(12/27)

 

【IDF人質殺害について捜査結果発表】(Y,P,H)
今月ガザ地区で人質3人がIDFにより誤って殺害された事件について、IDFは捜査結果を発表。彼らが殺害される5日前の戦闘で兵がヘブライ語を聞いたがハマスの囮だと認識したり、現場が民間人の立ち入り禁止区域となっており、狙撃兵が即座にハマス組織兵だと認識したりと情報交換に欠陥が見られた。しかしIDFは終戦までは関係者に対していかなる措置も取らないことを決定。(12/28)

 

【同性カップルが養子縁組可能に】(Y,P)
最高裁は28日、同性カップルの養子縁組資格を認める判決を全会一致で決定。イスラエルLGBT対策委員会事務局長は歴史的で画期的な勝利だと述べた。(12/28)

国際情勢

【クリスマス直後にNYでデモ】(Y,P)
米NY市内で25日、数百人の親パレスチナデモ参加者が抗議活動を行った。NY警察数百人が出動し、最低でも6人が逮捕され、警官1人が負傷。(12/26)

 

【トルコ大統領がネタニヤフ首相をヒトラーに揶揄】(Y,P)
トルコのエルドアン大統領は27日、ネタニヤフ首相についてヒトラーと何ら変わらないと述べ、ガザ地区でのIDFの攻撃をユダヤ人とナチスに比較した。同大統領はイスラエルが病院や学校、礼拝所を攻撃し記者を殺害したが、トルコはガザでの停戦に向けて国際的な努力を行っているとも述べた。(12/27)

 

【国連がガザ地区人道援助の調整官任命】(Y,P,H)
国連事務総長はガザ地区への人道支援増加の決議を受けて、元オランダ副首相のカーグ氏を人道援助の国連調整官に任命。同氏はパレスチナ自治政府高官を夫に持ち、シリア化学兵器の軍縮にも貢献。一方でイスラエルに対する対策について当時のオランダ首相と意見の対立が発生したことも。(12/27)

◯ 文化

【ドゥルーズ派レストランがコシャー料理提供】(P)
北部ジュリスにあるドゥルーズ派のレストランが、IDF兵や避難民のため食物規定を守った料理を無料で提供。同レストランはコミュニティ初のコシャー(ユダヤ教の食物規定)認定を受け、ドゥルーズ料理を提供している。(12/26)

 

【1500年前のランプ発見】(Y,P)
予備役兵2人はガザ地区国境のパトロール中に、約1500年前のオイルランプが無傷で保存されているのを発見。考古学局に輸送した。このランプはビザンチン時代のもので、低地や南部イスラエルでサンダルキャンドルとして知られていた。(12/27)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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