【北米ユダヤ連盟が首相に要請】(Y,P)
北米ユダヤ連盟(JFNA)は21日、ネタニヤフ首相に書簡を送り司法制度改革案についてヘルツォグ大統領の案を採択するよう要請した。この書簡は野党を束ねるラピド党首にも送られており、イスラエルへの支持は不変としながらも「61の過半数で最高裁の決定を覆すことがあってはならない」と、警告している。(2/21)
【首相、国連は「一方的」】(Y)
ネタニヤフ首相は国連安保理会議が西岸地区の入植地拡大に反対していることについて、国連は「一方的」だと評し、アメリカの介入を批判した。(2/21)
【西岸地区の公害に苦言】(Y)
極右政党のクルーザー氏は国会の内務委員会で行われた会議で、ヨルダン川西岸地区におけるパレスチナ人の不法廃棄物燃焼により、イスラエル人入植者が被害を受けていると発言。その後国会の内務委員会はエリコ近郊のごみ処理施設に50万シェケルを充当することを決定。(2/21)
【デリ氏復職の第2次法案通過】(Y,H,P)
政界引退を条件に司法取引が成立したことを理由に1月に解任された、デリ元保健・内務相を復職させる法案が予備投票を通過。解任後ネタニヤフ首相は同氏の復活に向けて動くと発言していた。投票前に演説したレビン法相は「最高裁ではなくこの国会が最終決定を下すことが民主主義」と発言、野党は激しく反発した。(2/22)
【首相、国民へビデオメッセージ】(Y)
ネタニヤフ首相は22日、ソーシャルメディアを通して司法制度改革についての国民との対話を求めた。21日に第一読案が通過するまでは、首相は経済界をはじめ界隈から制度改革を停止するよう求める声には応えようとしていなかった。(2/22)
【国家治安相、予算に対し不満爆発】(P)
ベングビル国家治安相は自身の省に対する充てられた予算が少な過ぎるとし、予算委員会を一時的にボイコットした。記者との会話の中で同氏は「提案された予算金額は馬鹿げている。私はこんために政府に来たのではない」と発言した。(2/23)
【右派議員からも司法制度改革の懸念】(Y)
右派政党だが野党の「イスラエル我が家」のリーバーマン党首は司法制度改革について、「政府は勝手でシオニズムを理念とするビジネスを、根絶やしにしようとしている。首相は彼とデリ氏を不起訴にする法律を打ち立てようとしている」と取材で発言。アメリカの介入を希望した。(2/23)