【軍が警察が釈放した右派活動家を逮捕】(Y,P,H)
フワラでの暴動に関わったが警察により釈放された9人の極右活動家のうち2人に対し、ガラント防衛相が行政拘禁のための逮捕状を発付。警察を統括するベングビル国家治安相はこれに反発し電話で抗議しようとしたが、防衛相は応じず。防衛省は「2人は軍や警備隊に対しての攻撃を計画していた」と処分の理由を説明した。(3/3)
【EUが入植者拡大停止求める】(P)
欧州の英独はじめ6カ国は土曜日に共同声明でパレスチナに対してはテロ攻撃を非難、イスラエルに対しては入植地の拡大と違法入植地の停止を呼びかけた。またEUのパレスチナ特使はイスラエルにフワラでの暴動に関する説明責任を求め、「自分の目で確認したい」とコメント。(3/4)
【財務相発言にアメリカでバッシング】(Y,P,H)
スモトリッチ財務相が「フワラは消し去るべき」と発言、弁明ツイートでも「米大使は、私を飛行機から落とすべきと言った」と述べた事を受け、近く訪米予定の同相をボイコットすべきとの声。ホワイトハウスは米政府と同相が会談の可能性に否定したが、米大使館にはスモトリッチ財務相のアメリカ入国ビザを取り消すべきと声が寄せられている。(3/4)
【司法長官、献金に関する新法案に反対】(Y,H)
ミアラ司法長官はリクード党提案の政治家が寄附受託を可能にする法案に反対。これは政治家に個人的な訴訟や治療費用への寄附を可能とする法案で、ネタニヤフ首相が支援者から集めた支援金を返金するよう求められた件から提案したのではとの声も。国会はこの法案を反対にも関わらず通過させた。(3/5)
【首相が超正統派教育機関への予算増額を約束】(Y)
ネタニヤフ首相がユダヤ教超正統派学校の予算増額を約束したとUTJ党が発表。連立合意で約束の増額が予算案には反映されておらず、首相とUTJ党間に緊張があった。多くの超正統派教育機関では学習指導要領の一部しか反映されていないが、超正統派政党は他の学校と同様の予算を求めており長年の問題になっている。(3/5)
【「パン種法案」が第一読会を通過】(Y,P,H)
国会は5日、過ぎ越しの祭中にユダヤ教の祭りに関する食物規定を満たさない食品に関して、病院が持ち込み禁止を判断できる法案を第一読会で可決。非ユダヤ人市民や個人の自由の観点から最高裁は反対の判決を出しており、宗教派・世俗派間でも論点に。(3/6)
【国家治安相が左派による暗殺計画を指摘、警察は否定】(Y,P,H)
ベングビル国家治安相が6日のラジオ番組で、左派のデモ参加者が同相や首相、首相夫人への暗殺計画を立てているとの情報を入手していると発言。その後警察は否定。(3/6)
【大統領が司法制度での妥協案について明言】(Y,P)
大統領は6日、司法制度改革妥協案への理解と交渉への準備が与野党内で進んでいると示唆。合意に近づいているとし、プリムの祭りに読む聖書を引用して「本当に(国内の分裂・対立が)『逆になる』よう願っている」と発言。(3/6)