【200人以上の医師がボイコット】(Y,H)
200人以上の予備役の医師が6日、「もし司法改革が続行されるなら、我々は予備役に行くことはない」と宣言。ガラント防衛相とハレビ参謀総長に対する手紙では「司法改革は明らかに民主主義にあらず、個人の自由を侵害するものだ」と述べた。(3/7)
【コミュニケーション相過激発言】(Y,P,H)
過激発言で知られるコミュニケーション相のカルヒ氏は国防空軍飛行隊の予備役兵士がボイコットした件についてエステル記の一節を引用し「国は彼らが居なくとも動くし、彼らは地獄に落ちるだろう」と発言。(3/7)
【大統領の提案を拒否】(Y,H)
レビン法務相とロトマン憲法委員長は7日、ヘルツォグ大統領が新たに提出した司法改革の妥協案を却下。共同声明では「この提案は司法改革全体を無効化するものだ。司法改革の必要性については、広いコンセンサスがある」とコメントしている。(3/7)
【元法務相ら独自で新しい交渉案を提案】(P)
元法務相や法学部教授、元安全保障補佐官など4人が、共同でレビン法務相に司法制度改革に関する折衷案を提出、同氏やロトマン憲法委員長と話しあった。レビン法務相は肯定的に受け止め、内容を吟味すると発言。(3/8)
【財務相「フワラを消し去る」発言を撤回し、謝罪】(Y,P,H)
スモトリッチ財務相は先週テロが起こった、西岸地区フワラを「消し去るべき」との発言を撤回、SNSで謝罪した。第2防衛相も務める同相の発言から、空軍では同相がフワラをはじめパレスチナの村への無差別空爆を希望しているとの誤解や、政府が軍を弱体化させるのではとの不安が広がっている。これらの複合的な理由から訓練への参加拒否を表明した予備役パイロットもいると空軍の友人から聞き、同氏は自身の発言の重大さ・間違いに気付いたと弁明。(3/8)
【国家治安相、テルアビブ司令官更迭か】(Y,P,H)
ベングビル国家治安相はテルアビブ警察司令官のエシェド氏を、訓練部門の責任者に異動すると発表。署長の提案を受けて決定したとのことだが、同相は先日の抗議デモへの対応に「警察は私の命令を無視した」と不満を漏らしており、この人事異動は降格ではとの声も。(3/9)
【イタリアに天然ガス提供、見返りは】(P,Y)
ネタニヤフ首相は9日からのEU訪問でイタリアに到着、ローマに天然ガス輸出の見通しを明らかにした。また、首相はイタリアのメローニ首相がエルサレムを首都と認めるよう打診を予定していると現地メディアに語った。ローマはウクライナ侵攻を受けてロシアからの輸入ガスを代替すると約束している。(3/9)
【元警察長官らがベングビル辞任願う】(P,Y,H)
8日、元警察長官5名と警察の要職経験者33人が連名で、ネタニヤフ首相にベングビル国家治安相の辞任を嘆願。同相は警察を統括できる立場を政治的利益のために利用していると非難し、経験不足の同相が着任したままではインティファーダ(1987年、2000年に起きたパレスチナ運動)が再発しかねない、と警告した。(3/9)
【パイロットによるスト指導者、一時的に停職処分に】(P,Y,H)
司法改革に抗議の意を示し、訓練をボイコットした約40人のパイロットを指導した空軍の旅団長が停職処分に。空軍司令官によると他のパイロット達にもボイコットを説得したというが、その後2人は会談を持ち、他にもボイコットを勧めていたというのは誤解と判明、停職処分は翌日に却下された。(3/9)