ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【経済相に殺害予告】(Y)
スモトリッチ経済相が18日に鉤十字が描かれた手紙を受け取った。内容には同相への批判や同相の殺害を予告する文言が記されており、警察は送り主の捜査に乗り出している。(4/18)

 

【テルアビブ警察署前でLGBTQ行進】(P)
19日にLGBTQ団体はテルアビブ警察署の前でデモ行進を行った。近頃LGBTQコミュニティへの攻撃が多く、それに対する警察の対応に不満を感じたり暴徒がLGBTQの旗を掲げている家に投石する事件があったりと、LGBTQコミュニティに対し不穏な空気になっている。(4/19)

 

【テロ攻撃、イスラエル人載せた車狙ったか】(P)
今月初頭に東エルサレムでイスラエル人を乗せた車両に火炎瓶を投げつけた疑いで、16歳のパレスチナ人少年が18日に起訴された。起訴状によると、この少年は火炎瓶と石を持った人々と共に、車を待ち構えていたとのこと。この車は同地区在住の民間人4人と警察官3人を乗せていた。(4/19)

内政

【首相が米上院議員と会談】(Y)
ネタニヤフ首相は17日、エルサレムでグラハム米上院議員と会談し、サウジアラビアとの国交正常化の可能性に言及。会談の中でグラハム上院議員は、サウジアラビア皇太子と話し、イスラエルとの関係を正常化させるべき時が来たと伝えたという。ネタニヤフ首相は、アラブの対立終結への大きな一歩だと考えていると述べた。(4/18)

 

【外相がアゼルバイジャン訪問】(Y,H,P)
コーヘン外相は18日にアゼルバイジャンに向けて出発。同国では大統領や金融相、外務大臣との会談を予定し、両国関係の向上を図る。(4/18)

 

【外相がトルクメニスタン訪問】(P,H)
コーヘン外相がトルクメニスタンに訪問、イスラエル外相の訪問は両国の国交成立以来29年ぶり。今回の訪問ではイランとの国境近くに位置する首都アシガバートにイスラエル大使館の設置を目指し会談を予定している。(4/19)

 

【超正統派の徴兵年齢引き下げで対立】(P)
連立政権は超正統派の兵役年齢を引き下げる法案を提出し、兵役の手当を引き上げることも計画している。兵役忌避の超正統派意見を考慮しつつ兵役につく家庭への配慮を含めている形だが、左派のラピド野党党首は「ユダヤ性(超正統派など)とイスラエル性(国防など)の対立を深めようとしている」と批判。超正統派は宗教上の理由で勤労や兵役に就かず、税金の免除も多いため、税金負担のある世俗派から批判の声が長年出続けている。(4/19)

 

【非動物性牛乳の生産を許可か】(P)
ネタニヤフ首相はレホボトにある食品企業で、3Dプリンターで製造された培養肉を試食。国内で非動物性牛乳の生産を認めると発言した。イスラエルは代替タンパク質の生産を国家目標としている。(4/19)

 

【アーベル議員が保健相・内務相就任】(Y,P)
過去の脱税罪での有罪判決を受け解任されたデリ氏の後任として、シャス党のアーベル議員が保健相・内務相に就任した。(4/20)

 

【サウジアラビアに大使館設置の意思】(Y)
コーヘン外相は19日、サウジアラビアに大使館を設置することに意欲を見せ、今年中に最低でももう一国に大使館設置を目指していると話した。同相はアゼルバイジャン訪問中にラジオで「(サウジアラビアの大使館設置は)机上に載っているが、日付は決まっていない」とコメント。(4/20)

 

【次期選挙は2026年か】(Y)
最高裁判所は20日、第26回の国会選挙を2026年10月27日に行うことを決定した。ミアラ司法長官は、以前選挙は2027年よりも前に行うべきだと話していた。(4/20)

 

【ロシア・ベラルーシからの移民向け特急サービスを停止へ】(Y)
帰還省は、ウクライナ侵攻以来ロシアとベラルーシからの避難民に提供していた緊急支援を停止することを決定。通常は帰還手続きに数ヶ月かかるため、ビザを持たないが帰還可能性のある避難民がイスラエルで必要なすべての手続きを1か所で通過し、国内にいる間にビザや市民権を取得できるようにしていた。関連する行政機関が規模を縮小させている事を受けての発表。(4/20)

国際情勢

【バルセロナのシナゴグに落書き】(Y,P)
ホロコースト記念日にバルセロナの古いシナゴグに落書きがあった。容疑者は現場にカタルーニャ語でイスラエルを糾弾するメモを残していた。(4/18)

 

【中国、パレスチナとの和平交渉仲介を提案か】(Y,H)
中国の外務大臣はイスラエルとパレスチナの各代表に対し、両者間の和平交渉の仲介への意思を明らかにした。外務大臣は、中国の懸念と和平交渉再開への支持を表明する電話を別々に行ったと中国メディアが報道。(4/18)

 

【アゼルバイジャンと気候変動対策で協力】(P)
外務省はアゼルバイジャンと、環境保護に関する協力協定に署名したと発表した。この協定は灌漑や廃棄物管理、環境技術の促進など、何分野かの協力を含めており両国の経済が大きく向上すると期待されている。(4/19)

 

【イエメン慈善事業中に混乱、78人が死亡】(Y)
イエメンの首都サヌアで学校に数百人を超える人々が殺到し、混雑で少なくとも78人が死亡したとフーシ派メディアが報道。ラマダン最終日に来場者に対し商人らが学校の敷地内で1人9米ドル相当の寄付を行っていた。(4/20)

 

【ドイツにミサイル防衛システム供給か】(Y)
イスラエルはドイツにアロー3ミサイル防衛システムを供給するための交渉を進めていると防衛相が発表。ドイツはロシアのウクライナ侵攻を受けて軍事費を増額している。この防衛システムはミサイル防衛システム「アイアンドーム」よりも長距離の防衛に特化している。(4/20)

◯ 文化

【シェイクシャック、来年テルアビブにオープン】(P)
ハンバーガーチェーン店のシェイクシャックが来年テルアビブに出店を発表、イスラエルで初出店となる。コシャー認定はされていない。(4/19)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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