【ロケット弾攻撃の背後にテロ組織か】(Y,P,H)
国防軍(IDF)報道官は6日、レバノンからのロケット弾攻撃の背後にテロ組織ハマスがいると発表。また「攻撃の責任はレバノンにある。我々は更にイランが関与している可能性を調べている」と加えて述べた。(4/7)
【国連がレバノンからの攻撃を非難】(Y)
国連は6日、レバノンからイスラエルに向けて複数のロケット弾が発射された件について非難し、関係各所に最大限の自制を求めた。「我々は双方の軍と連絡を取っており、状況を緊張化させる行動を控えるよう促す」と付け加えた。(4/7)
【ロケット攻撃続き緊張感高まる】(Y,P,H)
IDFの報告で、7日にはIDFがレバノン3ヶ所とガザ地区10ヶ所に攻撃した。また同日ガザ地区から44発のロケット弾が発射され、8発が迎撃され、12発が海に落下、14発は荒野に落下した。これを受けてIDFは南部の住民に対し朝8時までシェルターに避難するよう宣告。また、空軍予備役兵士の招集も開始された。(4/7)
【アラブ系都市で車炎上】(Y,H)
中心部にあるアラブ人都市で車が放火されたり、壁に反アラブ人的内容の落書きが書かれたりする被害が発生。警察はユダヤ人過激右派の犯行と見て調査を開始した。(4/7)
【西岸地区でテロ、姉妹2人死亡】(Y,P,H)
7日朝にヨルダン渓谷でテロが発生、イギリス国籍も持つユダヤ人姉妹2人が死亡し、同乗していた母親が重傷を負った。当初は家族旅行中に起こった交通事故だと思われていたが調査の結果、20発以上の薬きょうが発見され、複数のパレスチナ人が車に発砲したテロであることが分かった。母親は治療のため病院に運ばれた。 (4/7)
【テルアビブでテロ、観光客死亡】(Y,P,H)
テルアビブで乗用車が歩行者に突っ込む事件が発生、イタリア人観光客1人が死亡し他7名の外国人観光客が負傷した。駆けつけた警官が、運転手が銃を取り出そうとしたところを射殺した。イタリアはテロ行為を批判、翌日にはテロ現場に多くのイスラエル人が訪れ、献花やキャンドルを灯す姿が見られた。(4/7)
【サマリアでパレスチナ人2人銃撃】(Y)
IDFは西岸地区のサマリア北部で銃撃を開始したパレスチナ人2人に対し攻撃、2人はけがを負ってパレスチナ人病院に運ばれた。IDF側にけが人はいない。(4/8)
【エルサレムで誤報テロ】(Y)
警察は8日、エルサレムで乗用車が人混みに突っ込みそうになった事件をテロと判断し警報を鳴らしたが、調査の結果運転手が曲がる方向を誤っただけで、テロ攻撃の意図はなかったことが分かった。(4/8)
【シリアから6発のロケット弾】(Y,HP)
8日夜から9日朝にかけて、シリアからゴラン高原に向けて6発のロケット弾が発射された。IDFはシリアに報復攻撃。ロケット弾はイスラエル領内と、ヨルダンとシリア領内に着弾した模様。国境部の親イラン勢力が支配している場所からの発射だったため、イランによるものだと考えられている。(4/9)
【テルアビブ噴水が赤く染まる】(Y)
抗議デモ参加者らがテルアビブの噴水に赤い染料を投入し、噴水の水を赤く染めた。ベングビル国家治安相を批判するメッセージも加えて抗議した。(4/9)
【灌漑設備にサイバー攻撃】(Y,P)
フラ谷やヨルダン谷などの農業地帯でサイバー攻撃により何千もの制御装置が停止し、灌漑システムが一時停止。システムには「あなたはハッキングされた、イスラエルと共に」というメッセージが表示されたという。(4/9)
【テロから3日後、母も亡くなる】(Y,P,Y)
7日ヨルダン渓谷で発生したテロで重傷を負っていたルーシー・ディーさん(48)が、3日間に及ぶ集中治療室での治療のすえ、10日に亡くなった。彼女の2人の娘、マヤさんとリナさんも同テロで犠牲になっていたため、犠牲者は3人に。残された夫レオさんは、ルーシーさんの臓器を提供することを発表した。(4/10)
【テロ増加の中、入植者が大規模行進】(Y,P,H)
内外で緊張が高まる中、西岸地区で5万人以上が集まり違法入植地への行進が行われた。正統派のラビなど宗教的なリーダー達のほか、ベングビル国家治安相やスモトリッチ財務相をはじめ8人の閣僚、与党から20人の議員が参加し、違法入植地の合法化と新たな入植地建設の声を上げた。彼らは西岸地区での入植拡大こそがテロに対する最善策であり、シオニズムの勝利としているが、安全保障の観点からIDFは度々違法入植地を撤去している。(4/10)
【活動家を取り調べ】(Y,P,H)
警察は反政府デモの活動家であるニューマン氏が、デモ中に警官が女性を殴ったと非難する投稿をしたとして、警官の訴えを受けて同氏を取り調べのため拘束した。これを受けてテルアビブに抗議する人々が集まり、ニューマン氏の身柄の即時解放を求めた。(4/10)
【テルアビブで抗議デモ】(Y,P,H)
ネタニヤフ首相の演説を受け、テルアビブでは数百人もの人々が自発的に中央部に集まり、「民主主義」と叫び旗を振ったり鳴り物を鳴らしたりするなどして抗議した。(4/10) |