ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【シリアからヨルダンに武器密輸】(Y,P)
ヨルダン軍がシリア国境から同国内に武器を運んでいたドローンを迎撃したと発表。ヨルダンではシリアから国内への武器や薬物の密輸が続いており、5月にもシリアで活動していた密輸業者の拠点に作戦を展開したという。(6/16)

 

【北部から西岸地区に武器持ち込み】(Y)
警察によるとイスラエル北部在住の27歳男性が、16日にヨルダン川西岸地区のゲートを越え武器を密輸しようとした容疑で逮捕された。警察は袋を持った男性を発見し追跡後に逮捕。袋の中にはライフル銃と包装されたピストルが入っており、容疑者はさらなる調査のため連行された。(6/16)

 

【司法改革抗議デモ:24週目】(P)
司法改革抗議デモが24週目に突入。国内の150ヵ所でデモが行われる予定。裁判官を選出する議員の選出投票において野党が当選し与党の当初の予定が覆された状態で、野党議員らは「この改革は進まないだろう」と述べている。(6/17)

 

【消防組合がサッカー試合警備ボイコット】(P)
イスラエル消防組合は19日に行われるサッカー試合の警備に協力しないと発表。同組合は経済省と給与問題や安全上の懸念について長年衝突してきた。試合を行うベイタル・エルサレムは、過激ファン協会がサッカー協会の批判で試合への乱入予告等が発表されている。今回の試合については警察が警備準備を完了している。(6/18)

 

【ジェニンで衝突】(Y,P)
IDFがジェニンでパレスチナ武装兵士らと衝突し激しい戦闘が続いた。IDF側は2人の兵士と5人の国境部隊兵が怪我で病院に運ばれ、パレスチナ側は28人が怪我を負い、5人が死亡したとのこと。今回の戦闘でIDFは20年ぶりにヘリコプターを導入してミサイル弾を発射した。(6/19)

 

【宗教的服装の男性に非難か】(P)
バスに乗車していた宗教的な服装をしていた男性を、女性が超正統派で兵役を守っていないと勘違いし糾弾。男性は女性の激しい非難を受けて、自らが兵役の義務を果たしており予備役兵士であると答えた。この事件は他の乗客によって録画されており、SNSなどで多くの反響があった。(6/19)

 

【監獄で携帯使い葬儀配信】(P)
刑務所でパレスチナ人囚人が持ち込まれた携帯電話を使用して家族と通話し、戦闘で死亡した弟の葬儀を配信。SNSに写真が投稿され看守が彼の房を捜索し携帯電話を発見した。その後囚人は移送されたが、彼が居た房でマットレスに放火する事件が発生。監獄内は極度の緊張状態にあったという。(6/19)

内政

【宗教教育研修にLGBTQ+関連の講義か】(Y)
来週開催予定の宗教系公立学校の教員向けカンファレンスで、LGBTQ+関連の講師を含む予定を公開したが、教育省は承認していなかった事が判明した。教育省は「内容修正が完了するまで教師の出席を認めず、給料も支払わない」と発表しているが、運営組織はこの会議は宗教分野の教育者に対する専門的な研修機会であり、現代の問題に切り込む重要な内容であると反論。(6/16)

 

【退役戦車を輸出】(Y)
防衛省は製造から40年以上の任務を終えたIDF軍戦車200台以上が二ヶ国に輸出される見込みだと発表。戦車のエンジンがアメリカ製のため、米国防総省の承認を待っている。売却後の金額は防衛費に充てられる予定。(6/16)

 

【法相、司法改革継続の意思】(Y,P)
裁判官選出の議員選出で与党議員の勝利に失敗した後、レビン法相は17日、司法改革案に触れて継続の決意を固めたと述べた。「私は、司法で切望される問題を解決するまで、必要な法案を通すため全力を尽くすつもりだ」と述べた。(6/17)

 

【首相、司法改革続行の意思】(Y)
ネタニヤフ首相は18日、大統領官邸で行われている司法改革交渉が先週決裂したことを受け、政府は早ければ今週中にも「実際的な措置をとる」と発表。司法改革続行の意思を示した。(6/18)

 

【国家治安相が司法長官に糾弾】(Y)
ベングビル国家治安相は近頃のアラブ人地区での殺人事件の責任を司法長官に押し付けるような発言をした。治安保持のため容疑者を長期勾留する行政勾留を施行しようとしていたが司法長官が反対を表明している中での発言。暴力行為を抑制するための施策に反対するのは言語道断だと述べた。(6/18)

 

【インテル巨額投資は誤報】(Y)
ネタニヤフ首相はインテルの25億米ドル規模工場建設を承認したと週次閣議で発表したが、その日中にインテルが否定。担当者はそのような取引は聞いていないと述べ、「イスラエルの継続的なサポートに感謝する」とコメント。(6/18)

国際情勢

【ゼレンスキー大統領を中傷】(Y)
プーチン大統領は16日、ウクライナのゼレンスキー大統領のユダヤ人ルーツを公に中傷し、一部のユダヤ人が彼を恥としていると根拠もなく発言。大統領はサンクトペテルブルクの経済フォーラムで「私には多くのユダヤ人の友人がいる。彼らはゼレンスキーはユダヤ人ではない、ユダヤ人の恥だと言っている」と述べた。(6/17)

 

【サウジ国交正常化の条件に核計画】(Y)
サウジアラビアはアメリカ仲介のイスラエルとの協議において、イスラエルとの国交正常化の条件として民間核濃縮計画の確立とアメリカとの強固な防衛協定を挙げたと米大手紙が17日に報道。ネタニヤフ首相は核計画に同意することで安全保障の面から強い反対に直面する可能性があると恐れているのではとの声も。(6/17)

 

【ハマス指導者がイラン訪問】(Y)
パレスチナ報道によると、テロ組織ハマスの指導者が17日にイランを訪問。サウジアラビア大使館の落成式に正式な招待を受け、訪問する予定とのこと。(6/18)

 

【入植地にアメリカ危機感を表明】(Y,P)
イスラエルが入植地に4千戸以上の住宅建設を計画している件について、米報道官は「非常に危機感を持っている」と述べ、「米国はこのような、2国家間解決をより厳しくさせ、平和の障害となる一方的な行為に反対する」と危機感を露わにした。(6/18)

 

【休戦ライン上の観光支援に手続き】(P)
英国のユダヤ人機関は、ユダヤ人旅行者が西の壁などの1948年休戦ライン上に訪問する際に、支援を受けるのに特別な承認手続きを設けることを発表。当機関が慈善団体ということも関連して、存続のため必要な処置と判断したと述べた。(6/18)

 

【米国防長官と中国首席会談終了】(Y,P)
ブリンケン米国防長官は習近平主席との会談を終え、訪問を終了する予定。長官はオープンな情報好感の機会を持ち続けることの重要性と、中国に対し協力だけでなく懸念も表明していくことを強調したと述べた。(6/19)

◯ 文化

【ハイファ空港で国際線再稼働】(Y)
ユニバーサル・エア航空の旅客機が15日にハイファ空港に着陸。2019年以来民間旅客機の稼働が停止されていたが、再稼働となった。今回はギリシャからの到着で、今後さらに離着陸が増える見込み。(6/16)

 

【Meta社SNSダウン】(Y)
フェイスブックとインスタグラムが16日にダウンしたと発表。12000人以上のユーザーがフェイスブックに、6600人以上のユーザーがインスタグラムにアクセスできない状態にあった。(6/17)

 

【ガリラヤ湖から戦時中のミサイル弾】(P)
17日に、ガリラヤ湖からミサイルのエンジンが発見された。警察の爆弾処理班が調べたところ爆発の危険はないという。調査によると、このミサイル弾は六日間戦争かヨム・キプール戦争でシリアから発射されたものだという。(6/17)

 

【カード利用増加】(P)
国内でのクレジットカード使用回数が増加しており、5月は昨年の5月よりも7.2%増加。5月の支出総額は昨年の4月に比べて9.2%増加した。(6/19)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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