ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【入植地でテロ襲撃】(Y)
エリの入植地に25歳のテロリストが襲撃をかけ、入植者4名が死亡、4名がけが。テロリストはIDFの攻撃により死亡。テロ組織ハマス所属兵士だった。(6/20)

 

【入植者たちが報復攻撃】(Y)
入植者たちがエリで発生したテロ攻撃に対し報復行動。フワラでは車に放火があり、エリでは約400人の入植者がパレスチナの村落に入ったという。IDFは「このような行動はさらなるテロを招き、治安部隊の負担を増やす」と警鐘を鳴らしている。(6/20)

 

【IDF兵がジェニン応援動画配信】(Y)
アラビア語を話すIDF兵士らがジェニンでの衝突を受け基地内で動画を配信し「アッラーはジェニンとパレスチナと共にある」と発言。防衛省は、彼らの行動は防衛省の価値観に反すると非難し、懲戒処分が下されると述べた。(6/20)

 

【パレスチナ村に入植者らが放火】(Y,P,H)
21日に数百人の入植者がパレスチナ人の村トゥルムス・アヤで暴動。約200人が村に放火し、150人が覆面をして村に入り放火。村長によると最低でも12人の地元民が銃弾により負傷し、約30軒の家屋と60台の車が一部または全焼したという。パレスチナ自治政府は「政府が承認しているテロ攻撃だ」と非難。(6/21)

 

【ヨルダン川西岸地区に追加の警備体制】(Y)
IDF報道官はヨルダン川西岸地区の治安を強化するため、追加大隊の配備を決定したことを発表した。(6/21)

 

【ドゥルーズ人がゴランで大規模暴動】(Y,P)
警察は21日にゴラン高原での風力タービン設置に反対するデモを行った数千人ものドゥルーズ人抗議者らと衝突し、12人の警官が負傷したと報告。抗議者側は3人が負傷し、そのうち2人が重傷。首相は風力タービン装置の設置工事を中断することを約束したが、警察書への投石やタイヤ破損などは続いている。(6/21)

 

【西岸地区で空爆による作戦】(Y)
IDFは21日、ヨルダン川西岸地区北部のジャラマ国境交差点で車上荒らしの攻撃を行なったテロ集団を空爆し、4人を殺害した。西岸地区での空爆は20年ぶり。(6/21)

 

【エリ付近でまたも衝突】(P)
22日夜、ヨルダン川西岸地区のエリ入植地近くのジャルド村でイスラエル人とパレスチナ人と衝突した。投石や花火の打ち上げを行い、双方に負傷者が出ている。一帯では多数の火事が発生した。(6/22)

 

【キリスト教コンサートに乱入】(P)
22日夕方に開催されたキリスト教コンサートに極右ユダヤ人至上主義団体のレハヴァが乱入しようとし、警備していた警察と衝突した。この衝突で正統派ユダヤ教徒1人が逮捕された。レハヴァ創設者は「歴史上、宣教師はユダヤ人の魂を狩り、イスラエルの民と戦っている。宣教師会議はユダヤ人を改宗させるためのものであり、エルサレムにそのような場所はない」と述べた。(6/22)

内政

【パレスチナ高官が政府非難】(Y)
ジェニンでの衝突でテロリスト5名が死亡した件について、パレスチナ自治政府高官がイスラエルを非難。「政府が人種差別的な行動を行い司法の見直しから注意をそらそうとしている」とコメントした。(6/20)

 

【国連事務総長が入植地停止要求】(Y,P)
国連事務総長は政府に対し、ヨルダン川西岸地区での入植計画の推進を停止するよう求めた。「二ヶ国解決策の障害になり、和平の実現が困難となる行動を慎むよう求める」と述べた。(6/20)

 

【司法改革一時停止】(P)
エリでの襲撃を受け、国会は19日に司法改革関連の提案を憲法・法律・司法委員会に提出しないと発表。(6/20)

 

【エリに住宅地増設】(P,H)
政府はエリ襲撃を受け、同入植地にヨルダン川西岸のエリ入植地に1000戸の新しい住宅を建設する計画を進めると発表。しかしエリは西岸地区の内部に位置しており、安全保障が難しい地区でもある。(6/21)

 

【ウクライナ大統領夫人訪問】(P)
ウクライナのゼレンスキー大統領夫人はイスラエルを訪問、病院で治療中のウクライナ兵士慰問を実施した。また夫人は取材でプーチン大統領がゼレンスキー大統領がユダヤ人の恥だと発言した件について、「とても不名誉なことで、政治の文脈で誰かの民族性について議論するのは理解し難い」と非難した。(6/21)

 

【国家治安相の指示でゴラン工事再開】(Y)
ベングビル国家治安相は、ドゥルーズ人の激しい抗議デモで一時中断となった風力タービン工事の再開を指示した。これに対しドゥルーズ人指導者はネタニヤフ首相に向けて工事の中止を求める署名を提出し、「抗議デモは激化するだろう」と加えた。風力タービンの設置はゴラン高原の自然やドゥルーズ人の生活環境に影響を及ぼすため、積年の怒りが限界まで達していると指導者らは述べている。(6/22)

 

【人参とジャガイモの輸出増加】(Y)
干ばつが多かった欧州地方に比べ、イスラエルは雨の多い冬となった。人参の輸出量は昨年の1.5万トンから5万トンに増え、輸出額も20%増加。ジャガイモの輸出量は昨年の14万トンから20万トンに増え、輸出額も10%増加した。(6/22)

国際情勢

【UAEとイランが航空輸送活性化】(Y)
UAEとイランは22日、航空輸送サービス協定に調印したと発表。この協定は、両国間の航空輸送を組織化することを目的とし、貿易や観光の活性化を目指すものだという。(6/22)

◯ 文化

【ビーガン・フェスティバルが開催】(Y)
テルアビブで今週末にビーガン・フェスティバルが開催される。イスラエルは国人口に対してビーガン人口が最大級であり、ビーガン栄養学のリーダー的存在とも言われる。4回目となるこの祭典は10万人以上の動員を予定している。(6/20)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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