ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【テルアビブで抗議デモ】(Y)
18日夜にテルアビブの米国大使館前で抗議デモが行われ、列車駅でも混乱が発生。警察は駅を封鎖しようとしたとして6人の抗議者を逮捕した。(7/18)

 

【ダマスカス近郊に空爆】(Y)
シリア報道によると、IDFがダマスカス近郊で空爆を行い2人の兵士が負傷し物的損害が発生した。空爆ミサイルの殆どはゴラン高原の防空システムにより撃墜されたとのこと。IDFはコメントを控えている。(7/19)

 

【嘆きの壁でキリスト教指導者と対立】(Y,P)
エルサレムのドーミション修道院長が19日朝に嘆きの壁を訪問した際、作業員から首にかけている十字架を隠すよう求められた。修道院長は制限の厳しさを指摘し、作業員は信仰を尊重するとしてその場は収まったとのこと。この数カ月間でユダヤ人のキリスト教徒に対する圧力が高まっている。(7/19)

 

【電動バイクでの事故増加】(P)
中央統計局の調査によると、電動バイクや電動スクーターによる事故が急増している。昨年の電動スクーターの事故による死傷者は1,546人で、一昨年より約16%増加している。関係者はヘルメットを着用する人の数が少ないことと、16歳未満の子どもが多く利用していることについて懸念の声を上げている。(7/20)

 

【ヨセフの墓巡礼中にテロ】(Y,P)
20日に40人ほどのユダヤ人巡礼者らがナブルスのヨセフの墓を訪問していたが、パレスチナ人テロリストによる投石や火炎瓶の投げ込みなどが発生した。IDF部隊が同伴していたため応戦し、テロリストは1人が死亡、2人が重傷を負った。(7/20)

 

【訓練中の事故により兵士死亡】(P)
ネゲブの基地で女性将校が落下したコンテナにより死亡する事故が発生。現場にいたもう一人の兵士は軽傷を負った。軍部はこの件について調査を開始した。(7/20)

内政

【バイデン大統領と会談】(Y)
ヘルツォグ大統領がバイデン米大統領と会談。米大統領は冒頭演説でイスラエルとの友情は断ち切れないと述べ、イスラエルの安全保障は鉄壁だと述べた。両者は司法改革についても話し合った。(7/18)

 

【司令官や幹部クラスの予備役兵士が辞表提出】(Y,P)
国防空軍の幹部や司令官を含む予備役兵士161名が司法改革の抗議で即時辞表を提出した。バール空軍総司令官は引き続き任務につくよう命じている。辞表を提出した者の中には専門知識や経験のある兵士も多く含まれており、今後の作戦に影響が出るとの声も。(7/18)

 

【米大統領が懸念表明】(Y,P,H)
バイデン米大統領はヘルツォグ大統領との会談後、米大手紙記者を呼びネタニヤフ首相が司法改革を止め幅広い合意を得るよう求めていると意思を示した。また米大統領は、この意思表明が政権を刺激するのではなく深い懸念により出ていると付け加えた。(7/19)

 

【ビザ免除プログラムの判断のため試用期間が開始】(Y,P)
イスラエルは米国のビザ免除プログラムに加入を目指し、1ヶ月間の試用期間を20日から開始した。この期間中はヨルダン川西岸地区在住のパレスチナ系アメリカ人の入国が可能となり、米国からの視察団がベングリオン国際空港やヨルダン川西岸地区の入国ポイントを視察する予定。加入が決まれば10月から運用が開始されるとのこと。(7/19)

 

【合理性基準法案が最終投票へ:司法改革進む】(P)
国会は司法改革案の一部である合理性基準法案の最終投票を24日に行うと発表。読会は23日から始まり、2万7千点ある反対意見について議論される。(7/19)

 

【首相が軍部懸念を無視か】(P)
ガラント防衛相の関係者が首相官邸に赴き空軍予備役兵士の召集拒否に関して会議の調整をしているが、4日経っても日程が定まっていないことが分かった。会議が行われれば、防衛相がネタニヤフ首相に軍のデータと来期予想評価を提示する予定とのこと。(7/20)

 

【最先端ソーラーパネルを贈呈】(P)
ヘルツォグ大統領はハリス副大統領にテルアビブにあるバル=イラン大学で開発された最新のソーラーパネルの飾り物を贈呈した。このパネルは、太陽光から電気エネルギーを生成する異種材で構成された676種類の太陽電池から構成されており、同大学長と著名な材料科学者が開発した。(7/20)

 

【超正統派徴兵の再立法試みる】(P)
超正統派政党と防衛相が24日から定期的に会議し、超正統派教徒の徴兵に関する新法案の計画を練ることが判明した。今まで超正統派教徒の兵役は免除されていたが、有効期間が先月で満了している。(7/20)

国際情勢

【拉致被害者解放に囚人解放要求】(Y)
アラブ系メディアによると、ガザのパレスチナ人囚人委員会や活動家らは、先月イラクで誘拐された女性の解放の条件として5000人の囚人解放を要求した。これはテロ組織の公式な要求ではないが遺族や活動家がイラクのテロ組織に要求したものである。(7/18)

 

【スウェーデン大使館襲撃】(Y)
イラクの首都バグダッドで、コーランの冒涜を認可したことに抗議し数百人のデモ隊がスウェーデン大使館を襲撃。デモ隊は塀を乗り越え大使館に放火した。スウェーデン外務省はスタッフにけが人はいないとの声明を発表し、イラク当局が外交使節団を保護する必要性を唱えた。(7/20)

◯ 文化

【ウクライナからペットも避難】(Y)
国際キリスト教徒・ユダヤ人の尽力により、ウクライナ侵攻が始まってから99機の飛行便で500匹以上のペットがイスラエルに入国した。同連合は動物の国際パスポートの取得や予防接種、クレートの提供などの準備を援助している。(7/19)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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