ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)

★ティシャ・ベアブについてはこちらを参照

◯ 治安

【フワラやナブルスでテロ】(Y,P)
ナブルスでテロリスト3人が発砲し、IDFと衝突、テロリストは死亡した。また、フワラではテロリストがイスラエル人を乗せたバスに発砲した。乗客には怪我はなかった。(7/25)

 

【全国で抗議デモ】(Y)
24日に司法改革案の通過を受けて、各地で数万人がデモを行った。デモでは警察との衝突が起こり、抗議者らは警察が過剰な武力行使を行っていると主張している。この日は54人の抗議者が逮捕された。(7/25)

 

【7月は世界的に猛暑、防災に懸念か】(Y,P)
研究者によると今年の7月は世界の平均気温の絶対値で見ても過去最も暑い月となった。しかしイスラエルの消防救助システムは現在1,460人程消防士不足に直面しているという調査結果も。自然火災のへの備えも今後の課題となる。(7/27)

 

【ジェニンからミサイル発射確認】(Y,P)
IDFはジェニンからミサイルが発射されヨルダン川西岸地区に落下していたことを確認した。パレスチナ側の声明によると、この攻撃はイスラエル農業コミュニティに向けられたものとのこと。西岸地区では最近、テロリストがロケット弾発射を試みたが、すべて失敗している。(7/27)

内政

【ベトナムと観光関係強化】(Y)
コーヘン外相はベトナム副首相と会談し、ベトナムがイスラエルのビザプログラムに参画すると発表。電子ビザの発行が可能になる。また、同相は数カ月後に直行便が就航すると発表した。(7/25)

 

【予備役兵不足で作戦に影響】(Y,H)
IDFは25日、司法改革法案の可決を受けて数百人の予備役将校と兵士が志願兵役を辞退したため、軍の作戦準備態勢に影響が出たと公式に発表した。(7/25)

 

【抗議で新聞が黒塗りに】(Y,P)
司法改革の抗議団体は国内の大手新聞各社に黒塗りの広告を出し抗議した。広告は新聞一面を黒く塗りつぶし、下部に「イスラエ民主主義の黒い日」と記された。この広告に対しエチオピア系ユダヤ人は抗議の意を示した。(7/25)

 

【内戦を危惧か】(P)
世論調査によると、56%の国民が司法改革や政治の影響で内戦が起こる可能性を危惧していることが判明。また、56%が司法改革について野党と与党間の協議に関心を寄せていることがわかった。(7/25)

 

【大統領が公開書簡】(Y,P,H)
ヘルツォグ大統領は26日に公開書簡を発表し、国民に呼びかけた。大統領は「権力者には、国と社会に利益をもたらす解決策を見出すより大きな責任がある」と首相に言及し、次世代の責任を語った。(7/26)

 

【予備役将校の証明求めることに】(Y)
多くの予備役兵が召集拒否する中、テルアビブ基地では予備役将校が軍部を訪れる際召集令状を証明として提示することを義務付けられると発表。予備役将校らは信頼の欠如だとして抗議している。(7/26)

【IT産業投資促進へ】(P)
国会は25日夜、国内のIT産業への投資を促進する法案を可決した。IT産業はここ数十年の国内経済成長の原動力であり、今やGDPの15%、輸出総額の50%を占めている。(7/26)

 

【国家治安相が神殿の丘訪問】(Y,P)
ベングビル国家治安相が27日、ティシャ・ベアブにちなみ神殿山を訪問したことを受けて、アラブ近隣諸国や米国から非難の声が上がった。(7/27)

 

【米政府の信用下り坂か】(Y)
米政府高官によると、ネタニヤフ首相がバイデン米大統領に司法改革の合意を目指すと話していたが司法改革を強行したため、米政府の信用が下がっていると述べた。首相は米大統領との会談が9月頃になると話していたが、米政府側では秋頃とのみ予定しているとのこと。(7/27)

 

【司法改革が医師にも影響】(Y)
厚生省は上級医師との会議を開き、司法改革案通過後に多くの医師が国を離れ外国にキャリアを見出そうとしていることについて議論した。医師らはより多くの医師が現在移住を検討していることに警鐘を鳴らした。(7/27)

国際情勢

【パレスチナ指導者会議に暗雲か】(Y)
トルコで予定されているパレスチナ派閥指導者会議を30日に迎える中、アッバス議長は現在拘束されている囚人を釈放するというハマス指導者の要請を拒否した。これに対しイスラム聖戦指導者は囚人が釈放されない限り会議への出席を拒否すると発表している。(7/27)

 

【スウェーデンで再度聖書冒涜か】(Y,P)
スウェーデンのストックホルム警察は聖書に火をつける集会を再度認可した。集会を申請した女性は、この集会を組織的に侵害されている子供たちの権利のための表明としている。これに対しイスラエルの閣僚は非難を示し、大使館に対応を求めた。(7/27)

◯ 文化

【ティシャ・ベアブに世俗派が断食】(P)
世俗派の人々が現政権への抗議を断食という宗教的な方法で表明。多くの人々ティシャ・ベアブの日に合わせ断食を決行した。ティシャ・ベアブはエルサレム神殿崩壊が起こるなど、イスラエルにとって喪に服す祈念日となっている。(7/26)

 

【キリスト教徒もティシャ・ベアブ記念】(P)
27日に100人ほどのキリスト教徒が神殿の丘を訪問し、何千ものユダヤ人とともにティシャ・ベアブを記念した。グループの指導者はユダヤ人を真似するのではなく、支援したいと述べた。(7/27)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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