【アラブ人とドゥルーズ人に健康格差判明】(P)
バルイラン大学が主導した最近の研究によると、イスラエルのアラブ人とドゥルーズ人は、新型コロナウイルスに感染後1年以内の健康関連の状況がユダヤ人よりも悪いことが判明した。研究では移動能力や心身の健康など5つの分野で調査した結果、健康格差の広がりが判明したという。(7/28)
【司法改革案否決への明言避ける】(Y,P)
ネタニヤフ首相は米大手メディアの取材に対し、先週通過した司法改革法案が最高裁で否決された場合判決に従うと明言することを避けた。首相はミアラ司法長官の解任については「議論のテーブルにも上がっていない」と可能性を否定。(7/28)
【司法改革の混乱が敵に好機か】(Y)
IDF情報局は司法改革での予備役兵召集拒否の影響で、敵対国がこの状況を好機と見ている可能性を、直接かつ個人的に何度も警告している。当局の分析によると、イランやヒズボラなどは予備役制度内の危機と軍事資産の脆弱性を注意深く監視しているとのこと。(7/28)
【閣僚がLGBTQ支援に反対】(Y)
超正統派のシャス党マージ厚生相は、28日にLGBTQカップルに養子縁組を認めることに反対。反対を表明した書類はミアラ司法長官の提出したもので、LGBTQのカップルが差別的行為と示されたものを変える要請によるもの。(7/28)
【野党党首、諸国のサポート示す】(P)
労働党ミカエリ党首は司法改革案通過後に諸国の社会民主主義の政治家から支持の連絡を受けたとSNSに投稿。同党首をはじめ野党議員らは司法改革案に抗議し採決をボイコットしている。(7/29)
【テロ被害者への補償案進む】(Y)
30日の週次閣議では、テロの被害者への補償を約束する法案が第一読会を通過した。被害者は補償として最低1千万シェケル(270米ドル相当)を受け取る事が可能になる。この法案は第一読会で賛成26票対反対6票を確保し、次の読会へ進むことに。(7/30)
【省庁での女性代表減少に懸念】(Y)
前政権の厚生省局長を務めていたモラン氏によると、政権内での女性のとように欠如があるとのこと。現政権の各省庁局長34名のうち女性は2名のみとなっている。(7/30)
【首相、広い合意に意欲か】(P)
ネタニヤフ首相は夏期国会の閉会を踏まえ、合意を得るために夏期休暇を利用したいと述べた。この発言は、多くの与党議員が野党との広範な合意と同意を得て司法改革を進める決意を表明した後に出された。(7/30)
【ヒズボラとの対決危険性大か】(Y)
治安当局とIDF関係者はネタニヤフ首相との軍事会議で、北部でヒズボラとの衝突が起こる危険性が2006年の第二次レバノン戦争以来最も高いと述べた。また、首相はレバノン国境付近での武器密輸の状況についても説明を受けた。(7/31)
【一夫多妻のベドウィン人への支援打ち切り】(P)
国会は一夫多妻制のベドウィン人家族に対する土地の追加提供や財政的補助を停止する法案を通過。これまでベドウィン人は、国内に多数ある未承認の集落を規制する政府の試みの一環として、土地と家族への財政的補助金を受け取っていた。(7/31)
【兵役募集期間開始、9月まで】(P)
IDFの新兵募集期間が開始し、何千人もの若者が兵役に入った。新兵のうち57.6%は男性で、戦闘部隊の42.4%が女性となった。新兵の平均年齢は18.9歳で、17歳から30歳までの若者で構成されている。また新移民も多く、ロシアやアメリカ、エチオピア、ウクライナ、フランスなどからの兵が入隊した。(7/31) |