ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【ヘブロンでのテロ容疑者逮捕】(Y)
治安部隊はヘブロンでイスラエル人女性が殺害され男性が重傷を負ったテロ事件に関わった疑いで、パレスチナ人2人を逮捕した。逃走に使った車両は燃やされていたという。ガラント防衛相はこの逮捕についてシンベトや警察、治安部隊を称賛した。(8/22)

 

【イスラエルがダマスカス攻撃】(Y)
シリア報道はイスラエルがダマスカスの標的を攻撃したと発表。この攻撃でシリア軍兵が死亡したとのこと。今年に入ってイスラエルからの攻撃は23回目で、ロシア軍施設が3ヶ所破壊されたという。(8/22)

 

【入植者が暴徒化】(Y,P)
入植者らは21日深夜、ヘブロンのテロの報復攻撃でパレスチナ人車両のタイヤを燃やしたり投石をしたりして駆けつけた治安部隊と衝突した。入植者らは治安部隊に催涙ガスなどを投げつけ、部隊の一人が負傷。入植者1人が逮捕された取調べのため連行された。(8/22)

 

【大規模デモが決行予定】(P)
25日にキリヤト・アルバのベングビル国家治安相宅前で大規模なデモ活動が予定されていることが明らかになった。毎週同相宅前で抗議活動を行なっている団体が他の団体も招待する形。近頃は司法改革の抗議だけでなく、女性の権利やテルアビブ市内鉄道の安息日運行などのデモ活動も盛ん。(8/22)

 

【アラブ人4人が銃撃により死亡】(P,H)
ガリラヤ西部のアラブ地区で市長候補を含む4人が頭部を撃たれて死亡する事件が発生。ヘルツォグ大統領は「イスラエルのアラブ人社会の全ての人が今不安や痛みを抱えている」と称し、「断固とした措置を必要とする緊急事態だ」とアラブ人死亡者の増加に危機感を示した。今年に入って国内のアラブ人の事件死亡者は156人に上り、去年の今頃の68人を大きく上回っている。(8/22)

 

【政府サイト装う詐欺横行】(P)
国家デジタル庁は、政府のウェブサイトを装ったフィッシング詐欺が発生していると警告した。詐欺サイトに使われるURLは正規のURLと若干異なると注意を呼びかけた。(8/23)


【デモ中に警官刺される】(P,H)
5月に交通事故で当時4歳のエチオピア系の子どもが死亡した事件で、検察が容疑者の女性を不起訴とした件に対する抗議活動の中警官が刺される事件が発生。犯人はデモ参加者だったが犯行後すぐに逃走。警官は病院に搬送され治療を受けている。(8/23)

 

【地滑りで男児が死亡】(Y,P)
エン・ゲディ地区の滝付近で地滑りが発生し、8歳の男児が死亡した。また男児の母や妹を含む8人が負傷。環境省はこの地域の調査を開始するとのこと。(8/24)

 

【ラビが身分偽り性犯罪】(Y,P)
警察は23日、身分を偽って女性と性的関係を持ったとしてエルサレム在住のイェシバのラビを逮捕した。容疑者は2児の父親で、出会い系サイトでは世俗派の独身男性と偽っていた。容疑者には複数の強姦や性的犯行の疑いがかけられている。(8/24)

 

【アラブ組織争いの武器押収】(P)
シンベトと警察は共同作戦により、爆発物を含むイランからの武器を所持していた4人のイスラエル人を逮捕したと発表。アラブ地域で続いている組織同士の争いに使用される予定だったよう。また、ヒズボラがイスラエル人を利用し武器密輸ルートを広げようとしていたことも判明した。(8/24)

内政

【NY市長来訪】(Y,P)
ニューヨークのアダムス市長が来訪し、3日間滞在する。同氏はエルサレムのライオン市長と会談したり、ネタニヤフ首相や司法改革抗議デモ指導者と会談するなど旅程を過ごしている。ニューヨークは世界最大のユダヤ人都市でもある。(8/22)

 

【キリスト教団体へのビザ発行制限】(P)
大規模キリスト教団体ICEJの常駐職員の就労ビザが発行されない問題について、入国管理局の責任者が弁護士と接触しビザ政策の見直しを進めていると話した。ICEJ副会長は過去18ヶ月間に渡り徐々にキリスト教への圧迫が強まっていると指摘し、同団体職員は宗教ビザではなく制限の多いボランティアビザを取得せざるを得ないと述べた。(8/22)

 

【欧州へのパスポート要請増加】(Y)
欧州各国の大使館によると、ここ数カ月で欧州のパスポートや移民ビザを取得したいというイスラエル人からの問い合わせが大幅に増加している。このような要請の増加を報告しているのは、フランス、オランダ、ルーマニア、ポルトガル、スペイン、ドイツ、イタリア、バルト三国の大使館。(8/23)

 

【野心的な入植計画提案】(Y,P)
ネタニヤフ首相に向けてサマリア地域評議会議長より、ヨルダン川西岸地区の入植者100万人を目指す計画が提案された。この計画は1年間入植者や建築家によって検討されており、空港や鉄道の建設も含まれている。(8/23)

 

【西岸地区の安保会議実施】(P)
ガラント防衛相はIDF幹部と共に入植者指導者らと会談を行い、近頃のパレスチナ人テロについて議論した。同相はまた、IDF幹部にヨルダン川西岸地区での違法武器を押収するよう指示。また、危険な区域での交通渋滞にともなったテロを防ぐため、フワラ近郊に迂回道路を建設する計画も進んでいるとのこと。(8/23)

 

【ホロコーストに性的少数派責める声】(P)
ホロコーストの責任の一端をLGBTQ+コミュニティに追求する内容のパンフレットがハイファとロシュ・ハアインで2週連続で配布された。作成者や配布者の身元は依然として不明。米国ホロコースト記念博物館によると、当時5千人から1万5千人が同性愛犯罪者として強制収容所に送られたという。(8/23)

 

【猛暑にあえぐ人々に電気供給】(P)
キリスト教徒とユダヤ人の国際共同活動(IFCJ)とイスラエル電気公社は共同で困窮するイスラエル国民への電気供給を行うことに合意した。供給を受ける人々の中には700人のホロコースト生存者が含まれている。また、この供給を行うために800万米ドル相当のエネルギー基金を設立したという。(8/24)

国際情勢

【イランが最新偵察機発表】(Y)
イランは22日、最新の無人偵察機を公表。本機は最高時速210キロで2万4千フィート上空まで飛行可能で、最大300キロの弾薬を搭載可能。機体にはヘブライ語でシェルターを準備するよう呼びかける文言が書いていたとのこと。ライシ大統領は「我が国も先進的技術国家だと言い切ることができる」と演説で述べた。(8/22)

 

【レバノンでイスラエル商品販売】(Y)
レバノン国防省は、国内の商業施設に紛れ込んでいたイスラエル製品を押収したと発表。イスラエルとレバノンは現在国交を結んでいないため、レバノン当局は製品の流通ルートを調べている。該当製品の販売企業は、ヨルダン川西岸地区の業者に販売した過剰在庫の可能性があり、何らかのルートで他国に渡った可能性があると述べている。(8/22)

◯ 文化

【ベドウィン初の女性救急車運転手に】(P)
ベドウィン人の町クセフェに住む23歳の女性が、厳しい訓練を経て町で初めての女性救急車運転手となった。女性は6年前から救急サービス(MDA)のボランティア活動を行っており、8月中旬に免許を取得したという。(8/24)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
正しく表示されない場合はこちら
このメールは、シオンとの架け橋からのメール配信をご希望された方に送信しております。今後も引き続きメールの受信を希望される方は こちらをクリック してください。 今後メールの受信をご希望されない方は、こちらから配信停止手続きが行えます。
本メールは sorami@zion-jpn.or.jp よりsorami@zion-jpn.or.jp 宛に送信しております。
シオンとの架け橋、京都府


配信停止 | 登録情報更新 | 迷惑メールと報告する