ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【シャバットの夜に死傷者】(P,H)
ヨルダン川西岸地区のラマラ近郊で、イスラエル人入植者とパレスチナ人の衝突が起こり、19歳のパレスチナ人が銃撃により死亡。また同時刻に起こった複数箇所での事件で2人が死亡。(8/4)

 

【北部で自然火災】(P)
北部のゲシェルで大規模な火災が発生。消防団が出動したが強風の影響で鎮火に困難が発生している。またガリラヤ湖沿いを通りゴラン高原に向かう道路にも煙が充満し、一時通行止めとなった。(8/4)

 

【テルアビブでテロ】(Y,P,H)
テルアビブの繁華街で銃乱射テロが発生、巡回中の警官が発砲により死亡した。もう一人の警官が迅速に対応し、テロリストを射殺した。テロリストは6ヶ月間指名手配されていた。(8/5)

 

【国家治安相休暇中にデモ】(P)
キプロスでイスラエル人デモ隊が5日朝に集まり、ベングビル国家治安相が休暇で滞在していたホテルの前で抗議した。デモ隊は警察の許可を得て、ホテル周辺を大音量で行進する予定だ。(8/5)

 

【米に不法入国手引か】(P)
米国へのビザ免除プログラムが期待される中、米司法省はイスラエル人男性が不法入国を手引きする計画を主導していたとして4日に起訴されたと発表。男性はイスラエル人を米国に不法入国させるための組織指導や共謀に関与したとされている。(8/5)

 

【司法改革抗議デモ:31週目突入】(P,H)
テルアビブでテロ発生直後にも関わらず、司法改革抗議デモがテルアビブを中心に31週目のデモ行進を行った。指導者はデモが警察との全面協力によって行われると述べた。また一部のデモは入植者との衝突により死亡した男性の死に抗議するデモを行った。(8/5)

 

【指名手配犯への対応進む】(P)
IDFは5日にテルアビブで起きたテロ事件の犯人の自宅を発見し、住居の破壊を予定している。またヨルダン川西岸地区では4人の指名手配犯を逮捕。さらなる調査のため連行した。(8/6)

 

【シリアに攻撃、兵士4名死亡】(Y,P)
シリア国営報道はダマスカス近郊にイスラエルの攻撃を受け、防空システムが7日夜に作動したと報じた。この攻撃でシリア軍兵士4人が死亡し、4人が負傷したとのこと。この攻撃は司法改革抗議で多くの予備役兵が服務拒否してから最初のシリア攻撃となる。(8/7)

 

【旅行者が襲撃受ける】(Y)
イスラエル人旅行者がドイツのベルリンで襲撃される事件が発生。旅行者の男性が女性と2人で町を歩いていたところ、車から降りた男性3人がドイツ語で話しかけてきて、答えずにいると1人が彼を殴り2人が蹴って、車で逃走したという。男性は病院で治療を受け、警察はこの事件を反ユダヤ主義関連と見て調査を開始している。(8/7)

 

【入植者との衝突が激化】(Y,P)
2人の未成年者を含む5人のパレスチナ人が入植者との衝突に関与したとして逮捕された。彼らは加重暴行の疑いもかけられている。また警察は、この事件の中で19歳のパレスチナ人男性を射殺した入植者の男性を拘束した。男性は過激右派議員らに支援されており、自己防衛の正当性が主張されている。(8/7)

 

【別の退役軍人が自殺】(P)
退役軍人が焼身自殺を行った次の日、別の退役軍人が自殺を図り死亡した。死亡した退役軍人の遺族は障害者認定を申請して10ヶ月間軍から連絡がなかったと述べているが、IDFは申請後すぐ承認をしたと述べている。(8/7)

内政

【元高官が安全保障会議】(Y,P)
モサドやシンベト、IDF、警察庁から元高官が集まり、最高裁が政府の決定を覆した際の安全保障の対応について話し合った。(8/5)

 

【ヘブライ語教師の待遇大幅改善】(P)
帰還移民にヘブライ語を教える教師(ウルパン)らの賃金改定が調印された。政府はウルパンの待遇を改善し移民のニーズに応えることで、帰還促進を期待している。(8/6)

 

【大富豪が資金提供中止】(P)
ウォール街のユダヤ系アメリカ人の大富豪であるダンチク氏はイスラエルの有力な右派シンクタンクに数百万ドルの資金を提供していたことで知られていたが、同国の民主主義の将来と社会的不一致を懸念し資金提供を中止したと発表。同氏もフィラデルフィアの自宅や事務所で抗議の対象となっていた。(8/6)

 

【ガザのパレスチナ系米国人も渡航可能に】(Y,P)
政府は米国へのビザ免除プログラムの取り組みとして、ガザ地区からのパレスチナ系米国人の渡航を緩和する予定だと述べた。試験的な措置として、特別バスでヨルダン川西岸地区へ移動し、ヨルダンを通って外国への渡航が可能になるという。(8/7)

 

【医療従事者が抗議】(P,H)
7日に医療従事者の抗議組織は、もし政府が最高裁の判決を無視した場合、業務に従事しないと声明を発表した。指導者は「医療システム崩壊の責任は、すべて首相と閣僚にある」と述べた。(8/7)

国際情勢

【イスラム国指導者が死亡】(Y)
イスラム国の報道は4日、指導者の死亡を確認し後任を指名したと日付不明の録音で述べた。トルコ諜報部隊が4月に殺害したと発表していたが、初めての公式発表となる。(8/4)

 

【シリアに軍事機密施設】(Y)
防衛研究センターの発表によると、シリアの民間科学センターはイランの掌握によりシリア軍、ヒズボラ、イラン政権の軍事機密施設として使用されていたことが判明。化学兵器や精密ミサイルの製造が行われていることが明らかになった。(8/4)

 

【イランがクウェートに干渉か】(Y)
クウェートは4日、イラン外務大臣がクウェート外務大臣をテヘランに招待したと発表。サウジアラビアとクウェートはドラ・ガス田の独占共同権利を主張しているが、イランも利権を主張しており緊張が走っている。(8/4)

 

【レバノンから脱出呼びかけ】(Y)
サウジアラビア政府は国民に対し4日、レバノン領内から速やかに退去し、武力衝突が起きている地域に近づかないよう呼びかけた。(8/5)

 

【ザンビアで発電所設立】(P)
ザンビアでイスラエル企業が再生可能エネルギーを利用した発電所の設立が進められている。この施設は太陽光エネルギーと風力エネルギーを利用しており、先週1億ドルの投資が先週ザンビア大統領のイスラエル訪問時に決定された。(8/5)

 

【イラクでテレグラム禁止に】(P)
イラク政府はSNSのテレグラムを国家安全保障上の懸念のためブロックしたと発表。同SNSはメッセージのやり取りが中心だが、コンテンツ共有にも使用されている。政府は個人データや国家情報を漏洩する危険性があるとして閉鎖を求めたが、同SNSは要求に応じなかったと述べている。(8/6)

◯ 文化

【エルサレムで陸上選手権】(P)
U20欧州陸上選手権が7日からエルサレムで開催。48カ国から2000人以上の選手が集まり切磋琢磨する。(8/4)

 

【テルアビブの鉄道運行開始】(P)
レゲブ交通相は、テルアビブのレッドライン鉄道が18日から運行を開始すると発表。同鉄道は度々運行開始を延期していたが、すべての承認が下り正式な運行開始日が決まったよう。(8/4)

 

【大型救急ドローンの開発進む】(Y)
防衛開発研究所は救急ドローンの運用配備が近いと発表した。このドローンは最大550ポンドの重量を輸送でき、1時間ほどの飛行が可能。負傷兵や燃料などの輸送が可能になる。開発コストは1機15万ドルほどだが、開発が完了すれば価格は下がる見込み。(8/7)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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