ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【イスラエル人ヘリ操縦士が死亡】(Y)
31日に米ニュージャージー州でイスラエル人操縦士が乗るヘリコプターが墜落し、操縦士は死亡した。遺体はイスラエルに移送される予定。ヘリは空港を出発直後に水路に墜落したそうで、墜落の理由は不明。(9/1)

 

【アラブ系母親が息子に殺害される】(P)
41歳のアラブ系女性が殺害された事件で警察は容疑者4人を逮捕、そのうち2名が女性の息子だと判明した。他の2人は女性と血縁関係にはないが、知人関係にあった。当初の捜査によると女性は自身の生き方により殺害されたと見られていた。女性は7人の子供の母親で、以前より家庭内暴力を訴え保護施設に入っていた。(9/1)

 

【9人の指名手配犯を逮捕】(Y,P)
治安部隊は31日夜と1日朝にヨルダン川西岸地区で活動し、9人の指名手配犯を逮捕した。また31日にウクライナから移民した兵士を殺害し5名を負傷させたテロリストの自宅も破壊した。(9/1)

 

【エリトリア大使館前で大暴動】(Y,P,H)
1日にテルアビブでエリトリア大使館主催のイベントに対する抗議デモの最中、数百人のエリトリア人難民申請者と警察の間で暴動が発生。この暴動で39人が逮捕され100人以上が負傷、30人以上の警官が負傷したと報告された。(9/2)

 

【司法改革抗議デモ:35週目】(P)
司法改革抗議デモが連続35週目を迎えた。テルアビブではエリトリア大使館前の暴動により定例的に行っていた行進は中止され、大きな交差点で国歌を歌うなどの活動にとどまった。テルアビブ以外の都市では行進も実施された。(9/2)

 

【演習場でラクダレース】(P)
1日に、未承認のベドウィン村付近にある南部のツェエリム基地演習場でベドウィン人らがラクダの賭博レースを行っていた事が分かり、7人が逮捕された。また治安部隊は付近に麻薬栽培現場3箇所を発見し、合計940本のマリファナを押収した。(9/2)

 

【アラブ地区で宗教指導者が死亡】(P,H)
北部の町クファル・カラでイスラム教指導者が射殺される事件が発生。今年に入ってアラブ地区での事件死亡者は159人目で、同町では24時間以内に2件の殺傷害事件が発生している。(9/2)

 

【アラブ地区でゼネスト】(P)
アラブ地区での殺人事件急増を受けて、委員会はアラブ地区に非常事態を宣言し、ゼネストが予定された。(9/3)

 

【子どもが走行中の車にくくりつけられる】(Y)
1日に5人の子どもが走行中の車後部にくくりつけられている動画がSNSに投稿された。警察はラモット地区で車両の所有者を発見したが、車両の所有者は法廷で当時は運転しておらず、彼らが甥だと述べた。警察はさらなる捜査を実施する予定。(9/3)

 

【キプロス島で強姦の男性ら逮捕】(Y,P,H)
キプロス島でイギリス人女性を強姦した疑いで6人のイスラエル人男性が逮捕された。3日に女性が警察に訴えを出し、容疑者らは勾留延長のため4日に裁判を受けた。ネタニヤフ首相が5ヶ月ぶりの外交訪問でキプロス島を訪問中の事件。(9/4)

 

【ジェニンで指名手配犯3人逮捕】(Y,H)
IDFがジェニンで作戦を展開し、指名手配中のハマス工作員3人を逮捕した。ジェニンでIDFが活動するのは7月の大規模作戦以来。武装集団からの投石など反撃はあったが、ドローンを使用して応戦し、IDFに負傷者はいなかった。(9/4)

内政

【行政拘禁数が過去最高に】(P)
NGOの発表によると、イスラエルでの行政拘禁人数は過去30年最高の1,264人に達した。これは2003年の第二次インティファーダ時より100人以上多い人数。(9/2)

 

【ポルトガル国籍申請増加】(P)
ポルトガル国籍を申請するイスラエル人が過去2年間で急増しており、昨年には2万975人を記録。過去の異端審問で追放されたユダヤ人子孫のために2015年に法律が可決され、国籍申請が容易になったため。実際に移住する人々は少なく、イスラエルの治安悪化時の移住先として申請している面も。(9/2)

 

【研究者や高官が記念館長支持】(Y,P,H)
ホロコースト記念館長の辞任危機を受け、研究者123人が首相と教育相に書状を送った。米国特使やEU高官も館長の続投を支持。(9/3)

 

【金利率は現状維持、インフレ緩和か】(P)
経済混乱が続いているにも関わらず、イスラエル銀行は今月の金利を現在の水準の4.75%に維持すると予想されている。データによるとクレジットカードの支出金額が例年より減っており、国民が出費に慎重になることでインフレが低下し経済成長が緩やかになっている兆候が見えている。(9/3)

 

【モロッコ参議院議長がイスラエル国会訪問】(Y,P,H)
モロッコの参議院議長は7日にイスラエル国会への訪問を予定していると3日発表。モロッコ当局者の初の国会訪問になる。(9/3)

 

【エリトリア人亡命受け入れを検討】(Y)
ネタニヤフ首相は3日に特別閣僚委員会を招集し、2日にテルアビブで起きたエリトリア人亡命希望者による暴動について話し合い対策を検討した。現在50名以上の亡命希望者が警察署で勾留されている。(9/3)

 

【暴動を受けて不法滞在対策強化】(P)
2日にテルアビブで起きたエリトリア亡命希望者の暴動を受けて、政府は特別会議後不法滞在者の就労ビザの取り消し検討と発表し、移民基本法の制定を推進することで合意した。(9/4)

 

【政府専用機の処女航空を発表】(Y,P)
イスラエルの指導者専用飛行機となる「シオンの翼」が11月に処女航空としてドバイへネタニヤフ首相とヘルツォグ大統領を移送する予定が明らかになった。この専用機は首相によって製造を委託され、今月下旬に試験運転が予定されている。機内にはボタン一つで手術室に変貌する会議室が設置されるなど、米大統領専用機と同等の機能が備えられているよう。(9/4)

国際情勢

【パレスチナと米国代表団が会談】(Y)
サウジアラビアでパレスチナ代表団と米国代表団が会談を予定。イスラエルとサウジアラビア間の国交正常化におけるパレスチナへの関係について話し合う予定で、国交正常化に関連した会談をパレスチナ・米国間で行うのは初めて。(9/4)

 

【バルセロナがテルアビブと姉妹協定復活】(Y)
スペインのバルセロナは4日、パレスチナ問題を理由に昨年2月に破棄されたテルアビブとの姉妹都市協定を更新すると発表した。新市長が就任して2ヶ月後の発表。テルアビブ市長はこの発表を歓迎した。(9/4)

◯ 文化

【代表団がブラジルを訪問】(P)
医師と科学者の3名からなる代表団はブラジルへ訪問し、4日間の日程で同国との医学的・技術的協力可能性について模索した。代表団は学生に向けて大規模な講義を行ったり、商工会連合の式典に参加したりと充実した期間を過ごした。(9/1)

 

【新学期始まる】(P)
1日に国内の学校が始業式を迎え、数百万人の生徒が学び舎に向かった。ヘルツォグ大統領夫妻やネタニヤフ首相、キッシュ教育相もいくつかの学校の始業式を訪問し生徒とともに授業を受けた。(9/1)

 

【フラッグフットボールで金メダル】(P)
イタリアで行われたフラッグフットボールの欧州ユース選手権で、イスラエルU17男子代表は初の金メダルを勝ち取った。安息日を尊重して1試合を棄権したにも関わらずの結果で、関係者は喜びの声を上げている。(9/4)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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