ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【初代首相の像に放火】(P)
15日夜にテルアビブのビーチにあるベン・グリオン初代首相の像に放火したとして、34歳男性が逮捕された。事件の詳細は明らかになっていないが、テルアビブ市長は像の復元を約束した。(9/16)

 

【ハマス駐屯地攻撃】(Y,P,H)
IDFは15日にガザの国境近くで暴動が起こる中、ハマスに属する軍部駐屯地を空爆したと発表。暴動発生時には爆発物や手榴弾がIDFに投げ込まれた。パレスチナ保健省は9人のパレスチナ人が負傷したと発表。(9/16)

 

【キプロスの性的暴行事件で5人起訴】(Y,P)
2週間前にキプロス島で起きた強姦事件で、5人のイスラエル人男性が起訴された。当初は2人が逮捕され拘束されていたが、釈放されていた残りの3人にも容疑があったことが判明。(9/18)

 

【休暇の中で警備強化】(Y)
新年を迎えユダヤ教聖日を過ごす中、テロ攻撃の警告が通常と比べ15%増えたとして、警察と治安部隊は全国的に警備の強化を行った。また銃器使用許可状を持つ民間人には自衛のため武器を持ち歩くよう指示した。(9/18)

内政

【外務省公式アバターが始動】(P)
外務省は人工知能を使用して最大8ヶ国語を活用できるアバターを導入。外交官が作成した文書に基づいた情報ビデオを複数言語で作成できるようになった。(9/15)

 

【司法改革の公聴会が2回目の延期】(P)
14日に予定されていた司法選考委員会の召集を求める請願に関する公聴会が延期され、10月23日までに行われることが決まった。レビン法相はこの公聴会に別の代理人を出席させることをと求め会の延期を7月から行っていた。(9/15)

 

【司法改革案審査用に裁判所設立か】(P)
カルヒ通信相は15日、司法改革案の審査のために憲法裁判所を設立する法案を提出。高等裁判所に権限を与え、最高裁から司法改革案審査を引き離すという内容。(9/15)

 

【女子神学校が開校】(P)
北部で複数の宗派を受け入れる女子神学校が開校。ユダヤ教の世俗派や正統派の生徒を受け入れ、高校卒業後の1年間でシオニズムやユダヤ人思想について学ぶコースを展開する。(9/16)

 

【米大統領と会談を予定】(Y,H)
ネタニヤフ首相とバイデン米大統領が、20日に行われる国連総会に合わせて会談を予定していることが分かった。サリバン米大統領補佐官によると、両者は中東地域の幅広い問題やイラン抑止について話し合う予定。(9/16)

 

【司法改革抗議にイランとの関連を示唆か】(Y,P)
ネタニヤフ首相が米国に出発する前の演説で、在米ユダヤ人がイランやパレスチナ解放機構と協力し司法改革抗議を行っていると発言。これに対し在米ユダヤ人団体からは、離散しているユダヤ人に対する宣戦布告だと非難の声が。(9/17)

 

【停電頻発も改善ならず】(P)
中央部に位置するヤブネ市の市長は市内での停電が2ヶ月前から20回以上発生している状態を受け、カッツエネルギー相に即時対応を求めた。停電被害は数年前から頻発しており、2ヶ月前に電力会社との会合が行われたが状況は改善していない。(9/17)

 

【イーロン・マスク氏と会談】(Y,P)
ネタニヤフ首相はカリフォルニアでイーロン・マスク氏と会談。AIの危険性と可能性や司法改革について議論を展開した。また会談ではSNSのX(旧ツイッター)上で反ユダヤ主義の投稿が増加している件についても言及。(9/18)

 

【ドイツ大使が公聴会出席で物議醸す】(Y,P)
駐イスラエル・ドイツ大使が司法改革に関する公聴会に出席したとして、両国の間に緊張が高まっている。また大使は公聴会の様子を録画したことも外務省から挑発的だと捉えられている。(9/18)

 

【影響力ランキングで11位】(P)
米メディアが世界の影響力を持つ国ランキングを発表。イスラエルは11位に位置づけられ、その規模にも関わらず世界に影響を与えていると評された。(9/18)

国際情勢

【オーストラリアで反ユダヤ主義】(P)
オーストラリア連邦裁判所はビクトリア州に対し、州立学校でいじめや差別に直面したユダヤ人学生5人に賠償金を支払い謝罪するよう命じた。校長が父親はナチスに属していたが善良な人だったと話し、その後校内で反ユダヤ主義的事件が相次いだという。(9/15)

 

【米有名大学で反ユダヤ書籍採択か】(Y)
米プリンストン大学の学長は反ユダヤ主義の内容が含まれる書籍がシラバスから削除されるよう求められていることについて、学問の自由と書籍を選んだ教師の支援を表明した。この書籍については米下院議員も公に同学に対しシラバスからの削除を求めている。(9/15)

 

【ウマン旅路でイスラエル人逮捕相次ぐ】(Y,P)
ウクライナのウマンへ巡礼が始まっているが、交通事故でウクライナ女性が死亡する事件や麻薬の密輸が発見され計7人のイスラエル人が逮捕されている。これらの事件については外務省が対応している。(9/15)

 

【ロシュ・ハシャナ記念巡礼で近隣住民不満】(P)
ウクライナのウマン巡礼のさなかで2日連続でイスラエル人が逮捕された。50歳イスラエル人男性は財産破壊の疑いで取り調べのため逮捕された。ウマンには3万7000人以上の派巡礼者が訪れているが、住民からは騒音被害など不満を表している。(9/16)

 

【サウジアラビアが国交正常化を敬遠か】(Y,P)
アラブ報道によると、サウジアラビアがイスラエルとの国交正常化についての会談を停止すると米政府に伝えたとのこと。同国はイスラエルの極右派の動きが和平交渉を妨げているとしている。ブリンケン米国務長官はこの件について、パレスチナ側との交渉も非常に重要であることは明らかだと述べた。(9/17)

 

【エリコがパレスチナ世界遺産として認定】(Y,P,H)
ユネスコはエリコの遺跡を世界遺産と認定したが、パレスチナに属する世界遺産として登録。パレスチナの世界遺産登録数は4つとなった。この決定に対しイスラエル外務省やシオニスト団体からは非難の声が上がった。(9/17)

 

【ウマンで男性1人死亡】(Y)
ロシュ・ハシャナを祝うため4万5千人以上のユダヤ人巡礼者がウクライナのウマンを訪れたが、55歳の男性がラビの墓の前で倒れ死亡する事件が発生。また死傷者を含む事件が複数発生し、ウクライナ警察は千人以上の警官を配置するなどして警備強化を図った。(9/18)

 

【サウジアラビアとの交渉は進行中】(Y)
米国務省は18日、サウジアラビアがイスラエルとの国交正常化についての会談を停止したというアラブメディアの報道を否定した。同省はSNSで交渉は進行中で、更なる対話を楽しみにしていると述べた。(9/18)

 

【在米イスラエル人の市民参加レベル調査】(Y)
米市民ネットワークの調査によると、ロサンゼルスに在住のイスラエル系アメリカ人は投票率は高いが請願書記入などの市民参加レベルが比較的低いことが判明。代表者はイスラエル系アメリカ人がイスラエルと米国の関係に大きな影響を与えると述べている。(9/18)

 

【サウジが神殿の丘巡礼を非難】(P)
サウジアラビアはロシュ・ハシャナの記念としてユダヤ人らが神殿の丘に巡礼した件を「イスラエル占領軍による襲撃」と称して非難した。巡礼者は17日、厳重な警備とともに神殿の丘を訪れた。(9/18)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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