【国連総会の演説で和平に意欲】(Y,P,H)
ネタニヤフ首相は国連総会の演説で、サウジアラビアとの和平は新たな中東を生み出しユダヤ教とイスラム教をより密接なものにするだろうと述べた。また旧約聖書を引用し、中東地域の国々は「祝福かのろい」の選択を迫られていると述べた。(9/22)
【大贖罪日を前に一致呼びかけ】(P)
24-25日にヨム・キプール(大贖罪日)を控え、正統派ラビ団体は政治的分裂で揺れる国民に一致を呼びかけた。ヨム・キプールはユダヤ暦で最も重要な聖日で、世界中のユダヤ教徒が断食し神に罪の赦しを求める。(9/22)
【ヨム・キプール戦争回顧】(P)
ハレヴィIDF参謀総長はヨム・キプール戦争50周年を記念し、IDF兵に書簡を公開した。1973年に勃発したこの戦争は第四次中東戦争とも呼ばれ、国民が大贖罪日に断食を行っている中エジプト・シリア両軍が二方面から攻撃を開始した。参謀総長は書簡の中で開戦時の状況を振り返り警告の遅れは歴史上最悪の失敗だと述べ、教訓を強調するとともに約3000人の戦没兵士を称えた。(9/22)
【米国との保健関係強化】(P)
21日にイスラエルとアメリカの保健相が両国間の協力を強化する覚書に署名。メンタルヘルスや食品安全保証、医薬品認可やゲノム医療の分野で協力を約束した。(9/22)
【演説で示した地図に批判】(P)
ネタニヤフ首相は国連総会での演説にヨルダン川西岸地区とガザ地区をイスラエル領土とした地図を参照し、批判を浴びている。ハマス指導者は首相の行動を非難しアラブ諸国に和平プロセスのボイコットを呼びかけた。(9/22)
【ドゥルーズ指導者がベドウィン女性徴兵に抗議】(P)
ドゥルーズ人指導者は、IDFがベドウィン人女性を徴兵したことを受け抗議の書簡を軍に送った。指導者は関係維持のためこのような徴兵を正常化しないよう求めた。(9/22)
【ビザ免除プログラム参加目前か】(Y,P,H)
米国は23日、イスラエルに対しビザ免除プログラムへの参加要件を遵守したことを非公式に通告した。米国務長官がイスラエル側の受け入れを確認し、その後米国土安全保障長官が公式宣言に署名する予定。参加が決定すれば11月中旬からオンラインでビザの取得が可能になる。(9/24)
【ネタニヤフ首相がNY訪問終了】(Y)
ネタニヤフ首相がバイデン米大統領との会談や国連総会での演説を含む1週間のNY訪問を終え帰路についた。首相は声明で訪問は成功に終わったと述べ、演説がサウジアラビアで放映されたことや2ヶ国が大使館をテルアビブからエルサレムに移転する意欲を見せたことに満足感を示した。(9/24)
【出生手続きに宗教上の障害発生】(Y)
ハダサ大学医療センターの職員は、正統派ラビではなく改革派ラビの承認の下結婚した夫婦の子供の登録を、ロシュ・ハシャナにより資格を持つ上級事務員が不在だからという理由で拒否。夫婦は土日であっても登録を許可すべきだと非難。イスラエルでは正統派ラビの承認によらず結婚した夫婦から生まれた子供は身分登録をする必要がある。(9/24)
【抗議デモ参加の兵士に処分か】(P)
IDFは23日にテルアビブで行われた司法改革抗議デモで国歌を演奏した兵士に対し、処分を下すと発表。兵士は抗議デモへの参加について上官に許可されたと訴えている。(9/24)
【ビザ免除プログラムは未定】(P)
米政府はイスラエルのビザ免除プログラムについての報道を時期尚早と一蹴。米国土安全保障長官は米国務長官と協議の上、数日以内に決定を下す予定であり、イスラエルの報道時期を批判した。(9/25) |